第七章「女子中学生 長澤珠衣(ながさわ たまえ)2」 |
「よしじゃあ、これからやることは医療行為だから恥ずかしがらずに何でも言うことを聞かなきゃ駄目だよ」 「はい……」 水泳部だという珠衣。スクール水着を着ていない部分だけ日焼けした肌は、まるで白い水着を着ているようで、それが幼い身体を妙に艶かしいものに見せている。 知らないおじさんの前で羞恥に小さく肩を震わせる姿も、ミノルには淫靡なものに感じた。 「ほら、言ってる側から恥ずかしがってるじゃないか。ちゃんと胸は隠さずに、背筋を伸ばす」 「でも……」 先ほどは吹っ切れたと思っても、パンツ一枚で立たされてジッと穴が空くほどコンプレックスの大きな乳輪を見つめられれば、無邪気な珠衣だって手で隠したくもなる。 「よし、じゃあこれから恥ずかしがったり、躊躇したらそのたびに罰ゲームってことにしようか」 「ええっ」 「それぐらいのペナルティーは課さないと面白く無いだろう。罰は何がいいかな」 「ううっ、罰ってなんだか怖いです。お手柔らかにお願いします」 一方的な罰ゲームの提案にも、珠衣は抵抗しない。 言うことを聞かせるのは、拍子抜けするぐらい簡単な子だ。こんなにチョロくていいのだろうか。 「じゃあ、まずはキスするのはどうだろう」 「えっ、キスってその」 全く遠慮のないミノルは、思いつきでとんでもない提案をする。 「そのままの意味だよ、俺にキスしてくれればいい」 「ええっ! いや、でも私は……キスとかしたことないので分らなくて!」 珠衣は明らかに困惑している。分からないので、したくないと言い訳。 「……」 そんな彼女をジッと眺めて、ミノルは黙っている。無言の圧力、許してはくれない感じ。 「あっ、あのじゃあ……」 チョンと、唇をミノルのほっぺたにくっつけた。小鳥のようなキスだ。 「……これでいいでしょうか」 珠衣の顔が真っ赤になっている。たったこれぐらいで可愛いなあと思いつつ、ミノルはニヤッと相好を崩す。 「いいけど、するときに恥ずかしがったし、躊躇しちゃったからまた罰ゲームだな」 「そんなぁ、いじわるですねえ」 珠衣は子供らしく拗ねてみせる。見た目が年齢よりも子供っぽく愛らしい珠衣は、たいていの相手なら、そうすると許してくれるのだがミノルは厳しい。 「ほら、早くしないとペナルティーが加算していくよ」 「えっ、えっ、ああはい!」 大人に脅されると怖い珠衣は、急き立てられるようにしてミノルの血色の悪い分厚い唇に、自分の桜の花びらのような小さな唇を押し当てた。 一瞬の柔らかい感触、たいしたことはないのだが、可愛らしい少女が自分から接吻をしてくれたことに、ミノルの心は暖かくなる。
「よし、これでいいだろう……んっどうした」 さっきまで明るかった珠衣の顔が俯いて、暗い表情になっていたから気になる。 「私、よく考えたら初めてキスしたんですよね」 「なんだ、俺みたいなオッサンが相手じゃ嫌だったか」 慌てて顔を上げて、珠衣は訂正する。 「いえっ、そうじゃないんです。そうじゃないんですけど……」 こういうことって、好きな人同士でならいいことなのだろうけど、そうじゃないなら……上手く説明できないけれど、珠衣には抵抗があった。なにか悪いことをしてしまったように感じていたのだ。 「罰ゲームって言ったけど、これも君の身体を治すために大事なことなんだから、そうだなあキスしたといっても、キスの練習をしたと思えばいいよ」 「練習ですか?」 「そうだよ、もう彼氏がいるんならまずいかな」 「いやいやいやー、そんな人居ないです!」 「じゃあ、将来彼氏ができたときのための予行練習みたいなものだ」 滅茶苦茶な理屈なのだが、単純な珠衣にはそれが通ってしまう。 「そうですね、練習なのですね。わっかりました!」 珠衣は、元気な返事を返す。こんな理屈が通ってしまうほうが驚きだ。本当にわかったのかを確かめるために、ミノルはパンツ一枚で裸の珠江を抱きしめた。ここまでされても、拒絶はない。 こりゃチョロい。 「キスなんて、欧米では親愛の挨拶みたいなもんだからね」 欧米になど行ったこともないミノルが勝手なことを言っているが、珠衣は大人にそういうことを言われると、他愛もなく信じてしまう子供だった。 しかも、部活動で先輩からの言うことは絶対だと教えられている。 「そ、そうですか、そうですよねぇ」 「俺は、珠衣ちゃんのことが好きだからな。だからこれは親愛の挨拶だよ」 チュッと今度はミノルから接吻するが、今度は抵抗がなかった。 「好き……ですか、なんだか恥ずかしいですね」 珠衣は複雑そうな表情をした。嫌がってもいないのだが、喜んでもいない。頬を赤らめているので恥ずかしがっているのかもしれないが、その瞳に浮かぶのは当惑である。 嫌悪と好意が半々ぐらいなのだろうか、いまいち心が掴めない。
しかし、ミノルはそういう相手の細かい心の動きなんて深く考えなかった。 運が味方してくれているのだから、何をやっても自分が悪くなる方向に転がるはずがないと安直に考える。 「なあ珠衣ちゃん、恥ずかしがったらペナルティーなんだが……」 「あっ、そうでしたっ!」 さきほどキスした口元を、可愛らしい手で押さえる珠衣にミノルは笑う。本当にこの子はうっかりさんだ。 「ハハッ、まあ今のはノーカンにしておく」 さっと身体を離して、仕切りなおす。 「さてと、じゃあ今から俺も服を脱ぐけど……」 「恥ずかしがっちゃダメなんですよね!」 ミノルの言葉に、珠衣がかぶせるように叫んだ。 「それはそうだが、まあいいや」 脱ぐ理由を説明しようとしたのだが、珠衣が抵抗しないのなら無い知恵を絞る必要などない。 さっさと脱いでしまう。 「先生はすごいですね、パンツも脱いじゃったのにぜんぜん恥ずかしがってないなんて……」 変な感心のされ方をされている。 「先生って……」 「ああ、先生はダメでしたか。じゃあえっとコーチとか?」 そうかこの子は水泳部だったなと、ミノルは思いだした。日焼けしている以外は、さほどに運動部らしさを感じないのだが、上下関係を叩きこまれているのだろう。 大人で年上のミノルの言うことを真に受けるのも、わからないでもない。そこも、ミノルのラッキーと言えるのかもしれないが。 しかし、ミノルは少し硬くなった一物をブラブラさせているのに、そこについては恥ずかしがる様子がない。少し緊張した面持ちで、ミノルを見つめている。 ここで恥ずかしがらせてまた罰ゲームって展開を考えていたミノルはちょっと拍子抜けしてしまう。 どうもこの娘はズレている。 「じゃあ、コーチでいいよ。今からたっぷりと君の身体をコーチングしてあげるから、覚悟していろ」 「はい、コーチお願いします」 股間を怒張させてわざとらしく嫌らしい言い方をしてみたんだが、従順だった。水泳部出身と言ってたな、そういうモードに入ったってことなのだろうか。どうもこの娘のマイペースに調子を狂わされる。 まあいいやと、ミノルは嘆息しておもむろに珠衣の身体に手を伸ばした。
「まずは、オッパイの治療だ」 五百円玉より少し大きいぐらいのピンク色の乳輪に浮かぶ突起を指で摘み上げた。大きな乳輪に反比例して、珠衣の乳首の突起はあまりにも小さい。 「はにょおおぉー!」 なんだ、なんて言いたかったんだろう? 「『あのう』って、言いたかったのかな?」 「はのぉぉ、これああぁ!」 グリグリと、乳首を指の腹で擦り上げられて珠衣は、痛みとむず痒さを感じる。 「ああこれはね、こうやって刺激することで乳首を大きくしようとしてるのさ」 指でグリグリとしていると、小粒の芯が硬くなり小豆ぐらいの大きさに成長した。 「はああっ、にゃんだかイタッくすぐったいでしゅぅ」 「乳首をこうやって自分で刺激したことはあるかな」 「ほんな、はりましぇん!」 ほとんど触れられたことのない乳首を指で強く摘み上げられるのは、あまりにも刺激が強かったのか、まともに喋れていないので苦笑する。 「まだ皮が薄いかもしれないからちょっとキツイかもしれないけど我慢してね。俺がやらないときも、こうやって自分で刺激して大きくしないといけないよ」 「うひゃ、でもぉおかしいです」 「んっ?」 指の動きを止める。疑問に思ったなら、説明しないといけない。 「はのぉ、おかしいですよ。小さくしないといけないのにぃ」 「ああ、そういうことか。よく聞いて、こうやって乳首を刺激すると大きくなるよね」 タケルは強烈な刺激は止めて、尖って敏感になっている乳首の先を優しく触れた。 「わかりませんけど、さっきよりジンジンして大きくなったような気は」 「わかったならいい、そうしてこうやって揉みしだきもする」 「あっ、それもなんか痛い」 まだ発達未了の硬い乳房を強く揉まれると、痛いのだろう。ミノルは気持ちいいだけだから、構わず揉むけど。 うんうん発展途上も良いものだ、小ぶりなのにプルンプルンと弾力があって小癪にもちゃんと揺れるAカップ。
「こうして揉んでたら乳首と一緒で乳房もやがて大きくなる。よく考えてご覧、オッパイが大きくなったら、比例して乳輪小さくなるでしょ」 「えっ、あっ……ああっ! なるほどーです!」 ようやく理解してもらえたらしい。 まあ、ミノルが言っている理屈もたいがい大嘘なのだが、それはどうだっていいことだろう。 ミノルの本当の目的は、ただ発達過程の女子中学生を性的に嬲りたいだけなのだから。じっくりと育てていければ、それも面白いなとは思うが、時間がかかりすぎて面倒くさいようにも思う。 どうしようかな~と。 あまり一人の女に深入りして固執するのも考えものだ。 可愛い女の子と出会えば、今度はもっといい女が居るかもしれないと思う。ミノルは三十二歳のこの歳まで、そうやって生きてきた。 生き方にポリシーがあるわけではないけれど、何となく決まった住処を持たず、決まった相手を持たずに流されるようにやってきた。 まだ蕾が閉じている長澤珠衣の未成熟な身体をゆっくりと開かせるというアイデアにはそそられるけれど、 この娘はいろいろとズレてるから、途中で相手をするのに、飽きてしまうかもしれない。 刹那的な生活を好むミノルは、あまりに長丁場になってしまいそうな相手には臆病なところがあった。 「ふうむ……」 「どうしたんですか、コーチ。私が何か悪いことをしましたか」 さっきまで痛いぐらいに激しく責めていたのに、急に手を止めて考えこんでしまったミノルの反応に不安を掻き立てられたらしい。 「いや、なんでもない」 「あのっ、私どうしても身体を治したいんです。こんな不格好じゃ、着替えするときも恥ずかしくって……」 「じゃあ、どんなことにも耐えられるかな」 「はい、今だって覚悟を決めてます」 返事はいい。どこまで耐えられるか、試してみたくなった。やはり、珠衣にはそそられるとところがある、ミノルは思う。 そういう予感には逆らうべきではない。
「いいだろう、じゃあ今から俺は君の身体を舐めまわす」 「えっ、舐めるんですか」 そこまでは予想外だったのか、躊躇を見せる珠衣。 「そうだよ、ペロペロと舌で舐める。嫌だったら止めるぞ」 「大丈夫です、お願いします!」 そう聞くなり、ミノルは桜色の唇にムシャブリついた。 抱きしめるほっそりとした肩が震えるが、構わずに舐め回す。乱暴にツインのお団子頭を掴んで、たっぷりと口内を隅々まで舐め回して、逃げ惑う小さな舌を蹂躙してねぶり尽くすと、チュプと、唇を離す。二人の唇の間で唾液が糸を引いた。 「……このように、舐め回すとは、もちろん口内も含まれているわけだ。それでも大丈夫か」 あまりにも呆然とした顔をしているから、思わず聞いた。 「んっ、んふうっ、ごっ……ごめんなさい。ちょっと驚いただけです。すみませんコーチ、私は平気……です」 たっぷりと舐められた唇を小さい手でさすっている。 もちろん、浅いキスも深いキスも初めてされたのだろうから。驚くのも無理はない。 しかしこれでも受け入れてしまうのかと、ミノルはニンマリ笑った。 これなら、なんでもできそうだ。 小さい乳首に吸い付いた。 「あっ、あのそんなことしたら充血して余計に」 「乳輪が大きくなるってか、よく考えてみろ乳首の先に集まれば」 「あっ、そうか小さくなりますよね」 嬉しそうにそう言った。こんなことで納得してしまうのか。 舌で転がすうちに、本当に豆粒だった乳首が小さいながらも硬く尖って自己主張してきた。 ミノルはそれでも、こんな小さな乳首から本当に母乳が出るようになるのかなと思いながら、未熟な蕾を一心不乱に吸い続けた。 「はあっ、くんんっ、ううっ……」 ふと見上げると、珠衣はホッペタを真っ赤にして下唇を噛んでいた。 「珠衣ちゃん、我慢しなくていいんだよ」 「ふえぇ?」 「これは治療なんだから、こうされて気持ちいいのか」 「ひはぁ!」 そう言いながら、ミノルは珠衣の小さな乳首の先端をクリクリする。 「痛いのか口で言ってもらわなきゃ分からない、やりすぎてしまってもいけないし、ちゃんと自分で説明してごらん」 「えっとっ、痛くはないです。変な感じっ! コーチに乳首を吸ったり、いじっていただくと、ムズムズするみたいな感じになって、声が出ちゃいます」 「それは気持ちいいってことではないの」 「分かりませんっ!」 「そうかっ、それじゃあ分かるまで続けようかな」 吸うのは少し休んで、まだ未発達の乳房を揉みながらミノルはニヤッと笑いかける。 それに珠衣は、もうやめてくれとも続けてくれとも言えず、ぎこちない笑顔を返した。
しばらく休憩の後、また執拗に小さな乳房への愛撫と乳首への吸い付きが開始される。珠衣は、「乳首がちぎれてしまいそうだ」と言いながらも、「止めろ」とは言わなかった。 「どう、乳首は感じるようになった」 「……なんだかくすぐったい。あと、コーチは赤ちゃんみたいです」 それなりに頑張って乳房への愛撫を繰り返していたつもりが、変な感想が返ってきたので、ミノルはビックリして顔を上げる。 「俺は赤ちゃんみたいか、……赤ちゃんは、好き?」 「好きです、可愛いと思います。親戚のお姉さんに赤ちゃんが居るんですけど、たまに見せてもらいますっ!」 急に饒舌になった、本当に子供好きなのだろう。子供が子供好きってなんだか面白いなとミノルは笑った。 「ふーん、それはいいね、赤ちゃん好きって言ったら女性ホルモンが出るよ」 「女性ホルモンがでると乳輪が小さくなるんですか?」 乳輪を小さくすることにとてもこだわっている。 「そうだね、赤ちゃんが出来ると、母乳をあげるためにオッパイが大きくなる。つまり乳輪は小さくなるはずだ」 「そっか、なるほどです。吸われるのもいいって言ってましたものね」 それで安心したように笑い、チューチューと珠衣の乳首を吸うミノルの髪を「大きい赤ちゃんね」と言って撫でてくれた。 そのまだあどけない笑顔に、ミノルは少しだけ罪悪感を抱く。 これから、このまだ無垢な女の子と子供ができるかもしれない行為をするのだ。 「よし、胸はこんぐらいでいいか。今度はおまんこの方を舐めるぞ」 だから、せいぜい最初は感じさせてやろうと思った。 「うそ、そんなとこ舐めちゃうんですか」 おまんこという言葉の意味が分らなくても、ミノルがどこを見ているかぐらいすぐ分かる。包み隠さず丸出しになっている、自分の大事なところをジッと見られて珠衣は逃げ腰になった。 「舐めちゃうんだよ、じっとしてろ」 逃げようとする細い腰を捕まえた。水泳部で鍛えてるとはいえ、ちびっ子に負けるような大の大人はいない。 捕まえるた小さな珠衣を、ソファーの上でまんぐりがえしにして、まだ毛も生えていない無垢な割れ目の上の部分、小さなピンク色の小粒を舌で探るように舐め始めた。 「うそっ、舐められてる、コーチぃぃ、そんなところ汚いですよぉ!」 「ここはまだ、皮を被ってるな、自分で剥いたことないのか?」 「皮ってなにぃ、ほわわぁぁぁ!?」 舌先で、コリッと肉芽を剥いてしまう。 珠衣は、全身を激しく震わせながら首をガクンガクンと震わせた。構わず、乱暴に芯を舌先で擦り上げるようにしてめくる。 先っぽをチューと吸われて、無垢な割れ目も次第にピンク色に充血して、とろりとした愛液を漏らし始めていた。 「ひああぁぁぁ! やだぁぁなんかぁくるっ!」 あまりにも激しい快楽だったのだろうか。 珠衣の細い首が、ちぎれてしまうのではないかと思うほどに上下に痙攣している。 しかし、ミノルは許すこと無くチュートン、チュートントンと生まれて初めて皮を剥いたクリトリスの先っぽを刺激してやる。 初めて剥かれた陰核の先には、たっぷりと恥垢がついていたのだが、罪滅ぼしのつもりかミノルは全部舐めとって食べてやっていた。 無垢な割れ目からは、留めなく愛液がこぼれてソファーを濡らす。 「ひぎゃぁああぁあああああああ!」 叫び声を上げ、ビクーッ、ビクーッと身体をつんのめらせた珠衣は、首筋まで顔を真赤にさせている。その表情は、恍惚としていて瞳がトロンとしていた。半開きになった口元からヨダレが垂れている。 もはや茫然自失となっている珠衣だが、それでもミノルはただクリトリスを舐め始めた。 珠衣の身体は感じさせられすぎて火照っている。刺激されていない乳首ですら、明確な形を持ってぷっくらと浮き上がり大きくなっていた。 仰向けに倒れたままの珠衣は、時折身体をビクッ、ビクッと震わせるだけでもはや何も反応しなくなった。 「どうした、大丈夫か珠衣」 ようやく、クンニリングスをやめたミノルは、珠衣に声をかける。 「はっ、はひぃ……」 蕩けるような瞳で唇を震わせているが、どうやらまだ意識はあるようだ。 「大丈夫なら続けるぞ」 「ちょっ、まぁぁ!」 震える身体を抑えつけるようにして、ただの縦筋である割れ目を舐め続けた。うわ言のように嬌声を上げ続ける珠衣。 最初は我慢していたが、「もうダメッ!」と叫んだ。 何がダメなんだと思ったら、俺の顔にプシュッと温かいお湯が噴き出してきた。 「なんだ……」 よがりすぎて、ションベンを漏らしたのだ。 「ああっ、ダメっていったのに、いやぁぁ!」 俺は思わず、ゴクゴクと喉を鳴らして珠衣のオシッコを飲んでいた。ちょっとしょっぱいが、小娘のションベンぐらい飲んでもいいぐらいなんだ。 「うそっ、コーチ私のを飲んでる……」 珠衣は顔を真赤にして、小さい手を口に当てている。 「ぷはっ」 飲んで、舐めて、綺麗にしてやったぞ。 「ホントに飲んじゃったんですか」 「なんだ、お前が粗相したから悪いんだぞ。なんか文句あるのか」 「いえっ、あのっ、ありがとう……」 顔を林檎のように真っ赤にしている。恥ずかしがっているのはなかなか面白いが、なんでお礼を言うんだ。 「ありがとうじゃねえだろう」 「あっ、はい、ごめんなさい……」 別に怒っているわけじゃない。 珠衣が可愛いから、ちょっと意地悪してみたくなっただけだ。 「悪い子には罰を与えないとな」 ミノルは、そう言いながら少女のフェロモンがたっぷりつまった潮を飲んだせいで、ガチガチに勃起した赤黒い陰茎を、まだ無垢な割れ目に過ぎない珠衣の穴に押し当てた。 「罰ってふぇ?」 「たっぷり肉棒でお仕置きしてやるよ!」 そのまま体重をかけて、一気に細い穴を貫いた。 「ふぁ!」 「おっとっ」 ……つもりが、あまりにも狭い穴は散々感じさせて濡れさせてやってもまだツルリと滑って、雄の生殖器が入り込むのを阻止した。 「ああっ、何するんですか」 「大人の女にしてやるって言っただろう、すぐ済むからじっとしてろ」 何度かカウパーをドロドロと垂れ流す亀頭を突き上げて、少女のクレバスを滑らせるようにしながら、その深い奥に自らの欲望を差し込もうとする。 「あっ、うそっ、入っちゃってる」 「抵抗した割には、すんなりいったな」 何度目かのトライで、的を当てると、ブチッと抵抗を押し切る。あっけなく十四年間の珠衣のおまんこを守っていた処女膜は断ち切れてしまった。 そのまま、ミノルが男性自身をぐっと奥まで突き入れると、まだ小柄な女の子にしか見えない珠衣の中は出来上がっていた。 膣襞がウネウネと亀頭にからみつき、ぎゅっと包み込んでくれる。体温が高いのか、珠衣の穴の中は驚くほどに暑かった。初めて男を受け入れたにしては上出来。その蕩ける中の気持ちよさに、ミノルは感嘆の声を上げた。 ミノルは若い女の子は好きだが、処女が好きなわけではない。初めては、狭すぎて気持ちよくなかったり痛みに泣き叫ぶ女の子で萎えたりするからだ。 しかし、珠衣の処女膣は悪くなかった。 感じさせて失禁までさせたのが良かったのだろうか、除幕式を終えたばかりの新品マンコが思いの外、能動的な蠢きを持ってミノルの肉を刺激してくれる。 キツキツなのに気持ちいい、最高級品の女の穴だった。 見かけは少女なのに、中を割ってみればしっかりと女。そのギャップに興奮したミノルは、ほとんどない乳房をもんだり乳首を摘んだりしながら、腰を振るった。 「いだっ、いだいっ!」 一方的に楽しんでいるのはミノルだけだ。どれほど濡れさせても処女の膣は、皮の剥け初めた男のちんぽこと一緒で、敏感すぎる粘膜に強すぎる刺激を与えられると痛みを生じる。 そんな苦痛の呻き声ですら、ミノルを興奮させるだけだった。 「珠衣、中に出すぞ!」 ミノルに慈悲があるとすれば、そうやって自らの性感を高めることで、一方的な苦痛を与えるこの開通式を早く終わらせたことであろう。 膣襞の感触を楽しんでいるとはいえ、そこまで乱暴に中を掻き乱したわけではない。 ミノルはただ、おもいっきり自分の形に少女の中を広げて、その一番奥にある女の子の部屋の入口に自らの出口を擦りつけて、射精しただけだ。 ドクドクッと勢い良く精液が飛び散っていく。 それらは全て、珠衣のお腹の中に入っていってしまう。 「中になんか出てるぅ……」 珠衣は悲鳴を上げた、生暖かい感触がじわっとお腹に広がったことで中に出されたと分かったのだろう。 「ふふっ、中に出てるのが分かるのか。せっかくの初めてだ。子種を肚に溜め込んだ感覚をよく覚えておけよ。これが大人の女になったって証だ」 ぬるっと引きぬかれた珠衣のあそこから、血と精液の交じり合った液体が零れた。 「コーチ、本当に中に精子出しちゃったんですかぁ! これじゃ私、妊娠しちゃいますよぉ……」 股から溢れている精液を見て、珠衣は焦っている。 「ほぉ、いっちょ前にそんな知恵が働くんだな」 「赤ちゃんの作り方ぐらい、私だって知ってます」 「だけど安心しろ、ちゃんと心配ないようにしてやったから」 「……本当ですか?」 嘘は吐いていない。 その様子に、ホッとしたようだった。なにせ、ミノルは珠衣の尊敬する大人なのだ。大丈夫なようにしてくれているのだろうと考えた様子。 もちろんミノルの心配ないというのは、妊娠しないという意味ではない。 珠衣が孕んだところで、知ったこっちゃないということ。幸運の星の元に生まれたミノルは、どうともならない自信があるというだけだ。 一度ぐらいなら妊娠しないかもしれないし、そこらへんは知らぬが花というものである。 裸に剥かれて身体中を舐められて、失禁までさせられて処女を奪われた珠衣。今日は散々だった彼女に、満足したミノルはもう帰っていいとそっけなく言った。 「そんなぁ、連絡先を教えて下さい」 このまま別れては、やり捨てである。これからもコーチを頼んで乳輪を小さくしてもらいたい珠衣は、ミノルにすがった。 「うーん、連絡先か。携帯持ってないんだよね」 着の身着のままで生きているミノルには、電話番号どころか特定の住所すらない。 そちらのほうが面倒がなくていい、着の身着のままがミノルの心情だ。 「じゃあ、コーチ。これ私の電話番号です」 メモ用紙に書いて渡された紙を、ミノルは分かったと鷹揚に頷いて、クシャクシャにしてポケットにしまった。 気が向いたら連絡する、そうだなそれぐらいのほうが自分らしいなとミノルは、ほくそ笑んだ。
「これ飲みなよ」 「あっ、ありがとうございます」 喉の渇きを覚えたミノルは、勝手にお店にあるお茶を飲むと、珠衣にも缶ジュースを握らせて帰した。 のんきなもので、珠衣はあれほど酷い目にあったというのに、終わったあとにコーチにもらったオレンジジュースを特別なものに感じながら、味わうようにして飲みながら帰っていった。 等価交換だと考えると、珠衣の処女の価値は百円のジュースと同等ということになるのであろうか。 「本当に客の来ない店だなあ……」 空腹を覚えると、また勝手に店の商品に手を付けるミノル。 何個か置いてあるシャケ弁当を手に持ってバックヤードに入ると、パクパクと食べてゴミ箱に捨てる。 弁当を食べながら、未だに床に寝そべっている西村綾生(にしむらあおい)を眺めていたら、なんかムラムラとしてしまった。 散々犯されて、よく眠っているものだ。 「お金ないから、弁当代も精子払いでいいよね」 返事がないので、了解と取ったミノルは、綾生の大きな胸を揉みながら緩んだ膣中に支払いすることにしたのであった。 二回目のセックスは、一回目よりもこなれていい感じであった。 「うっ、せっかくだから孕んどけよ、綾生ちゃんっ」 無抵抗な子宮を、再び大量の射精が襲う。
※※※
「ううっ……、あれ! いけない寝ちゃった」 雑貨屋『西村商店』の娘、西村綾生(にしむらあおい)は倉庫で眼を覚ました。親から店番を頼まれていたのを二つ返事で引き受けたのだが、BL同人誌を描いている綾生はコミケの追い込みに入っていて、二日ほど寝ていなかった。 起きていなきゃと思って、目を覚ますためにこっそりとカウンターの下でオナニーまでやらかしたのだけれど、あまりにも客が来ないから品出しをしようと思ったところで力尽きて寝てしまったようだ。 「よく眠ってスッキリしたけど、なんか悶々としてたせいでエッチな夢見たなー」 知らないお客さんに犯される夢。 徹夜で同人誌なんか、描いているからだろう。 「あっ、そういえば杏端中学の子が来るって言ってなかったっけ」 もしかしたら居るかと思って、奥の休憩室に入ると机の上に資料が置かれていた。 「あちゃー、来たけど帰っちゃったのね。悪いことしちゃったわ、あとで謝っておかないと」 本当にうっかりとしていた綾生は、ふらつく頭を押さえてカウンターに戻った。 時刻はもう夕刻近い。綾生がカウンターに戻るとほぼ同時に、閑散としていた店内にやけにお客さんが来るようになって忙しく立ち働いた。 おかげで目も冷めたのだが、そのせいで自分の股からこぼれ落ちて足を伝うねっとりとした液体に綾生は気がつかなかった。 濡れやすい体質だから、潮でも噴いたのかと思ったのだ。 同人誌の締め切りも近くてテンパってる綾生は、深く考えず無造作にさっさと拭いて終わりにしてしまった。
彼女が中出しされたことに気がついても、気がつかなくても、綾生の健康な子宮の中にミノルの精虫は泳ぎまわり、一週間生き続ける。 その間にもし、排卵してしまえば、綾生は望まぬ子供を受胎してしまうことになろうだろう。
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