第十二章「女子中学生 北原麻理沙 4」 |
「はあ、こんなの絶対にいけませんわね……ううっ、イクッ!」 自宅に戻った北原麻里沙十四歳は、自分の部屋で猛省していた。 猛烈に反省するとなると、なぜかオナニーしてしまうのは麻里沙の癖である。 フラストレーションや不安は、オナニーで解消というのが、この変態お嬢様の癖であった。 今回は本格的な猛省であるので、指でクリトリスの皮を剥いて、シコシコと男のように指の腹でつまんでシコリながらの本格オナニーである。
机の上に並べられているのは、同じクラスの少女、山王寺 鈴猫(さんのうじ すずね)の痴態の写真。 つい先程、スマートフォンのカメラで撮影したものをプリントアウトしたものだ。 これはもし鈴猫が心変わりしたら、脅すために必要なものだった。 性的に異常な興奮で我を忘れていたとはいえ、なんであんな危うい行為をやってしまったのか、麻里沙は自分でも不思議だった。 レズじゃないのに、鈴猫に対してとても嗜虐的な愛情でいっぱいになる。 「箍が外れてしまった、ということなのでしょうか……やはり私は元からこんな変態、ああ、うっ……」 両足をビクンと跳ねるように震わせて、麻里沙はまた小刻みに身体を痙攣させた。内にこもるような、静かな快楽の波が広がる。
学校から家に帰ってシャワーを浴びて、汗と一緒に身体の卑猥な落書きも、男に汚された股ぐらも綺麗に洗い流している。 せっかくさっぱりとしたのに、ネグリジェ姿の麻里沙は、またパンツを濡らすような真似をしている。 身体は疲れているのに性欲は高まり、何度オナニーして絶頂に達しても、なかなか寝付けなかった。 悪い想像ばかりが頭をよぎる。 仮に自分が妊娠していなくても、鈴猫にあんな真似をして鈴猫が万が一妊娠していたらどうすれば始末すれば良いのか。 いや、鈴猫のマンコに注いだ精液は出されてからだいぶ経っているものだから、精子は死んでいるのではないか。 鈴猫が、受精する確率はとても低いはずだ。まして、妊娠している可能性なんてほとんどない。そうやって自分を説得しても不安感が募る。 鈴猫が秘密をぶちまけてしまえば、麻里沙も終わりなのだ。 何らかの対策は打たねばならない。 そのために、口止め用に鈴猫の恥ずかしい写真をプリントアウトして用意しておく。 他に何か、抜けている点はないかしら。
しばらく煩悶と悩みながら眠りにつく直前に、またミノルの居るマンション行こうと思った。 鈴猫にあんな真似をしたのは、元はと言えば戸隠ミノルのせいだ。八つ当たりだと思いながら、麻里沙はそう感じずにはいられなかった。 この心配をあの男にも相談して、あの男も自分と同じように不安な気持ちにさせてやろう。 「フフッ、それがいいですわ」 いっそ、この問題をあの男に丸投げしてやろう。きっと、あの男は私よりもずっと困るはずだ。あれでもミノルは大人だから、もしかしたら麻里沙が一人で悩んでいるよりもいい対処法を思いついてくれるかもしれないし。 そう思ったら、ようやく安心できた気がして、麻里沙はようやく眠りについた。
※※※
一晩ぐっすりと寝て体力を回復した麻里沙は、今日は学校に行って鈴猫を口止めしなければならないと思う。 だから、プリントアウトした鈴猫の痴態の写真まで持ちだしたのだが、どうしても踏ん切りが付かなくて、その日は学校をお休みすることにした。 だって、あんなことをして、鈴猫とどんな顔をして会えばいいというのだ。 休む理由は、風邪がぶり返したとでもしておけばいい。そこは、使用人に命じておけば良いようにしてくれる。 使用人に車を回させて、麻里沙が行先は学校ではなくミノルを住まわせているマンションであった。
「まあ、汚くしてるのね」 もう朝も遅い時間だというのに、ミノルはベッドで寝息を立てていた。 キッチンを覗いてみると、勝手に冷蔵庫を開けて食べて飲んでしたらしく、残骸が散乱している。 そのために食料を入れておいてあるのだし、定期的にメイドが掃除に来てくれるから散らかしても問題はないのだが、気分は良くない。 ベッドで寝ている、三十路過ぎのだらしない男を見ると溜息が出る。 「どうして私は、こんな醜い男と……」 冷静に考えてしまうとぞっとする。 このブーブーいびきを書いている豚のごとき男の精子の受精卵が、麻里沙のお腹の中で育っている。 健康な受精卵は、トクントクンと、細胞分裂して赤ちゃんになろうと企んでいる。 もちろんこんな男の子供が着床しては絶対に困るのだが、自分のお腹の中で危ない卵が泳いでいると思うとそれだけで子宮がキュンとなってイッてしまいそう。 (こんな男の精子と受精、着床、孕まされて出産、赤ちゃん、母乳、育児……) 強烈な嫌悪感があるのに、それ以上にそれを考えると股間が熱くなって気持ちよくなってしまうのは麻里沙の変態性であった。 卵管で受精を終えた卵は、早くて五日で着床する。 その間は、逆にどのような痴態を行なっても、もう関係ないのだ。逆に妊娠を気にせずに楽しむ事ができる。 毒を食らわば皿までという。 「ちょっとあなた、起きなさい」 まあ、あなたなんてまるで奥さんみたいと思って、麻里沙は身体をくねくねさせているのだが、ミノルは眠たそうにボサボサ頭をかきむしるだけである。 「んっ、もうご飯か……」 その情けない姿を見て、麻里沙は深い溜息を吐く。 「ご飯ぐらい作って差し上げてもいいですけど、せめて顔を洗って髪ぐらい整えたらどうですの?」 シャワーぐらいは浴びているのだろうが、天パー気味の髪がボサボサで酷いことになっている。 おざなりに顔を洗ってきたミノルに手早くパンを焼いて、卵とベーコンを焼いてやって食べさせてから、散髪に行くようにと命じた。 「だって、俺。金なんか持ってないよ」 「もう、じゃあ散髪代ぐらい差し上げますわよ」 長財布を取り出して、シワのない万札を差し出す麻里沙。中学生とはいえ、お金持ちのお嬢様である麻里沙はそれぐらいの金は常に持っている。 まったくミノルと話していると、おじさんとはとても思えない。 まるで年下の子供と話しているようだと思えた。 この男は、そう言う扱いでいいのかもしれない。 「悪いなあ」 「悪いと思うなら、もうちょっとぐらい悪そうな顔をなさいませ」 本当に、呆れてしまう。 「じゃあ、散髪に行ってこようかな」 そう言うミノルを麻里沙はさっと止めた。 「待ちなさい!」 「えっ、でも散髪に行けって?」 「それは後になさい。今はそうですね、髪を整えるぐらいでいいでしょう……」 ミノルのボサボサの髪を櫛で整えてやりながら、麻里沙は耳元で続けて囁く。 「……せっかく今日も学校を休みにしたのですから、先に私の相手をなさい」 「お前、昨日散々やっただろ」 「昨日は昨日です。今日はもうゆっくり休んで食事もしたのだから、こちらのほうも回復したでしょう?」 ダルダルのシャツの下のパンツに、手を突っ込まれてしまう。 女子中学生の繊細な指にさすられると、昨日あれほど酷使した一物がまた痛いほどに勃起してしまう。 麻里沙もそうとうなものだが、ミノルも性欲を持て余すほうだった。 「でも、昨日の今日だし……」 「次の生理予定日までしか、ナマのおちんちんは楽しめませんもの」 「お前……そういうこと赤裸々に言うのな」 「あら、なんて言い繕っても一緒でしょう。ここには二人しかいないからいいじゃありませんの」 そう言うと、麻里沙はクスクスと笑う。
「あと、今日はする前に言っておくことがあります」 そう言うと、麻里沙は鈴猫の痴態が映った写真を取り出す。 「なんだこりゃ、何でお前こんなエロ写真持ってるの?」 麻里沙はカクカクシカジカで、と理由を説明する。 それに対する、ミノルの答えは「お前本当にバカなんじゃないの?」ということだった。 「だだ、だってそういうテンションだったんですもの!」 「何がどういうテンションになったら、そうなるんだよ」 呆れるのを通り越して笑いがこみ上げてきてたまらず、ガハハとミノルは快活に笑った。 笑われるとは、麻里沙が予想もしていなかったリアクションだ。 「これが笑ってる場合ですの?」 深刻な話のはずである。 「そりゃ、笑うよ。まあこっちとしては興奮するけどな。麻里沙に中出ししたら、同級生も孕んでたとか、別にいいんじゃねえの?」 「良いわけないでしょう、鈴音様がもし貴方の子を孕んだらどうするつもりですの?」 「産めばいいんじゃね」 「う、う、産めるわけないでしょう。相手は十四歳の女の子ですのよ!」 相手は十四歳なのだ。 妊娠中絶すら、公になれば身の破滅となる。 相手は誰なのかという話にもなり、鈴音が苦しむだけではなく、ミノルにだって司直の手が伸びるかもしれない。 それだというのに、ミノルは脳天気に笑っている。 一瞬、その笑顔を見ているとどうにかなるんじゃないかと麻里沙は思ってしまって、いやいやと頭を振った。 そんなわけはない。どうも、この男の脳天気さに影響されて、自分も随分とおかしくなってしまっているのだ。 この空気に流されてしまってはいけない。
一方で、ミノルとしては麻里沙にやいのやいの言われても、肩を竦めるだけだ。 自分の運の良さでどうにかなってしまうのだが、そう説明しても麻里沙は納得しないだろう。 どうすべきかと少し考えて、ミノルは考えるのを止めた。 騒いでいる麻里沙の不安まで含めて、そのうちどうにかなってしまうのだから、考えるだけ無駄なのである。 そうやって、ミノルは短絡的に生きていた男だ。 そうして、食欲が満たされればムクムクと鎌首をもたげるのは股間の性欲である。 食べた朝食の分ぐらい、あるいは貰った一万円の分ぐらい、麻里沙の変態性欲に付き合ってやってもいいかなと思っている。 いや、ミノルのほうに付き合う気があってもなくても、すでに舐め始めているのだからしょうがない。 「ほんとすごいですわね。もう大きくなって、三十路の男の性欲とは思えませんわ。中学生よりも、凄いんじゃありません?」 男の陰茎を舐めさすりながら大きくして、麻里沙はこんなことを言うのだ。 「男のイチモツを躊躇なく舐めるんだな。お前の変態性欲も、十四歳の女の子とは思えないよ」 「そこはお互い様ですわ。あなたと私ではお似合いのカップルとはとても言えませんが、んっ……。一皮剥けば、人間なんて性欲の塊ですわね」 固く勃起したミノルの陰茎の先っぽをちろちろと赤い舌で嘗め回しながら、そんな悟ったことを言ってみせる。 まだ幼い顔立ちのくせにねちっこい舌技は一流、そしてミノルを下から見上げる淫欲に濡れた瞳はしっかりと女であった。 ただ、どこか演技しているような感じがする。 こういうの、アダルトビデオでよく見るよって既視感を感じるのだ。 「そういうの、ビデオをみて覚えたのか?」 「分かりますか?」 「そりゃあな、撮影したり写真撮ったりばっかりじゃねえか。どうせ今も、ビデオを撮ってるんだろう」
そうミノルが揶揄すると、なんと部屋に三百六十度撮影できる特注のカメラを置いてあるという。 あとで、編集してオナネタにするそうだ。やることが徹底している。 「ふふっ、じゃあ一回ビデオみたいに、顔に出してくれます?」 「それは、おねだり次第だな」 石のように固くなった陰茎が、麻里沙のザラザラと肌理の細かい舌に刺激されて、さっきから射精したくて震えている。 それを、麻里沙は奉仕している舌で敏感に感じ取っておねだりしている。 「麻里沙の顔にぶっかけてください」 顔を上げ気味にして、大きく舌を出す。アダルトビデオでよくあるぶっかけ顔というやつである。 「クソッ、望みどおりぶっかけてやるぞ、この変態お嬢様め!」 たまらず、ミノルは勢い良く精を抜き放った。 どびゅんと、麻里沙の美しい顔にめがけて、大量の白濁した液体が噴水のように注がれる。 「はあ、暖かい。これが顔射ですのね。一度やってみたかったんですわ」 蕩けるような顔をして、どぴゅどぴゅと注がれる精液を、舌で必死に舐め取ろうとする麻里沙。 精液を浴びた麻里沙は、完全にアヘ顔だった。精液の残りを垂らすチンポを舌で必死に舐めて綺麗にしている。 顔に精液をぶっかけられただけで、恍惚となり感極まっている。 ミノルのような醜いおっさんに汚されているということ自体が、麻里沙にとっての絶頂なのであった。 顔に精液パックされながら、麻里沙は射精したばかりでまだ硬い陰茎を舐め啜っている。 「今日は、アレ言ってくれないんだな。赤ちゃんに栄養くださいってやつ」 「だって、本当に妊娠しちゃったら困りますもの。あれは貴方を興奮させるために言っただけですわ」 「そうなのかよ、まあ妊娠を嫌がる女の子をやるのレイプみたいで興奮するけどな。ほら、俺の子を孕ませてやるぞ」 半脱ぎになった麻里沙の胸から、シルクのブラジャーを外す。十四歳にしては大きめのDカップの形の良い乳房がポロリとこぼれ出る。 「いやー、貴方の赤ちゃんなんかいりませんわ……っていえば、貴方は興奮するんですの?」 そう口では言いながら、興奮で頬を赤らめている麻里沙。 そして、乳房の先端にある桜色の可愛らしい乳首は、すでに興奮で尖っていた。
「でもお前の方は、嫌がらないほうがいいんじゃないか?」 「えっ、それは、どういうことですの?」 「ほら、レイプみたいにされたほうが、女の身体は妊娠しやすくなるって言うぜ」 ミノルにとっても、さほどこだわりはなくどっちでも良いことだが。 どちらかといえば、乱暴で一方的なセックスよりも、お互いに望んでのセックスをしたいと思っている。 だから、そういう誘い文句を言う。 「そうですの……そんなこともありますのね?」 レイプみたいだと妊娠しやすくなるという話は、麻里沙にとっては初耳だった。 「そうだよ。レイプされたほうが、生存本能が刺激されて妊娠しやすくなるとかな。分かるだろ、女の身体もようは獣と一緒だってことだ」 ミノルは、形の良い胸を変形させるように強く揉みしだきながら、そんなことを言う。 その理屈は、ピンチに陥ると刺激で排卵しやすくなるということで、すでに排卵日を終えて受精卵を泳がせている麻里沙にとってはあまり関係ない話なのだが、麻里沙はよく知らないので納得した。 ミノルの性知識だけは凄いと思っていた身体。 「じゃあ、妊娠したいと思ったほうがしにくくなると?」 「そういう理屈になるな」 「ふうん、さすがは貴方も大人ですわね。くだらないことばかりよく知ってること」 「そんなに褒めるなよ」 「褒めてはいません。でもそれでは、しょうがありませんね。赤ちゃんが欲しがる演技をしたほうが、妊娠しにくくなるということでは、しないわけにはいきません」 「こっちも、嫌がる女を抱くより、そっちのほうが楽しいしな」 「じゃあ、顔を洗って来ますから、ちょっとお待ちになって」 口では仕方がないという素振りで、そのわりには軽い足取りで、麻里沙は嬉しそうに洗面台に行った。 ミノルは、お茶を飲んで一息入れると、「さっきまで寝てたのに、また寝ることになるとは、変態お嬢様に付き合ってると爛れた生活になるな」などと、愚痴とも惚気とも付かないことを言いながらベッドで待つ。 激しいセックスがあるので、運動不足にならないだろうが……。
顔を洗って戻ってきた、麻里沙は半裸だった。 なぜかシルクのブラジャーだけはまだ付けている。パンツを履いていないのだ。 「なんで、全部脱いでこないんだよ」 「あら、殿方はブラジャーを外したいものなんじゃないですか?」 うん、まあ外したくないこともない。 とりあえず外してみるかと、ベッドから立ち上がる。 それにしても、また麻里沙は、お腹にマジックペンで例のボディーアートをかましている。 今回は、『受胎告知』って腹にデカデカと書いてきたので笑ってしまった。 「どんなマリアだよ」 ミノルがそう言うと、麻里沙は「ふふっ、貴方も聖母マリアぐらいは知ってるのね」と笑った。 自分を聖母に例えるとは、悪いジョークである。 これには、ミノルも苦笑いした。
まだ生白い頬に幼さの残る麻里沙だが、もう処女ではない。清楚な見た目に反して、淫乱な非処女マリアとは、これは皮肉なものだ。 むしろ麻里沙は、聖女に自分を例えて、その神聖さを汚してみようということなのだろうか。 本当にプルンと形の良いDカップの双乳。 十四歳という年齢を考えれば、巨乳であろう。若いから肌は、蜂蜜を塗ったみたいにテカテカのツルンツルンで、おわん型で美しいおっぱいだ。 こいつにダメ押しのザーメンを注ぎ込んでやって、早く妊娠確定にさせてやりたいという気持ちが、イチモツを持ち上げた。 「まあ、なんでもいいや。早くやろうぜ」 「望むところですわ」 ブラの肩紐を外して、麻里沙はブラを放り投げると、ベッドに飛び込んだ。ギシッと音を立ててベッドをたわませる。 「やる気満々だな」 「さあ、いらして」 仰向けに、両手を広げて麻里沙が待っているところにミノルも飛び込んでいく。 勢い、正常位になる。 麻里沙の膣は、すでにヌレヌレであっという間にミノルの陰茎を飲み込んでいく。よく濡れていて包み込んでくるのに、まだ数度しか男のものを受け入れたことのない狭い膣は、喰い付くようなフィット感がある。 「たまらねえ」 軽く挿れただけで、また射精してしまいそうになる。 それはもったいないと、ミノルは不意に気をやってしまわないように、ケツに力を入れて深々と差し込んだ。 「あぁぁああああ!」 ぐんと奥まで貫いて、子宮口をコツンとノックすると麻里沙は感極まった叫び声をあげた。 このマンションなら、誰も見ていない。 好きなだけ乱暴な男の手に抱かれて、快楽の波に翻弄されて、叫び狂うことができる喜びに麻里沙は喘いだ。
「おら、どうだ」 ジュボジュボといやらしい音を立てて、ミノルは腰を突き上げる。 最初からトップスピードだった。 「ああっ、あああっ! 最高です、最高ですわ!」 「そうかよ、このスキモノが」 本当にこいつは十四歳の中学生なのだろうか。膣はもう濡れ濡れだし、淫蕩すぎるとミノルは思った。 この前まで処女だった女が、ミノルの突き上げに腰を合わせて膣を締めてくるのだ。 思わず射精しそうになる高まりを、ぎゅっとDカップのパイオツを握りしめて耐える。これは男の意地だ。絶対に先にイかせてやろうと、ミノルは必死に腰を振り続けた。 やがて、その高まりは絶頂へと近づく。 ミノルから与えらる強烈な快楽に、麻里沙は全身を震わせた。 もう完全に、二人の身体は馴染んでいる。蕩け合うような心地の中で、絶頂へのラストスパート。 「イクッ、イクッ、イクッ!」 「いっちまえ、このドスケベ女子中学生め! イケッ、孕め!」 「孕む、孕みますっ!」 待ちわびたピストンを受け入れて、麻里沙の蜜壷は恐ろしいほど熱を持っている。 後少しでイケるというところで、ミノルは腰の動きを止めた。 「ふっ……」 あまりに強い吸い付きなので、射精しそうになってしまったのを辛くも堪えた。 極上の快楽。そのまま射精してしまいたい程だが、だからこそこのまま気をやるのは惜しい。 その思いが、ミノルの腰を止めさせた。 「ああっ! なんでやめちゃうの、もう少しですのよ!」 オーガズム、一歩手前で止められた麻里沙は、激しく身悶えする。 もう一回、強く子宮口に硬い肉棒を叩きつけてくれたらイケるのにと。 自ら腰を振るって絶頂に達しようとする麻里沙の身体を、ミノルは大人の力で抱き竦めて止める。 麻里沙の膣は、恐ろしいほどに吸い付いてくる。 「麻里沙、孕んだらちゃんと俺の子供を産めよ」 ミノルは、強い射精欲に耐えるために、ぎゅっと麻里沙の柔らかい身体を抱きしめて、耳元でささやく。 「産みます! なんでもしますからイかせてぇぇ!」 それに答えて、息も絶え絶えの麻里沙は、泣きながらなんでもすると答える。 「よし、いかせてやる!」 女子中学生にしては豊かすぎる乳房を揉みしだきながら、再び膣の中に肉棒を根本まで力強く押し込んだ。 強いピストンで、ゴツンゴツンとぶつけるように子宮口に肉棒を叩きつけた。 その瞬間に、ミノルの腕の中で麻里沙の身体が爆発したように振動した。 絶頂へと駆け抜ける肉体。押し寄せる快楽。 「イッちゃう! イクイクイクっ! ああああっ!」 オーガズムに達した麻里沙の膣にチンポを締め付けられて、ミノルもすぐに限界を迎えた。
ドピュッ!
ドピュッ! ドピュッ!
「ううっ……締め付けて来やがる」 締め付けと、凄まじい吸い付きだ。 打ち付ける精液のほとばしりを、膣全体がバキュームして、子宮口に吸い上げていく。 ドクドクと鈴口から大量の精を放出したのだが、それが射精するなり子宮に全部吸われていく感じがする。 「イグッ、イグッ……」 麻里沙は、精を下の口から吸いながらも、全身を快楽に震わせる。 涙を流して、顔をくしゃくしゃにしてイキ続けた。 「ふうっ」 ミノルは、長い長い射精が終えて、ヌルッと腟口から柔らかくなった陰茎を引きぬく。 「あっ、舐めて綺麗にしますね」 気を取り直した麻里沙は、率先してミノルの陰茎を舐めて綺麗にした。 お掃除フェラなど当然のようにやるのが変態の麻里沙なのだが、その奉仕には熱がこもっていた。 この肉棒が自分を気持ちよくしてくれたのかと思うと、麻里沙には愛しいものに思えたのだ。 見上げるミノルのブサイクな顔も、オーガズムのあとでは格好良く見えるから女の心は不思議である。 「上手いじゃないか、麻里沙」 あれほど射精を受けたのに、麻里沙の膣はまだ射精された精液を中に溜めたままだった。 きっちりと入り口を締めて溜め込んでいるのだ。 これが、麻里沙の特技のようだった。 こういうことができるから、麻里沙の膣はいい締め付けと吸い付けがあるんだなとニマニマ見ていると、舐められているミノルのものがまた硬くなりだしてくる。 「また、大きくなってきましたね」 麻里沙は、期待に満ちた瞳を輝かせる。 「また気持よくして欲しいのか?」 「はい!」 一度気をやった麻里沙は、とても素直になった。 そのまま今度はバックから、挿入していやる。 今度はさっきのように激しくではなく、ゆっくりとした腰使いだ。 「あっ、あっ」 挿入されて膣口が開いたことで、ベッドにポタリポタリと愛液と精液の混ざり合った白濁がこぼれ落ちる。 その量は決して多くなく、中出しされた精液の多くを子宮に吸い込んでしまったことを示していた。
ミノルが、バックから突き上げながら、艶やかな麻里沙の腹を撫でる。 その下腹部には、麻里沙が自ら書いた『受胎告知』の文字がある。 「今日あたり、着床か?」 「それはまだ、分かんないですけど……」 「まだ言ってんのか、お前はもう俺の子供を孕むって決まってんの。孕むまで何度でもやってやるからな」 「何度でもですか、ああああっ!」 理性ではダメだと分かっていても、それを嬉しいと感じてしまう麻里沙がいる。 「俺の子供を孕んだら、今度はケツ穴を可愛がってやるからな。腹の子が大きくなったら、こうやって乳搾りしてやるよ」 後ろから勃起した2つの乳首を摘まれて、強く引っ張られる。 「ちっ、ちぎれる」 「これが気持ちいいんだろ」 「ちぎれちゃいそうなのに、気持ちいい!」 乳首を上下左右に嬲られると、麻里沙の快楽の炎はより一層燃え上がった。 膣はまた、痛いほどに勃起したミノルのものを締めあげている。 「お前は俺の子を孕んで、母乳を出すんだよ。たっぷり搾ってやるからな」 「ハァハァ、そんなことになるんですか」 ダメだと思いながら、ダメだと思えば思うほど淫蕩な快楽は麻里沙の脳を燃やす。バカになってしまう。 「どうだ、孕みたいか」 「孕みたいです……」 「じゃあ、そう宣言してみろ。着床宣言だ!」 パチンと、麻里沙の白いお尻を手形が残るほど強く手のひらで叩いた。 それすら、今の麻里沙には強烈な快楽となる。 「私は、北原麻里沙十四歳は、どこの誰とも知らないおっさんの受精卵を子宮で着床して受胎することを誓います!」 この映像はきっちりと撮影していることを麻里沙は知っている。 受精宣言に続いて、着床受胎宣言。変態女子中学生の麻里沙は、それで堪らなく興奮する。 あとで編集してオナニーに使おうと考えていた。 そんな麻里沙の性癖を知っているので、これはミノルのサービスだった。 「ハハッ、自分で言ったんだから孕めや」 そう笑いながら、内心でここまで蕩け合ってもまだ麻里沙にとっては俺は見知らぬおっさんなのだなとミノルは苦笑する。 そのうち身も心も落としてやる。 そう思って、強く乳房を握りながら二度目の射精をする。 膣内をたっぷりと汚してやる。 麻里沙が俺のものだと示す、ミノルのマーキングだった。 「んほぉ、イクゥ、着床確実ッ!」 バカになってしまった麻里沙は、バカなことを言い続けながら、ぐったりとベッドに倒れ込んだ。 その膣からは、二度目の射精の証が流れ出る。 「まだだ、まだ終わらないぞ。確実に受胎させてやるからな」 勢いがついたミノルは、陰茎の屹立を緩めないままで、三回目の行為に及ぶ。 今度はまた強く、腰の動きにひねりを加えてピストン。 ちぎれるほどに強く乳房を握りながらピストン。 若い変態であり、どこまでも求めてくる麻里沙の相手をしていて、性的に強くなったような気がしている。 「ああっ、赤ちゃん産みますから、お願いだからたっぷり可愛がってください!」 二人しかいないマンションの一室で、また麻里沙の嬌声がこだました。 疲れ果てるまで、狂ったようなセックスが続いた。
※※※
ミノルと一晩かけてたっぷりと愛しあったあと、いろいろと吹っ切れてしまった麻里沙はそのまま学校へと足を運んだ。 教室で会った鈴猫は、平然とした顔で「あら、昨日もお休みでしたが、お風邪はもうよろしいんですか」と何気ない顔で言った。 ミノルが大丈夫と言った通りだった。 どうやら、麻里沙の心配は杞憂だったようだ。 やや緊張しながらも「よくってよ」と鷹揚に応えた麻里沙の耳元で、鈴猫は「お待ちしておりましたわ、今日もまた保健室に行かれますか」と尋ねたのだった。 抱かれたあとにそのまま学校に来たのだ。今日も、麻里沙の膣の中にはたっぷりとミノルの精液が詰まっている。 ペロッと小さく舌なめずりすると、麻里沙は鈴猫と連れ立って、保健室へと向かう。 昨晩の麻里沙の宣言通り、そのお腹ではミノルの受精卵が無事着床して、細胞の塊から一つの生命へと姿を変える準備を始めていたのだった。
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