第七章「母子に渡る初体験」 |
「それでね、旦那も馬鹿よねー、浮気を私にばれるようにするんだもん」 とある三ツ星ホテルの流行っているスイーツの店で、鳥取鶴奈はちょっとした取材をしていた。女性誌のライターをしているので、いわゆるセレブと呼ばれる有名な医師やIT企業家の奥さんの話を聞いているのだ。鶴奈の旦那だって一流商社だが、彼女らと比べてしまっては年収の単位が一桁は違っていた。 散々、一方的に自慢話を聞かされた挙句に、オフレコということで今度は浮気の話だ。旦那が浮気をバレバレでしているのが気に食わないらしい。 「携帯なんて見えないところに隠しておけばいいのにね。私も若い子と浮気しているけど、遊びはバレないようにきちんと気をつけているわよ。それにしても若い子はいいわよ、この前も彼氏とホテルにいったらそこに彼氏の友達が」 そう思ったら、今度は自分の浮気の話をしだした。浮気は家庭を壊さなければいいそうだ。これでも良き妻、良き母でありたい鶴奈の価値観からいくと、とても受け入れられたものではない。自分の書いてる記事の読者も読者だと思う、元ミスコンだかモデルだか知らないが、ただの金持ちなだけでこんな爛れた生活をしている女の自慢話をありがたく読んで羨ましがるのだ。これも仕事だから、笑顔で話を流しておくが、本当にろくなもんじゃないと思う。 この金満ビッチ女にとっては、若い男と浮気してことすら自慢なのだ。実際、自分と同世代やちょっと上のお母さん方とよく話をするが、悲しいことに半ば浮気を肯定というのが実情なのだ。鶴奈自身が古い倫理観の持ち主であったとしても、読者の求めるものを書くのがサービス業の辛いところである。 ど腐れスイーツ女の長ったらしい話が終わって、ようやく解散となった。最近したインタビューの中でも最低の話だ。これを読者が興味を引くようにきらびやかに装飾しなければならない後の編集作業を考えると頭が痛いが、出てきた季節のフルーツをあしらったケーキは中々さっぱりとして鶴奈好みだった。いっそ新作ケーキの紹介記事にしたいぐらいだ。 「せっかくだし、家族の分をお土産に買っておこうかな」 家族の数を考えて、四つ……と思ったがやっぱり丸ごと一つ買ってくことにした。 「マサキくん、甘いもの好きっていってたもんね。育ち盛りだからたくさん食べるでしょうしねー」
鶴奈は家に帰ると予想通り、マサキが来ていた。というか、最近のマサキは自宅より、こっちにいる時間が多い。透明人間遊びをして、調子に乗りすぎて風邪を引いて数日は大人しくしていたのだが、全快してからはまた鳥取家に入り浸っているマサキである。 ただ最近のマサキは、あの鶴奈を困らせるパンツ交換もせず、鶴奈と親しく話しをするだけで、その醜い容姿を考えなければ、普通の好感の持てる好青年ぶりを示していた。 今日も帰ってくると、マサキは早めに帰ってきたヒナと一緒にパズルゲームをして遊んでいた。小学三年生と本気の勝負をして奇声を上げている中学生というのもどうかとおもうが、こうしてたまの外出のときに、ヒナを一人にしないでくれるお兄さんが居てくれるのは心強いかぎりだった。
ケーキを切って、お茶を出すとヒナとあらそうように武者ぶりつくマサキを見て、鶴奈は嬉しそうに目を細め「次は男の子がほしいな」などと思うのだった――
さて、鶴奈が居ないときにもヒナと二人っきりで良いお兄さんしていたかというとそういうことでもなく、性格の暗いマサキは、鶴奈にぶつけない分の性欲を幼いヒナにぶつけたりしていた。 はっきりいって、子供というのは暗示への抵抗力がゼロに近い。第二次性徴を迎えていない身体と精神は、性的なものに対する違和感を持たない。 暗示をかけられ、マサキの言葉に一切疑いを持たないヒナは、午後の夕日が差し込めるリビングで裸に剥かれる。遊びと信じ込まされ、身体中をくまなく舐められても、くすぐったい笑いをあげるだけだ。 幼女を犯しているという背徳感に興奮したマサキは、ビンビンに勃起させながら、ヒナに口付けする。そして、口の中を舐め取るように、息の続く限り自分の舌でヒナの口内を犯し続けるのだった。 生理も来ていない子供でも、あくまでも肉体的反応として性感はあるらしく中学生の体力でディープキスを繰り返されたヒナは、目をトロンとさせて呆然と身体をソファーに横たえていた。荒い息を吐いて、射精しそうな気持ちで、ヒナの小さい身体を抱きかかえて蹲っているマサキ。 鳥取家の柔らかいクリーム色のソファーは、二人で寝転んでも十分なスペースがある。子供特有の熱い体温と甘い匂いを持つヒナを、マサキはただ抱きすくめながら、可愛いと思った。射精できるぐらい気持ちは高まっているのだが、すぐには射精したくないようなそのままで居たいような、始めての不思議な感覚。 静かだった。締め切ったカーテンの隙間から夕日が差し込むリビングで、マサキはヒナを抱きしめていた。暴れることもせずヒナは大人しく抱きしめられていた。 マサキとヒナの身体の濡れた匂いが、室内にたちこめていた。
マサキぐらいの年齢というのは、ただもう精液を吐き出すことしか考えていない。性的には強固で攻撃的なファンタジーを持っている。一方で、リアルの性については何も知ってはいない。危険な存在なのだ。 ヒナの未成熟な身体が、マサキが求めていた初めての自由になる女性の身体だった。マサキが、ガチのロリコンでなかったのは不幸中の幸いといえる。本当のペドフィリアであれば、未成熟なヒナを陵辱して心と身体に致命的な傷をつけたであろうから。
マサキは、ヒナに自分の手でオマンコを開くことを命じた。 「オマンコ?」 「股の……ここのことだよ」 「あー、はい」 ヒナはまだ学校で性教育も受けては居ない。触ってはいけないと親に言われてる大事な部分が、オマンコという名称であることを教えたのはマサキということになる。 「ええ、舐めるの……?」 M字開脚させて、そこに頭を突っ込んでクンニ。 いやらしいことだと、分かっているのか分かっていないのか。 ヒナは興味深げに無邪気な顔で、マサキの行動を見ていた。 「気持ちいいか?」 「くすぐったい……ムズムズする」 マサキの唾液でテラテラと光る縦筋は、マサキの舌に執拗に攻められてほんの少し赤みを帯びていた。やはり、気持ちよくなったり愛液を出したりすることはないらしい。ロリコンなら、このために死んでもいいような本望の光景であろうが、がんばっても感じてくれない小さい丘は、マサキにとっては少し残念なものだ。 欲求不満の塊であるマサキにとっては、ヒナは欲望を受け止めきれない小さな器に過ぎない。 性欲の赴くままに、その小さい丘に亀頭を這わせていた。マサキの命令には逆らえないヒナはそのままの体勢で耐えるしかない。 「ん……」 目を細めて、ほんの少し顔をゆがめた。性的なことは分からないが、幼いヒナにも性的な自尊心といえるものが芽生え始めていて、それがマサキの自分勝手な陵辱行為に仄かな嫌悪を感じさせるのだ。 そんなヒナの様子にもお構いなしに、素股の要領で逸物をこすりつけるマサキ。唾液の湿り気もあったし、カウパーはとどめなく流れ出して性器を湿らせていた。 いくらマサキのモノが貧相だといっても、硬くぴっちりと閉じた未成熟な膣口に入るわけがない。ためしに、くいくいっと押し付けてみたがぴっちりとしたツッパリを感じるだけだった。こすり付けるほうが気持ちがいい。 ふっと、マサキにこのまま力強く挿入してしまおうという考えが浮かぶ。構造的にいえば、穴は開いている。強引に押し込んでしまえばできないことではない。 そんな考えを、振り切って自分で気持ちを高めて、ヒナのあるかないかのぷっくらとした乳頭を吸うと。
ドピュドピュドピュドピュドピュ!
ヒナの未成熟なオマンコに擦り付けるようにして射精した。 「ふう……」 「もう終わり?」 「うん、もう一回……」 「えー」 なぜか、一度射精しても萎えなかったマサキは、大きな満足と小さな不満を吐き出すようにして、もう一度射精した。 ヒナはこれは遊びと思い込まされているから、二発目を出されるまで、嫌がっているというよりは退屈してじれていた。
ヒナを致命的に陵辱しないのはマサキの善性ではなくて、ただマサキが「へタレ」だっただけのことだ。無理やり膣口に押し込んだら、血だらけになるのは目に見えているし、マサキはそこまで意識的に分かっていた躊躇したわけではないが、発達未然の性器と将来にわたって深刻な傷と、心にトラウマを残すことになっていたはずだ。
部屋の換気をして匂いを消し、軽くシャワーを浴びて終了。二人になる機会を見つけては、この遊びは繰り返されることになる。 ヒナの身体にトラウマを刻み込むような最悪の事態は、マサキのへタレさによってずっと回避された。幼児期に繰り返されるマサキの性的な悪戯は、ヒナの性格形成に悪影響を残すかもしれなかったが、それはまた別の話である。
――ヒナと鶴奈は似ている。ケーキを食べ終えて、まったりと鶴奈が淹れてくれたお茶を飲みながら、そんなことをマサキは考えていた。 ヒナの未成熟な身体より、いまのセックスに餓えているマサキにとっては鶴奈の包み込むような完熟した肢体が望ましい。 鶴奈は女ざかりの二十七歳だ。知的に整った相貌に、とても小学生の子供が居るとは思えないスレンダーなボディーライン。胸のカップ数を聞いたらCカップだという。手に収まるほどの鶴奈の可愛らしいオッパイを思い出しただけで、よだれが出る。
マサキには「早くやりたい」という強い餓えがある。それと同時に、初体験を大事にしたい特別なものにしたいという思いもまた、童貞としては当然の願いだ。
だから今日も、夕食を早めに作り終えた鶴奈と寝室に篭もっては暗示を強化する。ヒナの面倒を見て、仲良くするのは別にヒナを陵辱したいためだけではなくて、それは余禄で本当のところは鶴奈が持っている深層にまでべっとりとこびりついたマサキに対する嫌悪感を払拭するためだった。 鶴奈が頑なに浮気を拒絶するのは、旦那の鷹郷をだけを愛しているからで他の男を知らないからだ。鶴奈は、鷹郷の幼馴染で昔から鷹郷だけを見ていた。 別に、マサキが不細工だから駄目だということではない。鶴奈の頭の中に、最初から他の男が入り込む余地がまったくなかったのだ。それが暗示を決定的なところで弾く要因になっている。
正直、無理やりにならいくらでも犯すことができた。強い性欲を押さえ込んでも、それをしなかったマサキの小心はやはり催眠術師としての才能だろう。当人が望まない暗示は脆く、無理を押し通すのは破局の原因になりかねないのだから。
マサキにとっては、初めての相手になる鶴奈に、百パーセント自分を受け入れて欲しかったから、こんなまどろっこしい手間を取る必要があったのだ。 鶴奈は、鷹郷と結婚してヒナを生んで母親をやってツバメを預かって、愛する範囲を家族に広げた。 鶴奈と家族になる必要があった、それはツバメの彼氏とかそういうレベルではなくて、ヒナのいいお兄さんとして入り込むしかなかったのである。絶対の信頼を勝ち得る必要があった。そして、それは成功しつつあった。
「……家族です、マサキくんは家族です」 「はい」 「だから、旦那とかヒナちゃんと同じぐらい大事にしないといけません」 「はい」 「セックスもできるし、愛しても居る」 「はい」 この日、長らく抵抗し続けた暗示に鶴奈は、初めて躊躇なく答えた。長らく、求め続けた勝利の瞬間だった。 その気持ちよさだけで、射精しそうになるほど勃起していた。本当は、大して長い期間ではないのだ。鶴奈に暗示をかけ始めて半月にも満たない期間しかたっていない。しかし、欲望を他所に逸らせて、ただそれだけを待ち望んだマサキにとっては、それが十分に長い苦労の期間と感じられた。
暗示は終わった。 「あれ……私は何してたんだったっけ」 ゆっくりと、眠りから覚めるように鶴奈は目を覚ました。勝利の美酒に酔うマサキにとっては、催眠機械がもたらす使い終わったあとの視神経の痛みも、今は心地いいぐらいに感じた。 鶴奈と寄り添うようにベットに腰をかけた。まったくのゼロ距離であっても、鶴奈がこれまで示したような疎外感を感じない。密着したまま、むしろ身体を預けるようにして座ってくれる。 無言で見つめるマサキの醜い笑いにも、鶴奈はぎこちない笑顔で答えてくれる。ついに抵抗に打ち勝ったのだ。 鶴奈が落ちたことを確信した。あとは収穫した果実を食べるだけだ。
「そういえば、話があるっていってましたね」 そう、そういう口実で呼び出したのだった。もちろん、話はある。 「あのね、鶴奈さん……」 マサキが旦那と同じようなセックスを懇願しても、この日の鶴奈はすべて受け入れていた。 「……はい、いいですよ」 笑顔で了承された、この微笑みはいままでマサキに向けられていた作り物めいた外向きの笑みではなくて、ヒナや鷹郷だけに向ける微笑だった。 ゆっくりと、鶴奈は洋服を脱いでいく。今日は白いブラとパンツだった。それも、なんのてらいもなしに外して、生まれたままの姿になった。 それを茫然と見つめていた、マサキだがあわてて気がついたように洋服をぬぎかける。鶴奈はそれを手で押しとどめて、マサキの洋服をゆっくりと脱がしてくれた。ボタンを一つ一つはずしてくれる鶴奈の手先がくすぐったくてマサキは震えた。 無言だった。だがそれがこれまでのように、気まずくはない。分かり合った関係が織り成す落ち着いた空気で室内は満ちていた。 ベットに横たわったマサキの逸物を口でくわえて元気にする鶴奈がいた。ゆっくりと、マサキのものを完全体に持っていく。 「んっあ……」 マサキは、恥ずかしいことに声を上げてしまう。鶴奈の技巧にかかっては、マサキは押し流されるしかない。 玉袋まで、嫌がらずに綺麗に舐めてくれる鶴奈。裏筋まで、人に丁寧に舐めてもらうなんて経験がなかったマサキは、もうどうしようもない。されるがままだ。 悪知恵が少々働いても、たかだか中学生なのだ。大人の鶴奈相手にはリードされるがままだった。 鶴奈が、マサキの脈打つチンポから口を離す。唾液の筋がツーと引いていた。思いしたように、赤いフレームのメガネを枕元におくと、自らマサキの上にのっかかるようにしてマサキのものを自分のオマンコにこすり付ける。 鶴奈は、左手で自分の膣口を開いて、右手で根元を握るようにしてマサキのチンポを握ってゆっくりと腰を沈めていった。 ズプっと音を立てるように、マサキのチンポは入っていた。童貞の喪失の瞬間だった。煩悶してきたときに比べて、なんとも短い瞬間。こんなものなのだ。 ゆっくりと、膣の最奥にまで挿入しきると、鶴奈は静かにマサキを抱きしめた。 「鶴奈さん、出ちゃう!」 マサキが情けない声をあげた。そういえば、ゴムをつけていない。 「大丈夫だから、出していいから」 ピストンもなく、ただ腰をひきつけてぐっと抱きしめられただけでフェラで散々刺激されていたマサキは、情けなくもはじめての中出しをしてしまう。
ドピュドピュドピュドピュドピュ!
しっかりと、はめられたチンコの先から放出された精子は、ドクドクと鶴奈のお腹に広がっていった。その感触をたしかめるように、鶴奈の膣は一度ぎゅっとしまってマサキのチンコを刺激する。 出し切ってしまうと、それでも膣の中で勃起が収まらないのをマサキは感じていた。 「若いから……もう一回ぐらいいけるよね」 鶴奈は、静かに腰をグラインドしはじめる。しっかりと受け止めた一発目の精子が、流れてきて潤滑油の代わりになる。 半ば、計算ずくの行為だった。 「鶴奈さん、ゴムなしでよかったんですか」 「たぶん安全日だと思うから……ん、心配しなくていいよ。初めてでしょマサキくんは」 「はい」 「だったら、心配しないで身を任せてくれたらいいよ。好きにしていいよ」 そういってマサキを抱くようにして、鶴奈は腰を押し付け続ける。 マサキは、とりあえず一発出したので多少は冷静さを取り戻しつつあった。それでも、チンコが膣壁に吸い込まれるようで、こんな複雑な快楽を受けたのは初めてで、快楽が脳を締め付けるように身体が熱くなっていた。 静かに動いてくれる鶴奈に腰をあわせながら、そっと鶴奈の背中に手を触れてみる。やはり、ヒナとは親子なんだなと肌を触れ合わせて思う。ヒナの小学生特有の肌のすべすべ感と比べても、鶴奈の肌はしっとりとしていて綺麗で冷たくて気持ちが良かった。 ゆっくりと、速度をあげたり落としたりしながら快楽を与えてくれる鶴奈のお尻にも手を触れる。触れただけで、触れ返してくれるような鶴奈の肌の弾力は気持ちよかった。 「いたずらしないの、んっ……少しはマサキくんも動いてね」 さわさわと動かしていた、手を鶴奈に取られて、握られる。ぐっと握られたては、背中と違って暖かくて、不思議とそれで感極まる。 「んっ……鶴奈さんまた出そうです」 「だからっ、胸でも触る」 そういって、マサキの胸に手を持っていく鶴奈。 鶴奈の小ぶりで綺麗な胸が揺れていて、その先の乳頭はちゃんと勃起していた。 ちゃんと感じてはいてくれるのだとマサキは安心してそれをひねる。 「んっ……ちょっと痛い、乱暴にしちゃだめだからね」 ゆっくりと、揉み心地を調べるように揉むマサキ。必死な表情だ。 「いつでも、出していいからね」 「出ます」 切迫した声を聞いて、ぐっと腰を押し付けて鶴奈はマサキに口付けして舌を入れた。上と下の口で繋がったままで、マサキは二度目の射精を迎えた。
ドピュドピュドピュドピュドピュ!!
熱く、迸るような射精は、一度目よりもたっぷりと。 「ふうっ……」 さすがに、動き続けた鶴奈は少し疲れた様子だった。蕩けるような顔で、マサキを見つめる。 鶴奈の長い髪がさらりと、マサキに落ちた。髪の間で、見上げる鶴奈の顔はマサキにとっては、心の底から美しいものに見えて、感動した。 「どうする……今日はこのぐらいに」 そこで、自分の中で欲望を吐き出した肉の塊がぜんぜん萎えてないのに気がついて、鶴奈はため息を吐き出した。 「わかった、もう一回ね」 そういうと、ゆっくりとまた腰を動かし始めた。鶴奈とマサキの接合部から、二度の射精の証がドロドロと流れ出してシーツの染みに消えていく。この日は、あと二回吐き出すまで、鶴奈が腰を振り続けることになるのだった。
鶴奈にとっては普通の日、普通に仕事して帰ってきて夕食を作ってマサキと寝室で話して、普通にセックスした。良くある普通の日。 そして、マサキにとってはこの日が忘れられない、特別な日になった。
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