第二章「ともだち」 |
体育館の横に併設されている、購買部と大き目の多目的食堂。 石畳の上に長机が大量に並べられている。幸助は弁当持ちではないので、ここで軽食を取ったりパンで済ましたりするのがいつもの昼食である。今日はあまり食べる気がしなかったので、菓子パンを二つだけ買った。 長机は昼食時は混みあう、どこも生徒で一杯になっている。普通科も特進科も、昼はみんなここに殺到するから当たり前なのだが、幸助が座る席を心配することはない。一番奥の長机だけは、ある人物を除いて、誰も座ることはないからだ。幸助もいつもそこに便乗して座らせてもらっている。 「やあ、今日は遅かったね……富阪幸助くん」 そうやって声をかけたのが、長机の真ん中に一人腰掛け、サイズの大きすぎる学生服を纏うようにゆったりと着崩している男子生徒だ。だらしない服装なのだが遠めからだと、まるで邪悪な魔術師が黒ローブを引きずって歩いているようにも見えて、似合わないこともない。顔は、オタクっぽい青白い顔。体型は、小デブ。高校一年生のはずなのに、すでにおっさんの気風を漂わせているこの男が指定席にしているので、この一番奥の長机が他の生徒に避けられているのだった。 いつも、すごい美人を連れて歩いている。今日は、細身でショートの女の子が後ろに無言で佇んでいた。 「呼吸が少し乱れているな……悪いけど希。飲み物を買ってきてくれ。幸助くんは砂糖なしのカフェオレでよかったよね。ぼくはブラックで」 「あのっ、安西さん」 「さん付けは止めてくれって、ほんとは二年の幸助くんのほうが先輩だろう。マサキでいいさ」 そういう男の双眼は鋭い。身体からは威圧感が漂い、その口から吐き出される言葉一つ一つが、ある種の力をもって耳に響く。一言でいってしまえば、段違いにやばい奴という空気。 吾妻坂高校普通科一年、安西マサキ。いわく学校中の不良を叩き潰しては手先に使っているだの、女子は視界に入るだけで妊娠して、男は立たなくなるだの、伝説的な悪評が立っているこの男は、それでも幸助にとってはいい友人だった。
二人の出会いは、すでに半ば時代遅れになってしまっているネットゲーム。マサキは、そこの広場で「俺はリアル高校生だ」「自分の王国を持っている」「妻が三人いる」とか馬鹿げたことをいつも口走っている馬鹿、基地外扱いされて無視されている有名な厨房だった。 どんな人の話も真面目に聞いてしまう性格の幸助は、絡まれて無視しきれずにいつのまにか友達になっていた。実は同じ高校に通っているということで、リアルでも知り合ったのだが、まさか本当に年下で、吐いていた妄言が全部に事実だったとは考えもしなかった。
「カフェオレです、砂糖抜き」 いつのまにか希が幸助の後ろに居たようだ、目の前に飲み物が置かれる。ちょっと見覚えのある美人だが、この人って去年全国行った、陸上部期待の新人って女の子じゃなかったかな。小銭を出そうとすると押しとどめられた。 「コーヒーぐらい、友達におごらせてくれよ」 手を広げて邪悪な笑いを浮かべるマサキ。何かというと友達を強調するのは、この元イジメられっ子にとって、幸助は貴重な存在だからだ。悪評が広がっているため、友達といえる人間は幸助ぐらいしかできなかった。周りにあるのは敵意と服従、それは王の孤独というものである。 「ああ、分かったよマサキくん」 「ところでどうした、遅かったし顔色も優れないようだが……なにかあったか」 「あっ」 なにかあったかというマサキの言葉で、思い出してしまう。覗き込むマサキの静かな目は、幸助の全てが見通されているようだった。 「別に話せないことならばいい、そういうことは誰でもある」 「……うん」 「だが、もし本当に困ったことがあれば相談してくれ。ぼくはこの学校の王だからな、たいていの不可能は可能にしてやれる。遠慮はするなよ」 そう幸助を気遣って、友達がいのあることをいってくれる。マサキはこの学校で異様に恐れられているが、やっぱり根っこはいいやつなのだ。 「ありがとう」 だから素直にお礼がいえる。起こってしまったこと、それで変わろうとしている自分がやっぱり恐ろしかったが、幸助は少しほっとして菓子パンの袋を破って、ぼそぼそと食べ始めた。 「あと、この玉子焼きだけでも食べないか。愛妻弁当を食っている前で、菓子パンを食べられるとな」 「ああ、ありがとうもらうよ……美味しいね」 「そっそうか、それはよかった。理沙が張り切って作りすぎたみたいでな、このウインナーも食べるか?」 忌み嫌われているマサキのテーブルに座って飯を食っている幸助を、近くの生徒が「なんだこいつ」って感じでジロジロみていたが別に気にならなかった。学校に友達が少ない幸助にとっても、マサキは大事な友達なのだ。だから、楽しい食事ができた。
「こうちゃん大丈夫だったの、身体」 自分の席に戻ると、隣の美世が声をかけてきた。 「ああっ大丈夫だったよ」 「そう……本当に大丈夫そうだね……よろしい」 顔を近づけて幸助の頭を押さえ、目をじっと覗き込んでから、美世はうなずく。 「心配かけたな」 「あと、また魔王と一緒にいたでしょ。大丈夫なの?」 「魔王? ああマサキくんのことか」 どうやら、安西マサキは裏で魔王という仇名で呼ばれているらしい。たしかに、いわれてみれば雰囲気に似合った仇名ではあるかもしれない。自分でもいっつも王を自称してるわけだから。 「そう……悪い噂しか聞かないからね、あの不気味な一年生」 「悪い奴じゃないんだよ、友達だからね」 「こうちゃんがそういうんなら、いいけどね」 そういって、プイと前を向く美世。マサキは、悪い意味で目立つから一緒にいると注目を集めるのだが、それとは別に、幸助はさっき食堂で、何か意味があるような視線を感じていたのだ。美世が見ていたというのなら、きっとそれだったのだろう。
退屈な現国の授業。ついていくのにそれほど苦労はない代わりに、それほ面白みもないというのがネックだ。結果として、授業を聞いているという風を装いながら妄想を高めていくことになる。 「あの力を、自由に使えることができたら」 そう思わずには居られない。 一度手にしたら、一度感じたら。 あの兆し、あの気配、時間を除数で削りとり、また乗数で元に戻す力。 「言葉が必要だ」 発動には、単純な言葉が望ましい。 「……わる」 言葉と同時に除数をイメージ。 勢いよく時間を止めてしまったら、またあの爆音の二の舞になる。手綱を離してはいけない。ゆっくりと、ゆっくりとだ。 腕時計の秒針を見ながら、二分割していくように時を割っていく。耳の奥から、あふれ出る音を抑えつつ、ラジオのチャンネルを合わせるように、繊細に。 どうやら、音を抑えたままでゆっくりと時間を止めえたようだ。世界の音が止まる。 「かける……」 ゼロに等しくなった時間を、今度は元に戻し始める。油断すると、耳鳴りが強くなる。ボリュームをちょうどよくあわせるように、ゆっくりと乗数していく。 「よし」 確信できた、コントロールできる。 時間を戻すときに一晩かけて数学の課題をしあげた程度の負荷と疲労感はあるものの、これなら十分に使い物になる。 「休み時間に、また試してみるか……」 わくわくしてきた。誰も知らないけれど、幸助はもうただの落ち零れた高校生ではないのだ。特別な力を持っている。人を殺せる拳銃を始めて手にした少年のように、幸助は力に酔っていた。その高揚感で仄かな不安を押し殺そうとしていた。それは、自分が自分でなくなってしまうほどの、恍惚と不安。
授業の終わりを知らせるチャイムがなる。教師は出て行く。教室がざわめき始めても、幸助の心は静かだった。目を閉じ、間合いを計り、教室の空気の流れを読むように心を働かす。そうして、また発動。 「……わる」 ゆっくりと、幸助のイメージの中で時の力が押し込められていく。次に目を開けたときは、すでに止まった世界だった。 悠然に立ち上がり、向かう先はトイレだった。しかも女子トイレ。学生に掃除をさせない高校のトイレというものは比較的、綺麗だった。造りは男子トイレとほぼ同じだが、空気と雰囲気が全然違う。知らない女子が、洗面台の前で二人並んで化粧を直していた。これはこれで、なかなか普段見られない面白い光景である。 しばらく、鏡を見つめている女子の表情などを観察していたのだが、本来の目的に気がついて奥の個室に。 「あ、鍵がかかっていたか」 よく考えれば、当たり前のことだ。考えなしにきてしまったが、こんなのただひっかけているだけの簡易鍵である。ポケットから生徒手帳を取り出して、隙間にひっかけて引っ張りあげると簡単に開いた。 「また別のクラスの女子か」 罪悪感が薄れるから、それはそれでいい。 うちの便器は、多分全部洋式でウォシュレットまで着いている。女子だとビデとか使うのかねえ。 ちょうど立ち上がって、スカートをたくし上げて脱ごうとしているのか穿いたところなのか。両手を、青の縞々は入ったパンツに手をかけた状態で止まっている、これもなかなかいい眺めだなあ。 しゃがみこんで、下から見上げてみる。少し小柄で胸も小さめっぽいけど、眉をひそめた表情がなかなか可愛い。ここのトイレを使うのは二年だから、この娘も別のクラスの二年なんだろうな。 ついつい、股の部分に顔を近づけて匂いを嗅いでしまう。 「ほのかにアンモニア臭が」 下品だけど、なかなか興奮する。自分で脱がしたりすると、元に戻すのに困ったりするので休憩時間に女子トイレに行くことを考えたのだ。 ちょっと、後ろ髪引かれながらも、隣のトイレに行くことにした。宝箱を開けるみたいで、なかなか楽しい。 「うあっ……これはビンゴ」 ちょうど、おしっこをしているところにぶちあった。うんこだとちょっと引くと思っていたから、これはもう当たりといっていい。だけど。 「松井菜摘じゃん……」 うちのクラスの生徒だ。同じクラスになってから二、三回ぐらいしか話したことはないけれどまったく知らない女子というわけでもない。傍目に見れば、喋り方がおっとりとしていて、優しい感じの娘という印象。 顔は目立たないけど可愛いとは思える程度。いい肉付きというか、ぽちゃまで行かないけど。それに比例するように胸も尻もでかい。さっき自分で触ってみてたしかめたところによると、うちのクラスでは一番の巨乳がこの娘だ。むき出しになっている太ももは、はちきれんばかりの色艶。興奮はするんだが、同じクラスの女子をやってしまって大丈夫なのかと。 「いや……やるって決めたからには」 午前中の、パンツの中に射精してしまった。あれは情けなかった。だから、今日のうちにちゃんとしておきたいと思っていたのだ。同じクラスの女子だからといって、いや同じクラスの女子だからこそだ。ここは引くべきところではない。 足を開いて、おしっこをしているところで止まっている菜摘の髪を梳くように撫でてみた。暖かい、さらっとしていてちゃんと暖かいのだ。まるで、時が止まっていても関係なく生きているみたいに。手をすっと下に降ろして胸を触ってみた。かすかに心臓の鼓動がちゃんと聞こえる。不思議だった、時が止まっているはずなのに、ちゃんと身体は生きて動いているのだ。 「どうなっているんだろうな」 そう思いながら、菜摘の柔らかくて大きすぎる胸を揉む。ちゃんと柔らかいのだって、本当は不思議なのだ。時が止まっているのだとしたら、心臓も止まっているはずだし身体もカチカチのはずなのだ。 「いや……」 それも、勝手なイメージなのだろう。菜摘のすこしぽっちゃりしたお腹をさすりながら、考える。女子高生なら、もっとへこんだお腹を理想とするのだろうが、自分はこれぐらいが好みだと。健康的でいいじゃないか、柔らかくて気持ちがいい。 いや、時間停止の不思議の話だった。不思議でも、菜摘の温かくて柔らかい肌触りという現実を受け入れるしかないのだ。たとえば、厳密に科学的に考えるなら時間が止まれば、光も停止しているはずだから網膜が光を受け取らなくて、世界は暗闇に包まれるはずなのだ。 それでも、じゃあ科学的思考ってなんなのだという話なのだ。科学の原理とか、法則とかは、観測した結果を土台としている。違う結果が観測された途端に、科学の法則は塗り替えられてしまう。つまり、いま目の前に観測されている菜摘の重量感のある揉み心地のおっぱいが……。 「科学的な事実だということだ」 スカートを上にたくし上げて、太ももに両手をかけて押し広げる。科学的思考で自分のエロ心を押さえつけるのも限界にきていたから。 おしっこをしている女の子の太ももの間というものは、一言でいえば壮観だった。股の下でおしっこが空中で拡散して飛び散っている。そのままで止まっているのだ。 「うあー、これどうしようかな」 男のおしっこだと、基本的に一本線なのだが。女子のおしっこというのは、みんなこんなに噴出してるものなのだろうか。性的な興奮も忘れて、一瞬見とれてしまう。空中に飛散している、黄色い液体はきたないものなのだろうが、幸助にはむしろ美しいもののように思えた。 「とりあえず、これをどうにかしないと」 トイレットペーパーをちょっととって、それに吸い込ませるようにして空中に浮いている液体を吸い取って、便器の中に捨てる。音消しのつもりなのだろう、おしっこしている間にも水を流しているので、こうしておけば時間が動き出せば、紙は流れてしまうだろう。 「ふぅ……」 ついには、その部分を覗き込む。太ももの間に顔をつっこむようにして。 女性器、幸助にとっては始めてみるものだった。女子高生だから陰毛が生えているのはあたりまえなのだが、そんなに濃いものでもないのだなという印象。女性器の外側に、薄毛がそよぐように生えているだけなので肝心のオマンコの形はよくわかる。 空中のおしっこはあらかた取ったのだが、オマンコの周辺には触れていなかったので、女の子のおしっこの穴からはおしっこが噴出したままになっている。 「こういう風に出るのか」 両手で、外陰唇を押し広げるようにしてみると、女の子のおしっこの穴から噴出している様子がよく分かる。長年の疑問が一つ解けたわけだ。自分でも、吐く息が荒いのがわかる。幸助の興奮は、高まりつつあった。 立ち上がり、チャックの穴からポロッと、自分の一物とりだす。すでに、自分の息子は痛いほど勃起していた。菜摘は、ちょうど便器に座るような位置どりなので、いまいち体勢がいいとはいえない。 フェラチオさせるなら、ちょうどいいといえるのだろうが。幸助が執着しているのは、やはりオマンコなのだ。ビンビンに勃起したモノをもてあましながら、しばらく試行錯誤していたが、やはりやりにくい。 洋式の便座に座る女性は腰を後ろに下げている形になるので、強引に押し上げでもしないかぎり、何かするには無理がある体勢なのだ。 「ふぅ……ふぅ……誤算だったか」 なんとか、なんとかしたい。そういう思いで、壁に手をついて身体を斜めにするようにして押し付けてみた。幸助の胸板に、菜摘の豊かなバストが当たっている。はからずしも抱きすくめるような形になった。幸助のチンポは、太ももには当たっているのだが、やはりオマンコには届かない。 これで届いたら、どんだけチンコ長いんだって話になるだろうから。 「まあ、これでいいか」 きちんと、方向はオマンコに向いている。汚れないようにスカートをたくしあげておいて、あとは菜摘の太ももにこすり付けるようにして、自分を高めていく。 「ふぅ……うっ」 はじけるようにして、射精した。自分で射精したところを見るのは久しぶりだった。思いっきり、菜摘のオマンコに向かって出したので、ピュ! と飛んだ精液が菜摘のオマンコを汚していく。 股の下の便器に落ちたり、ちょっと上に跳ねたりもしたが、まあまあ命中という感じだろう。 「ふぅ……」 なにか興奮して、指で精液の付着したオマンコを触ってみた。何故か、おしっこの穴の中に精液を刷り込むようにして、押し付けていく。噴出しているおしっこと、精液が混じりあうのが何かとてつもない満足感だった。 ただただ心地よい疲労感を感じながら、自分のチンコをまたトイレットペーパーで吹いて、スカートにちょっと跳ねてしまったのを拭いて。少し名残惜しかったが、オマンコにドロッと付着したのも拭いた。 「この程度で、妊娠とかは……まあしないだろうな」 精液を拭いた、トイレットペーパーをやはり便器の中に捨てながらも、考える。 菜摘は処女なのだろうか。経験がない幸助には、そういう見分けがつかないし、よく知らないクラスの女子に彼氏がいるとかいないとか、そういうこともまったく分からないから考えてもしかたがないのだが。 スカートをなるべく元に戻して、復元に努める。菜摘の足の下に引っかかっている白いパンツがエロスだった。こういう時の女の子の微妙に緩んだ表情とかは、きっと自分以外の誰も見ることは出来ないのだと思うと、とても満足した。 鍵はしかたがないのがそのままで、閉め忘れと思ってくれるといいのだが。
教室に戻り、静かに心を落ち着ける。 「かける……」 ゆっくりと、ゆっくりと。ゆるやかに登る光の階段をイメージしながら。時を、乗数していく。 次第に、教室の喧騒に戻っていく。いつもの休み時間だ。しばらく待っても、何事もなかったように進んでいく時間。女子トイレのほうから騒ぎの声が聞こえるとか、そういうこともない。大丈夫と分かっていてもほっとしてしまう。 「……こうちゃん……こうちゃん!」 「……おおうっ」 どうやら、授業終わったらさっさと教室からいなくなっていた隣の席の美世が、いつのまにか戻ってきて、こっちに声をかけてきたようだ。 「なにがおおうっよ。なんかすっきりしたって顔してるね」 「そっ……そうか?」 「なんだろう無駄に爽やかな感じ、その割りにボケッとしてるね」 「……あっ」 そのとき、教室に松井菜摘が入ってきた。なんとか叫びだすのを抑えたが、しっかりと目があってしまったのは幸助にとっては、不意打ちだった。胸を熱くする罪悪感と、ばれないかという不安。背筋がゾクッと冷えて、汗をかいた。 こっちの変な視線に気がついて、菜摘は不思議そうに見つめ返してきたのだが、すぐに窓側の自分席にいってしまった。それを視線で追おうとする自分の首をなんとか押さえつける。妙なリアクションは控えないと、別に何も気がついてなければ、それでいいんだから。 「なに! なにいまの……菜摘ちゃん!?」 「いやっ、いやなんでもないよ」 「いまのが、なんでもないわけないでしょ!」 なんかものすごい勢いで、美世に問いただされた。「なんでもない」としか言いようがないので、それで押し通したのだが、自分のさっきのリアクションはそんなにおかしかったのだろうか。ただ一瞬、変に視線が絡んだだけだというのに、休み時間が終わるまで、延々と追求された。 何が原因で、自分の悪戯がばれてしまうかもしれないと思うと恐ろしくなる。いつも近くにいて自分をよく知っている美世は一番ばれたくない相手といえる。時間停止と共に、ポーカーフェイスも練習すべきかもしれない。
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