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E小説(中出し・孕ませ・時間停止・催眠・環境変化など)
エロ小説のサイトですので18歳未満の方はお帰りください。傾向はマニア向け、作品中のほぼ100%中だし妊娠描写、付属性として時間停止・催眠・環境変化などです。
第三章下
 来て本当によかった。幸助の一生で一番忙しい一日。その一日の終わりをこういう風に迎えられるなら悪くはない。
 その幸助にとっての、幸運の女神は、ちょうど入り口近くの洗面台で身体を洗っていたらしく全身を泡だらけにしていたのだった。やはり最初に目に付くのは特徴的なおっぱいだ。
 風船を限界にまで膨らませたようなおっぱいといえばいいのだろうか。おっぱいそれ自体が独立を主張しているかのように極度に飛び出ていて根元でくびれている。その大きな風船のような巨乳の三分の一ほどの巨大さに淡いピンクの乳輪が張り付いており、乳頭は完全に陥没していた。胸に張り付いたようなおっぱいしか知らない幸助にとって、こんなおっぱいがありうるということが衝撃だった。
 顔は、美人というほどではなく、可愛いというのともまた違う。頬は柔らかそうで、厚い唇は魅惑的だった。幸助はただ「引かれる」と感じて彼女を求めた。それは、男好きする顔とでもいうべきだろうか。女性らしい容姿、いや雌らしい容姿といってしまったほうがいい。
 ほっそりとした腰つきも、なめかましいお尻の曲線も、見事に男に愛されるべき女をやっていた。
 女風呂には他にも数人の女性客がいたが、もうこの段階で幸助は彼女しか見えなくなっていた。気がつくと、もう自分の一物は抑えきれないほど勃起していて自分の腹にくっつくほどおったっている。こすればそのまま何回でも射精してしまえそうだった。もちろん、そんなもったいないことはしない。

 男子高校生の生理というのは、これで繊細なものだ。性欲が鬱屈しているということもあるのだが、それだけではない。性に対する幻想と現実が頭の中で混濁して、意外にもセックスに綺麗なものを求めていたりする。
 幸助も少年を脱しかけて、男になろうとしている年頃だった。童貞を切るというのは、自分の古い殻を脱ぎ去るということに違いない。ほんのついさっきまで、「初めてのセックスは好きな人としたい」という欲望で、自分の性欲を押さえつけることができていた。それが、目の前の泡だらけになっている風船おっぱいをみて、それが出来なくなってしまったのだ。
 それでは、目の前の男好きをする女性に幸助が恋をしたのだろうか。それは、結果としてはありうるかもしれないが、今この段階においてそれはない。やはり、それはただの性欲であり、子孫を残していきたいという、生き物としての本能の滾りだった。

 もう衝動的に、襲い掛かっていた。思ってやったことだが、思わずといいたいほど自然に後ろから胸を揉みしだ居ていた。
「うあぁ……」
 思わず声が漏れた。違いすぎる。あくまでも服の上からだが、幸助は今日クラス全員の女子の胸を揉んでいる。如月先生も揉んだから、大人の女性の巨乳だって揉みまくってる。それは、マシュマロのように柔らかい、それはそれで胸を熱くさせる素敵な感触であった。
 だが、この泡立てられた風船おっぱいの揉み心地はどうだろう。柔らかい? プニプニする? そんなぐらいで感動していた自分が馬鹿らしく思えるほどの素晴らしさで思わず笑ってしまった。
 だってこのおっぱいは、この手に掴めるのだ。
 思い出したのは、ホルスタインの乳搾りだ。そう、この乳の括れは『私の乳を搾ってください』といわんばかりに、幸助の手にジャストフィットしている。
 押し付けたり、締め付けたり、ねじってみたり、石鹸の泡がついているのでよく滑る。幸助は、一心不乱にしごき続けた。おっぱいの中から、本当に乳を搾り出せてしまうのではないか。それぐらいの勢いでもみ続けた。
「やばいな……」
 本当に乳が出てしまったのではないか、そう思って確認をするために手は乳から離さずに前に回りこんで見る。力をかけたら、弾力を保ちつつも、無限の柔軟性を示すおっぱいに感動しつつ、その大きすぎる乳輪の先を見つめると。
 何かの奇跡のように、陥没していたはずの乳頭が刺激を受けて、立ち始めるところだった。今度は少し浮き上がってきた乳頭を、必死にこねる。陥没した中にはきちんとコリコリする乳首が隠れているらしく、それを指で指でひねり出すように扱く。
「……でかい」
 陥没した乳頭があるのは、なんとなく知っていたが、みんなこんなに大きな乳首を隠しもっているものなのだろうか。
 乳輪の色と一緒のように薄くて、可愛く飛び出してきている乳首に思わず吸い付いていた。微妙に石鹸の苦味があったが、それにも構わずに一心不乱に吸う。
 そうなのだ、おっぱいは吸うものだったのだ。
 吸い応えのあるコリコリした乳頭の真ん中には小さな凹みがあって、きっとここをがんばって吸い続けていたら甘い乳が出てくるのだと信じられた。
 もちろん、妊娠なんてしていないだろうから、乳など出てこないのだけど。
 それでも、前から抱え込むようにして吸っているうちに、大きな満足感と共に少し満足して頭が働くようになってきた。
「はぁ……」
 幸助は何かというとため息が癖なのだが、幸せだからこそでてくる満足のため息を久しぶりに吐いた気がした。
 時間が止まった時の女は、まるで意識を失って眠ったような感じだった。おっぱいを弄るたびに、息が荒くなるし、興奮させれば頬も染まる。本当に強い刺激を与えたら、目を醒ましてしまうんじゃないかと怖くなるほどだ。

 ここで射精するまで、犯しつくしてもいいのだが、不意に動いている彼女を見てみたくなった。女風呂の全体を確認する、アジアンテイストというかアマゾンテイストを出したいのか、生い茂った観葉植物を区切りにして、真ん中に洗面台が並び、温泉っぽい浴槽が種類別に三つ、ジャグジーが二つ、サウナと水風呂が一つという構成である。
 風呂に居る人間は数人であり、清掃職員の姿も見えない。グルグルと回って確認してみたが、この真ん中の観葉植物の茂みの影に隠れれば、とりあえずは隠れられそうだった。わざわざ覗きスポットを作っているわけではないのだろうが、好都合な構造である。
 十分に注意して、身を伏せると時間を動き出させた。
「かける……」
 ゆっくりと、スロー再生のように彼女が動き始める。それまで気にならなかった、湯気がモクモクと流れ出してきた。時間と共に、大気の環流が始まったというわけだ。風船おっぱいの彼女は、なにやら胸を強く押さえて立ち上がると、キョロキョロと周囲をうかがった。
「やべ……」
 向こうから見えないと分かっていても、思わず深く身を伏せる。
 やっぱり、時間停止中にやった行為もそれなりに後が残るようだ。その点は、気をつけてやらなければいけないな。
 彼女は、ため息一つつくと気を取り直したようにボディーソープを付け直して、身体を洗い始めた。こっちが弄るのもいいが、自分で洗っているのを見るのも趣き深いというものだ。名前も知らない女だが、もはや自分のもののような気がした。
 そうやって、楽しんでいるうちに身体を流し終えた。身体を洗って、それで上がる人はあんまり居ないはずだ。きっと身体を温めなおしに、浴槽に行くだろうとは予測していたのだが。
「しめた、ジャグジーに入るぞ」
 ジャグジーは、一人用の泡風呂である。寝そべって強い泡を全身に浴びることによって血行がよくなる効果があるそうだ。小さめのスーパー銭湯でもたいていはどこも設置してあるものだが、普通の浴槽に行かれるよりも格段に都合がよかったのだ。
 なぜなら、激しく噴き上げる泡で多少の痕跡なら消えてしまうだろうからである。
 遠目に、ジャグジーにゆったりと浸かって気持ちよさそうにする彼女が見えた。
「……わる」
 幸助は多少の疲労感など、興奮で吹き飛ばすように力を発動する。おっと焦りすぎはいけない、女湯で頭を押さえて転げ回るわけにいかないからな。ゆっくりと、空気が張り詰めていき環流していた湯気が動きを止める。それが、時間の停止を確信させる。
「よし」
 ゆっくりと、風船おっぱいの女に近づいていく幸助。
「恨むなら、わざわざジャグジーを選んでしまったその身の不幸を恨むのだな」
 普通の浴槽なら、そこまでいかなかっただろうに。やはり、ここで幸助に出会ってしまった彼女は不幸で、今日の幸助には幸運の女神がついているようだ。
 幸助は、もう高まった期待と興奮でそんなもの見ていないのだが、止まっている泡風呂というのも中々壮観な眺めである。泡の空気玉、そのままで無数に水の中に停止している光景は、幻想的ですらある。
 そうして、その無数の泡の中で気持ちよさそうに寝そべっている姿も無防備で素敵だった。さっきの違和感とか、大人の女性は気にしないものなのかもしれない。風船おっぱいは、やはり泡の勢いで右左に揺れたまま固まっていて、すこし泡の力で浮き上がっていたのがエロく見えていい。
 少し左に身体を押しのけるようにして、幸助もジャグジーに入る。一人だとゆったりめだが、二人で入ると少し手狭だ。身体が密着する。とりあえず、下に深く入り込んで少し浮いている身体を上に押し上げるようにしてみる。
「おおっ……いい感じ」
 時間が止まった世界でも、ちゃんとお湯は温かくて気持ちがいい。泡は出てこないから、身体に触れると同時に割れて消えてしまうけど、そのプチプチする感覚もなんだか楽しい。
「ふぅ……」
 少し背中を押して、彼女を浮かすようにして、湯船の感覚を楽しんで見たりする。終わってから、男湯でいいからゆっくり入っていくのもいいかもしれないな。
 目の前の女を後ろから抱きしめる。幸助の身体がもう少し大きければよかったのだが、目の前の成人女性と幸助はちょうど一緒ぐらいの大きさだから。完全に抱きしめるというわけにはいかない。
 お湯の浮力も借りて、ちょっと力を込めて相手の上半身を押し上げて、自分の上に座らせるようにする。密着した肌は、しっとりとしていてとにかく気持ちがいい。
 後ろから、おっぱいを掴む。先ほど触りまくったくせに、よく飽きないものだ。
「ああっ……やっぱりいいな」
 この髪も、手に絡みつくようなしっとりとした肌も、揉み心地のいいおっぱいも、身体の温かさも、いまだけは自分だけのものだ。胸をくびれから乳頭まで揉み出すようにして、また乳首を勃起させるために触りながら、自然に股間の猛りを彼女の股に押し付けていく。
 左手では、胸を揉みしだいたままで、右手は彼女の陰唇をなぞるように触る。
「ほんの少し濡れてる感じがするな」
 筋をなぞるように触れていると、驚くほど簡単に中に手が入っていってしまう。思わずに、結構深い部分に指が吸い込まれていく。女の子の穴の中に。
「うぁ……やばい感覚だな」
 そのために創られた襞は、幸助の指をねっとりとまとわりつきながら飲み込んでいく。とても卑猥で、吸い寄せられるような感覚だった。刺激は十分であったし、そのために作られていたものなのだから。
 意識しなくても、その大事な部分に自分の勃起しすぎたものをこすり付けていく。童貞が始めてするのに、いろいろ分からなくて困惑するっていう心配をしていたのだが。そんな心配が馬鹿みたいに、亀頭が吸い込まれていく。
「うぁ……こういうものなのか」
 後ろから突き上げる角度がぴったりとあっていたのだろう。肌と肌が水の潤滑ですべりあうように重なって、ちょっと押し上げるようにしてみると、彼女の柔らかい粘膜の中に吸い込まれるようにして、入ってしまった。
「おわっ!」
 じっくりとするつもりだったのに、こんなにあっけなく入ってしまうものか。
 自分がイメージしていた、初めてのプランなどここでどうでもよくなってしまった。
 彼女の腰を掴むようにして、必死に押し付けていく。
 動物のように、猿のように、ただ目の前に初めて味わう快楽を貪った。
「やべえっ……止まらない」
 初めて味わった肉襞の味というのは、これまで感じていた興奮ではなかった。
 腰を押して引くだけで、味わえる一体感。胸を掻き毟るように湧き上がってくる欲望と欲求。そんな塊が胸から湧き上がるたびに、たまらなくて腰をふるのだ。自分を包み込んでくれる柔軟な襞が、粘膜同士がこすれあう感覚にどうしようもなく声をあげる。
 その気持ちよさが気持ちよすぎて、理性を抑えることができない。
 制御を振り切ってしまえば、あとはもう突き上げて射精するだけ。
「あっ……あっ!」
 柔らかいピンクの塊が、自らを完全に包んでいるのを感じた。
 その中で、我慢せずに自らを解き放ってしまう。
 股間から、とんでもない量の迸りが競りあがってくるのが分かる。
 たっぷりと、出してしまうのだ。
 中で出すということは、どういうことかは理解していたが。
 この欲望は、その理解を軽く超えている。
「うああぁああああぁぁああああああああ」
 何かが自分の中から、出てくると思った。腰の動きはもう、独立した生き物のようで、意識しなくてもガクガクと身体を振るわせる。
 お湯よりも、もっともっと暖かいものが吐き出されていく。
 それは、幸助の欲望そのものだった。
「ふぅ……」と、幸助の胸のなかで、女が息を吹き返した。それはまるで、生きて感じているような大きな呼吸。
 もしかして、時が動き出したのか!?
 幸助は慌てた、それでも腰の中の愚かな息子は止まらない。一番奥を突き上げながら、欲望を吐き出し続ける、ドピュドピュ!と意識のない女の中を白濁液で汚し続ける。
「うぅ、あぁ……気持ちいいからもういい!」
 幸助は開き直った、もうどうでもいいやと。
 初めてのセックスというのは、そういうものなのだ。
 幸い、実際時が動き出したということはなかった。
 幸助の考えていたよりも、人間の身体が時間停止の状態でもっと動くというだけのことだった。

 湯上りの身体に、夕暮れの風が心地いい。
 ポカポカと湯気を立てながら、少し湿った前髪を気にするように幸助は歩いていく。
 駅まではもう少し、その幸助の脇を後ろからスカートを靡かせて自転車の女性が駆け抜けていった。
「あっ……さっきの」
 さっきの幸助の初めての相手になった女性だった。足を止めて、自転車を気持ちよくこいでいく彼女の背中を万感の思いで見送る。
 夕焼けをバックに、駅前を駆け抜けていく自転車の彼女の姿はとても美しくて絵になっていると思った。
 こんな偶然があっても、手を振ることも、声をかけることも許されないのがこの力のネックなのだろう。
 だけど、今の幸助はこれでいい。余韻はあるが未練はない。幸助は、後ろを振り返ることなく駅の改札を潜っていった。


プロフィール

ヤラナイカー

Author:ヤラナイカー
おかげさまでプロ作家になって五年目です。
ボツボツと頑張っていきますので、今後ともよろしくお願いします。
(プロフの画像、ヤキソバパンツさんに提供してもらいました)



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