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E小説(中出し・孕ませ・時間停止・催眠・環境変化など)
エロ小説のサイトですので18歳未満の方はお帰りください。傾向はマニア向け、作品中のほぼ100%中だし妊娠描写、付属性として時間停止・催眠・環境変化などです。
第八章「孤独の独白」
 その日も、日がな一日ベルゼブブ関連の書物を紐解いて、未央の一日が終わろうとしていた。
 中世ヨーロッパで、ベルゼブブの悪魔つきが発生して、悪魔の子供が生まれたという逸話。その血族は孫の代まで続き、記録や手記はたくさん残されているのだが。
 未央の今の事態を打開できそうな情報は何一つない。
「やっぱり、祓魔師さんにお願いするしかないのかな」
 部屋に一人で居る未央にとって、独白はもう癖みたいなものだ。心に思ったことをいつのまにか口に漏らしてしまって、それを自分で意識することもない。もちろん、秋人がそれを盗聴で全部聞いている事も知らない。
 窓を見ると、日が高くなっていた。程よい気だるさが襲ってきたので、書物に集中できない。バタンとベットに倒れこむようにすると、枕に顔を伏せる。眠ろうかと思ったのだ。引きこもりの未央だから、もとから規則正しい生活などとは無縁だ。
「ん……」
 無意識に、指が唇に触っていた。
(私、やっぱり祓魔師さんとキスをしたのかなあ)
 そう言えるのかなと。
 それは清めるための行為であった。悪魔が襲ってきていたのだから、必死でそのときは気にならなかったとしても、後々やっぱり考えてしまう。
 その行為に性的な意味はないはずだった。それは、悪魔が襲ってきたから仕方なくされたことで、愛情があったわけでも、まして恋人たちのまぐあいのようなものではない。
 それでも。
 男性に身体を触れられるのは、初めてだったのだ。
(こんな感じに……)
 自然と、執拗に触られた胸を自分で触っていた。普段は、まったく意識しない胸が、あんな気持ちを自分にもたらすとは不思議だった。
 男の人に触られたのに、それほど嫌な気持ちがしない。

 高校は結局すぐ中退してしまったのだが、中学校、高校と未央は私立の女子校に通っていた。今思うと、露骨に男性を避けていた。
 女子校でも、年頃の同級生は「彼氏ができた」とか言っているのだが、未央からすれば「そんな男のどこがいいの?」と聞きたくなった。
 同世代の男の子に、全く興味がもてなかったのだ。みんな脂ぎたぎたして、汚いという感じしかなかった。声をかけられたこともあったが、嫌悪しかなかった。
 汚いし、臭いし、あんなのいったい何がいいんだろう。
 そんなことをずっと思い続けていた自分のほうが、きっとおかしいんだとも分かっている。
 そんな口にできない違和感と疎外感は人を遠ざけて、未央を簡単に孤独にした。異性が嫌いだからといって、同性が好きなわけでもない。
 未央は一人のほうが気楽だった、人間はみんな嫌い。
 そんな自分だから、一生男性には縁がないと思ってきたのに。

 経験の数に入れるべきだろうか、いややっぱり入らないのでは。
 目隠しをいつもしているから、祓魔師さんがどんな人かもわからない。分かるのは声と身体の感触だけで、そう思い起こすだけで未央は顔を真っ赤にしてベットに転げまわりたい気持ちになる。
 祓魔師さんは、男性って感じじゃない。たった一人の未央の世界の内側に来てくれている人だと漠然と感じる。
 未央は、少しだけ触れた秋人の大きな背中に、不在である父親を感じていたのかもしれない。だが、それは表面上は両親を嫌っている未央が避ける思考であるので、意識にあがってくることはない。
 漠然とした、なにか頼れる存在だという親しみ。
 いつの間にか、未央の手は自分の股間へと伸びていき。
 やがて、ごそごそとベットの中で布ずれの音をさせて、次第に音は小刻みに大きくなっていく。
 荒い息遣い。何度かの寝返り。そして喘ぎ。
 やがて、小さく呻き声がして音は停止した。

 気をやったことで満足して、寝息をたてて眠る未央。
 夢の中で、彼女は自分に向かって天から降り注いでくるたくさんの真っ黒い悪魔と、それから身を挺して守ってくれる白い天使の姿を仰ぎ見る。

     ***

 数日後、また異常な腹痛。

 ゴリュウウッ……ゴリュウウッ……
 お腹が絞り上げられるような、悲鳴を上げる。

 突如に発生した下腹部の威圧感で、これが普通の事態ではないとわかる。
 悪魔の仕業だ。
 ゴスロリ服の内側では、未央の薄いお腹がこんもりと浮き上がっているに違いない。大腸に異物を押し込まれたような圧迫感。
 お腹を押さえ、屈みこみ、呼吸が荒くなる。
 どうしようかと迷った瞬間に、電話がなる。
 這うようにして、出ると祓魔師さんの声。
 地獄に仏とはこのことか。すぐに、指示された通りに目隠しして家を開ける。
 インターフォンの前で、腸の圧迫が限界を向かえて。
「いやああぁぁーー」
 肛門から、何か出てきている。目隠しがもどかしいが外すわけには。
 とにかく、その場でパンツを脱ぎ捨て、出て行くに任せるしかない。
 直腸から肛門にかけてのつよい圧迫。

 ズリュズリュ……ズリュズリュ……
 音を立てて、太いソーセージのようなものが。思わず手で触ってその硬質の感触にびくりとする。
「芋虫……!?」
 未央のお尻の穴から、芋虫のようなものが這い出てきているのだ。
 バタバタと祓魔師が家の中に入ってきた。
「すぐに引き抜きますね」
 後ろに回ったらしい、祓魔師さんが一気に引き抜いた。

 ズリュ……ズリュ……。
「ああああぁ……」
 腸が裏返されるような感触に、身体中を弾かせるようにして、思わず立っていられず壁に手をつくようにして、半ばしゃがみ込んだ。
 その間にも、引っ張られているのかお尻から長大な何かが引き出されていくのが分かる。快楽なのか苦痛なのか、とにかく強い圧迫に身体を振るわせるだけ。

 ズリュ……。
 プツンと最後の一振りが、お尻から抜けて、ようやく肛門が介抱された。
「ああっ……!」
 肛門から腸液とも、油ともつかない粘液を垂れ流す未央。
 ばたりと、その場に倒れこんでしまう。
「おつかれさまでした、綺麗にしましょうね」
 スカートを捲られ、肛門の辺りを拭かれるままにされている未央。
 股を閉じることもなく、赤ん坊のように安らかな気持ちで任せている。やがて、祓魔師さんの湿った指が肛門の中まで、入ってきた。
 確かめるようなに触るその指に嫌悪感はない。
「どうですか……私の肛門……」
「えっ……ああ、さすがに今日のは大きい悪魔でしたからね。それでもきちんと処置しますから安心してください」
 突然聞かれて、慌てたように答える。祓魔師さんは、悪魔相手には自信を持って対応するのだが、とっさに普通の質問を未央に投げかけられると焦るようなこともあった。
 難しい悪魔との戦いをしているのだから、あまり悩ませてはいけないとは思っても、未央も目隠しを外せないし、自分の身体がどうなっているのか不安でしかたがないということもある。
 祓魔師さんの指が、ぐっと肛門を広げるようにする。どこまで伸びるか、確かめているようだ。
「あの……目隠しってずっとしないといけないんですよね」
「はい……絶対はずさないでくださいね。前にも言ったように、悪魔に憑かれた状態で見られると、私も飲み込まれてしまいますから」
「はい、変なこと聞いて、ごめんなさい」
 強い口調で注意する。死活問題なのだから、あたりまえだろうと未央は思った。私は何を言っているんだろう。
 そうやって話している間にも、祓魔師さんの指は執拗に肛門の奥を探るように。ああ、そんな奥まで入るようになってしまったのかと。あんな太いものが出入りしたのだから、当たり前なのかもしれない。
 自分の穴の驚くほどの柔軟さに、自分でも信じられないものを感じる。これが、普通なのだろうか。それとも、悪魔に憑かれてるせい。
「これから、お尻に性杭を打ち込みますから、少しきついかもしれないけれど我慢してくださいね」
「はい……」
 緩んだ肛門の穴に当てられるのは、いつもの聖杭の感触ではなくて、この生暖かい感触はいつも前に当てられてる。
 そう思考する間に、ジュルッとそれが入り込んでくる。潤滑油のようなものが塗られているらしい。少し冷たい感触を感じる。肛門の裏をえぐるように入ってくる。
「痛くないですか……」
「いえ……少し圧迫感はありますけど……大丈夫です」
 浅く引き抜かれて、またぐっと押し込まれた。
 ガンと、突かれる感触。お尻が熱くてしかたがない。そこに、密着するように祓魔師さんが圧し掛かってくる。
「少し後ろから体重をかけますけど、重すぎたら調整するので言ってくださいね」
「はい……これぐらいなら大丈夫」
 祓魔師が後ろから抱き締めるように、服越しに体温を感じる。
 胸をなんどか揉まれるようにされる、ゴワゴワのゴスロリ服ごしの感触が、今日はもどかしく感じた。
 ううん、こんな感じ方をしてはいけないと未央は思うのだが。
 圧し掛かって、聖杭を打ち込んでいる祓魔師さんは、とても体力を消費しているようで息は荒く、感じる肌は汗ばんでいる。その鼓動を服越しに感じると、どうしても未央も熱くなってしまうのだ。
「はあはあ……どうですか、苦しいですか、気持ちいいですか」
「はいっ……苦しくて気持ちいいです」
 未央は自分でも何を言っているか分からず、しどろもどろに答える。お尻がまるで別の生き物になったように、ドクドクと鼓動して熱い。自分の肛門の内側で、聖杭が暴れている。
「お尻の中に、精水を出しますから、受け入れてくださいね」
「はい、ください」
 その瞬間に耐え切れないというように、深く深く聖杭が差し込まれて、中にドクドクドクと熱い律動を感じた。前に後ろに前に後ろに、それは深く深く未央の中に入ってきて、やがて決壊したように、ドクドクッと生暖かい液体を吐き出す。
 聖水なのだと、未央は思った。
 ばったりと、床に祓魔師さんが倒れこむ音が聞こえた。
 未央は、それにかまう余裕もなく呆然としていた。お尻からは、その拍子に聖杭が抜けて、プルッと楽になる。
 ああ、ぽっかり空いた肛門の中に冷たい外気が入ってくる。
 それが、火照った未央には、何にも増して気持ちがよかった。

 やがて、体力を取り戻した祓魔師さんが起き上がって、肛門の様子を調べているのが分かる。未央が身体をもぞもぞ動かそうとするとじっとしているように言われた。
 肛門を綺麗にまた拭かれる、汗ばんだお尻や股の隅々まで綺麗にしてくれる。
 こうやって、祓魔師さんに全部任せて寝ていればいいのかと思うと、未央は凄く幸せな気持ちだった。余韻のような熱が、まだ未央の身体に残っていて、それを噛み締めていればいいのだから。
「口も、清めましょうね」
 そういって、未央の横にどっさりと寝る祓魔師の存在を感じる。
「んんっ……」
 返事をする間もなく、厚い舌が入り込んでくる。
 未央が受け入れるのも、少しうまくなった。未央の口の中に、唾液がたっぷりと溜まっていたので、それが潤滑になってうまく舌を絡められる。
 絡めれば、絡めるほどお清めになるのだから。
 無心で、受け入れるのに専念した。やがて、冷えかかってきた身体の芯がまた熱を取り戻すのがわかった。
「私の身体を強く、抱き締めるようにしてください」
 躊躇していた未央は、言われたとおり祓魔師さんを抱く。ためらう未央をリードするように、口を離して祓魔師さんも抱き返してくれた。
「大きな背中……」
 なでさするように、祓魔師さんの背中を確かめる。今日は、祓魔師も服を着ている。指に滑る感触は、綿だろうか。その内側で、人の熱を感じる。
 そうしているうちに、祓魔師さんも未央の背中に手を回して、もう一度口を清めてくれた。
 するすると、祓魔師さんの手がごそごそとスカートを持ち上げていく。太ももの間に入っていって、股を押し開くようにする。ニュチュッと湿った音が聞こえた。
 ああ、私いつのまにか濡れてるのかと未央は思うけど、もう恥ずかしがることはないのかもしれない。
 未央は気にしないことにした、大丈夫っていってくれたから。
「これから、女性器を清めますからね、こすり付けるだけですから安心してください」
「はい……」
 祓魔師が床を寝そべったまま少し上にあがっていって、未央の股間に暖かい聖杭の当たる感触がする。
「太ももで挟むようにしてください」
「はい……」
 不思議なことに、聖杭は未央の股の間でむくむくと大きさを増していくようだった。悪魔がお腹から芋虫を出すぐらいなんだ、聖杭だって大きくなっても不思議はないだろう。とにかく、いまの未央は股の感触を感じるので必死だった。
 なんどかこすり付けられると、聖杭の根元が未央のクリトリスにあたって、もどかしい快楽が身体をしたから、そそりあがってくるように震える。
 快楽に震えるようだったが、股間がひゃっと冷える感触がして、チクッとした。股の奥の大事な部分に、聖杭がひっかかっているのだ。
 そのまま進まれたら、奥が。
「そこは……恐いです」
「ああ、ちょっと当たってしまいましたか。無理に入れることはしませんから」
 そういって、股間をはずしてくれる。
 ああよかったと思って、また抱き締め返した。
 股間に聖杭が盛んに擦り付けられて、やがて限界を迎えるだろう。
「終わりそうですね……」
「えっ、ああ、精水を出しますから、受け入れてくださいね」
「はい……」
 ドクドクと聖杭が振るえて、聖水をたっぷりと吐き出していくのが分かる。この聖杭の機能が、未央には段々分かってきた。
 身体を振るわせるようにして、もう一度未央にチュッと口付けすると祓魔師さんは身体を放した。
「いつものように、股間に満遍なく塗りたくってください……そうですうまくなりましたね」
「こうでいいんですよね」
 濡れている穴の奥まで、指で聖水をかきいれていく。
 未央は不思議と、自分のそんな動作も陶然としたものに感じられた。
「さて、今日のお清めはこんなとこです。これでしばらくは悪魔も封じられていることでしょう」
 満足げに腰をあげて、祓魔師さんが帰っていくのがわかった。

 未央も火照った身体を冷ますのに、しばらく寝そべっていたが、やがてごそごそと気だるく起き上がって目隠しをはずす。
「ああ、祓魔師さんにお礼渡すの忘れた……次でまとめてでいいか」
 もうパンツがなくても不思議がらない。未央が出したはずの、芋虫のような塊もなくなっていた。悪魔や祓魔師が関係しているのだから、不思議は不思議ではない。
 汗ばんだ身体をシャワーで流してしまおうとお風呂場に向かった。
 シャワーを浴びるまえに、ふと自分の股間に手をやった。そこにはさっき塗りたくった白い聖水が付着している。そっと指で救い上げて、口に運んだ。
「苦い……」
 やっぱり苦くて生臭いけれど、嫌いではなかった。


プロフィール

ヤラナイカー

Author:ヤラナイカー
おかげさまでプロ作家になって五年目です。
ボツボツと頑張っていきますので、今後ともよろしくお願いします。
(プロフの画像、ヤキソバパンツさんに提供してもらいました)



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