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E小説(中出し・孕ませ・時間停止・催眠・環境変化など)
エロ小説のサイトですので18歳未満の方はお帰りください。傾向はマニア向け、作品中のほぼ100%中だし妊娠描写、付属性として時間停止・催眠・環境変化などです。
第十二章「愛情か、憎悪か」

 田中正志は男泣きに泣いた。
 愛しき女、深谷茉莉香の胸の中で哀しみにむせび泣いたのだった。

 などと、言って見ればちょっとかっこよくなっているでしょうか。なっていませんね、しょうがありません。
 いろいろ押し引きしたものの、茉莉香に「できた赤ちゃんは愛せるけど、田中さんは嫌いだし気持ち悪い」と言い切られてしまったのですね。
 わざわざ、自分から嫌われるようなことをたくさんしておいて、土壇場で自分は愛されないと悲嘆にくれる田中正志という男の心理は一体何なのでしょう。
 それは、正志本人にもわからないことでした。

 最初はもっと上手くやるつもりだったのです。
 せっかく、憧れの人妻を孕ませて精液便所までに落としたのですから、あとはゆっくりと攻略していけばいいだけでした。
 そう攻略、ゲームのような考えですね。女性経験というか、対人経験値の少ない正志はどうしても理論だけが先走ってしまいます。考えたとおりに上手くいかなかったのは、茉莉香が生身の人間で、それを受ける正志の方も結局生身の人間に過ぎなかったということです。
 望まれぬ赤ちゃんを孕まされた茉莉香の心身は、過度のストレスで余裕を失っていました。それを上手くコントロールして、なだめすかして言うことを聴かせるはずの正志の方が先に切れてしまったのです。
 それで赤ちゃんを流産させるなどという暴力的な行為にでて、結果として茉莉香の優しさに救われた形になりました。用意した洗脳プログラムはもちろん安全弁として作用していますが、その上で揺れ動くのは生の人の心に過ぎないのです。
 それを忘れてしまったから正志は、とてもかっこ悪く茉莉香の目の前でおいおいと泣き腫らすハメになってしまったのでした。
 大の男が子供のように啜り泣いて女にすがっている姿は目も当てられないのですが、それが田中正志だったということで話に戻ります。

 正志は(やっぱり、自分はカボチャ頭を脱ぐべきではなかった)と思い始めていました。あれがあれば、正志はいつまでも冷酷な怪人でいられたはずです。茉莉香に恐れられて、何でも自分の都合のいいように聞かせてやれたはずなのです。
 それなのに、欲をかいて茉莉香に素顔を晒してしまった。田中正志として抱いてしまった、それは愛されたいと言う欲望でした。
 身に余る欲をかいた罰を受けて、正志は泣きわめきながら茉莉香の乳房に吸い付いて離れないのです。正志にとっては、久しぶりに逃げ出したくなるほど恥ずかしいことでした。でも高ぶった心を、こうしなければ沈められなかったのです。
「田中さん、本当に大丈夫ですか……」
 さっきまで、大丈夫じゃなかったのは茉莉香の方だったのですが、正志がこれほど取り乱すのを始めてみたので、心配になってしまったようです。
「ううっ、ごめん……」
「いえ、いいですよ。さっきは私も悪かったですし……」
 言葉少なに、茉莉香は正志を解放してくれています。ベット脇のティッシュを取って、涙や鼻水を拭いてやっているのです。
 ここで、母性に目覚めたのかなんてフザけたことを言ったら叩かれるかなと正志は一瞬思って、やっぱり言うのを止めました。
 もうかっこうをつけようとしてみても今更ですし、せっかく甘えさせてくれている雰囲気をたとえこの一瞬だけだとしても、失いたくはなかったからです。
 正志は(ああ、自分はこの人妻が本当に好きだったんだな)と痛感しました。今更、愛されたいなんて虫がいいことを言っても、無理なのは分かっています。前に、旦那と別れて一緒にならないかと誘ったこともあって、それだって断られているのですから嫌われているのですからこうして胸にすがるのは未練なのです。
 それでもこうして愛しい女と抱きしめあっている正志には、交渉の道具はありました。
「なあ、茉莉香……さん」
「なんですか、改まって」
 茉莉香の黒目がちの大きな瞳が、正志の姿を映して居ます。怖気づく気持ちに、叱咤を入れて正志は交渉に入りました。
「君が俺のことを憎らしいとか、その……キモいって思ってるのは分かったよ。でも産まれてくる子供のことを考えたら、やっぱりそのままじゃいけないんじゃないか」
 正志は子供を出汁に使うつもりなのでした。
「そんなこと言ったって、私の気持ちは変わりませんよ」
「いや分かるよ、茉莉香さんは夫がいるのに俺が横恋慕して、無理やり子供まで作ってしまったんだから今更許してくれなんて言えない。でも、望まれない妊娠だったなんて子供が可哀想じゃないかな」
「そんなこと、言われたって……」
 茉莉香の瞳には迷いの色が見えます。
「なあ、頼むよ。形だけでもいいから愛しあって子供を作ったんだってことにしてほしい。そうしてくれたら、俺は茉莉香さんの平穏な日常を邪魔するようなことは絶対しないって約束するから……」
「ううーん。それは確かに、外で馴れ馴れしくされたりしたら困りますけど」
 茉莉香は、考えこんでしまいました。もうひと押しだと正志は意気込みます。
「ねねっ、お願いだよ。そうしてくれたら、もう酷いことはしないし、今の茉莉香さんの生活が守られるように極力配慮するからさ」
 茉莉香は、しばらく唸って考えこんでしまいます。
 正志にできるのは、結論が出るまで祈るように待つだけです。できた赤ちゃんを出汁にするのは、情けない限りですが正志にはもうこの手しか考えつきませんでした。

「わかりました……あの私の方からもお願いがあるんですけど」
 茉莉香は、ハァと溜息をつくと正志にそう言いました。
「なになに?」
 正志は受け入れられて、嬉しそうに顔を上げます。
「私のほっぺたを平手で思いっきり叩いてくれませんか」
「ええ?」
 いきなり平手打ちしろと言われて、正志は当惑した。
「早くお願いします」
 仕方がないので、正志は恐る恐るペチンと平手打ちした。
「こ、こうかな」
「弱いです、もっと勢い良く」
 ペチーンッ!
「こう?」
「もっと強く」
 ペッチーンッ!!

 正志は、言われるままに強く平手打ちしてしまい、それが思いの外強く振りかぶって叩いてしまってびっくりしました。
「だっ、大丈夫だった?」
 茉莉香のほっぺたが、赤く腫れてます。茉莉香は、正志の言葉には答えずにやけにさっぱりとした表情でほっぺたを軽く撫でると……。

 パチーンッ!!

 思いっきり正志のほっぺたを平手打ち仕返しました。
 体重を乗せたものすごい勢いの平手打ちで、不意をつかれた正志はそのままベットに転がりました。叩かれた左耳がキーンと耳鳴りします。
 瞬間、何をされたのかわからないぐらいでした。耳を押さえて立ち上がると、ようやく叩き返されたのだと気が付きました。
「痛いな、一体何をするんだよ……あれっ?」
 茉莉香は、部屋に居ませんでした。一体何なのでしょう、叩けと言われたので叩いたらものすごい勢いで叩き返されて、意味がわかりません。
 しばらく呆然とベットに座り込んでいると、ポニーテールを揺らしてさっさと茉莉香がやってきました。どうやら、乱れた長い髪を梳かしつけてから、また新しいゴムでくくったようです。
 心なしか、茉莉香はすっきりした顔でした。さっきの一発で、気持ちを切り替えたのかもしれません。
「さっ、どうぞ」
 茉莉香は呆然と眺めている正志を尻目に、仰向けにベットに寝転ぶと、大きく両手両足を開いて大の字になりました。
「ええっ、あの茉莉香さん、これって……」
「だから、私に愛されたいんですよね。どうぞいらしてください」
 どうやら抱けと言っているようだとようやく察した正志は、仰向けに寝る茉莉香の上に誘われるままに身を沈めました。
 茉莉香は、そのまま正志も下腹部で存在感をあらわにしている息子も全部奥まで受け入れてから、両手両足を絡めてギュッと抱きすくめました。
 心まで抱きしめられるような、温かい抱擁でした。
「ああっ……」
 茉莉香から抱かれて、正志は嬉しそうな声を漏らしてギュッと抱きしめ返します。強く抱きしめる必要はありません。茉莉香から抱きしめてくれているから、軽く抱き返すだけでしっかりと深くまでつながれます。
 優しさを分け合うような温かい抱擁に、それだけですごく気持ちいいがいいのです。正志は、抱きあうだけでイッてしまいそうでした。
「愛して差し上げますから、約束忘れないでくださいね」
「ああっ、うん」
 どこに触れても暖かくて柔らかい茉莉香の肌の感触に、正志は陶然となります。
「私の生活が破綻しないように気をつけてくださいね。私の言うことをちゃんと聞いて、無茶は絶対にしないでくださいよ」
「分かってるよ……」
 正志は、茉莉香のその言葉に何度も頷き返します。

 ほんの数秒、身体の動きを止めて茉莉香は何かしら探るような瞳を向けてきて、それから納得したように微笑んで頷きました。
「だったら良いですよ。さあ、たっぷりと愛してください」
 そうして、また優しく抱きしめてくれます。
「お願いだから、正志って読んでくれないか」
「もちろんですよ正志さん」
 正志は、たまらずに腰を深く埋めた。
「ああっ」
「あんっ、あんまり強くは、しないでくださいね」
 茉莉香はもう身重の身体です。
「ああっそうだった、ごめん……」
「ゆっくり動いてくれたら、いいですから……」
 膣に負担をかけないようにただ奥まで差し込むだけにして、その代わりに手に余るほどのボリュームたっぷりのバストを乱暴に揉みしだきました。
「正志さん、オッパイ好きですよね」
「ああっ、うん……」
 茉莉香は、クスクスと笑うと正志が嬲りやすいように胸を張りました。
「私のでよかったら、たっぷりと楽しんでください」
 正志は、たまらずに乳房に手を伸ばします。瑞々しいたゆんたゆんの膨らみを撫でさすり、その量感をたっぷりと味わいます。
「こんだけ大きなオッパイなら、たくさん母乳が出るだろうな」
「正志さん気が早いですね、でもバストマッサージは必要らしいですから、ぜひおねがいしますね」
 頼まれた!と正志は勢い良く胸を揉みしだき、ぽっちりと勃起した先端を指で摘むと、茉莉香の身体がぴくんと跳ねました。

「ああっ、乳首気持ちいいです……」
「そうか、じゃあもっと」
 片方の乳首を指で摘みながら、もう片方に舌を這わせてチュッと吸い、コリコリとしたそれを甘咬みする。
「ひぁぁ……、あんっ、うんっ」
 正志が乳首を責めるたびに、吐息とも喘ぎともつかない甘い声が、茉莉香のぷっくらした唇からこぼれます。
 この桜色の先端も、乳輪もいずれは妊娠で形が変わったり茶褐色になるのでしょうか。正志はそんなことを考えながら、乳首を責め立てます。
 いずれ、母乳が出たら吸いたいと思いました。
「オッパイ出たら、俺にだけ飲ませてよね」
 正志はよせばいいのに、茉莉香の旦那への嫉妬でそういうことを言うのです。
「……わかりました、飲ませるのは赤ちゃんと正志さんだけですね」
 夫のことを持ち出されると、これまでは罪悪感に頬を歪めていたのに、茉莉香の中でどう踏ん切りをつけたものか微笑みながらそう請け負いました。
「そうしてくれると嬉しいよ……」
 正志は、嬉しそうに茉莉香のたわわな乳房を揉み続けて、左右の乳首を続けて吸い続けました。
「ああんっ、そんなに吸ってもまだ母乳は出ませんよぉ」
 茉莉香は、ふやけるぐらいに乳首を吸われて、たまらない気分になっています。正志の太太とした一物を飲み込む膣は、ピストンしていなくても茉莉香が気持よくなると同時にキュッキュと絞め上げて来ます。
 もはや、妊娠して必要ないはずなのに、女の膣は浅ましく男の陰茎を絞めつけて、その精気を吸い上げようとします。
 奥まで深々と突っ込まれているので、亀頭がピクリピクリと震えるたびにすぼまっている子宮口が刺激されました。
「ああっ、なんかイキそうだよ茉莉香さん」
「私も、イクッ!」
 茉莉香がギュウと抱きしめてくるのを合図に、膣もギュウと絞まって正志も静かに絶頂に達しました。

 ドピュードピュドピュドピュ……。

 すぼまった膣の中に注ぎ込むような射精が放たれて、正志はまったく身動きしていないのに身体が快楽に何度も震えたように感じました。
 たっぷりと、本当にたっぷりと正志の中身を茉莉香のお腹の中に注ぎ込んでやったという充実がありました。
 ずるっと、濡れた陰唇から陰茎を引き抜くと、亀頭の先と膣口の間でトロトロの愛液が糸を引きます。
 しばらくして、ぱっくりと開いた膣口からドロリと精液が抜け落ちていきました。

「ハァハァ……茉莉香、愛してるよ」
 横に身をもたれさせた正志は、茉莉香を手で抱え込むようにして抱きしめて唇を重ねました。
「私もです……」
 茉莉香も、正志の舌を受け入れると自分から舌を伸ばして正志の唾液を美味しそうにすすりました。
 そうして二人は暫く舌を絡め合わせて、手足も絡めて身も心も一つに溶け合っていました。
「ありがとう、茉莉香さん……」
 正志は、そう俺を言いました。
「私……元気な赤ちゃん産みますね」
 それには答えずに茉莉香は、そう笑顔で呟きました。
 こうして、愛し愛される形での種付けをやり直すのような、長いセックスが終わったのでした。



プロフィール

ヤラナイカー

Author:ヤラナイカー
おかげさまでプロ作家になって五年目です。
ボツボツと頑張っていきますので、今後ともよろしくお願いします。
(プロフの画像、ヤキソバパンツさんに提供してもらいました)



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