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E小説(中出し・孕ませ・時間停止・催眠・環境変化など)
エロ小説のサイトですので18歳未満の方はお帰りください。傾向はマニア向け、作品中のほぼ100%中だし妊娠描写、付属性として時間停止・催眠・環境変化などです。
第二章「女子中学生 桐宮紗香」
 空が曇っていて風の強い日だった。
 台風が近づいているわけでもないのに、駅ビルの前は局地的にやたらと突風が吹いている。

「おっ、水玉! いいねー」 「ふむう、青」 「黒かな……いやストッキングでよくわからん」

 ツイてるミノルの目の前で、多くの女性のスカートがめくれ上がり、パンティーが見えてしまうのは当然というものだった。
 スマートフォンのカメラを向けているだけで、極上の盗撮画像がたくさん撮れてしまう。
 みんな、ミノルに撮られても気がつかないか、気がついても足早にどこかに行ってしまう。いつもこうだから、ミノルはとても無防備だった。
 さすがに女の子のパンツとはいえ、これだけたくさんを見ると、だんだん飽きてきてあくびがでた。まったく贅沢なものである。
 しかし、そんなボケたミノルの意識を覚ますように、清楚な黒髪のお嬢様がやってきた。あの濃い藍色の学生服は、この近くの、頭のいい中高一貫の制服だぞ。学校の名前は、と考えても思い出せるわけもなかった。
 そもそも、そんな頭の良い学校とは縁もゆかりもない。ミノルは高卒である。
「おっ? えぇぇ~!」
 ミノルは、思わず叫んでしまった。やはり強風で前からまくり上げられた紺色のプリーツスカートだったのだが、小柄な女学生は何も穿いていなかったのだ。
 ノーパンである、数秒ふわ~とスカートが盛大にまくり上げられたわけだから、見間違うわけもない。
 まだ生えそろってもいない、黒い陰毛からうっすらと透ける無垢な割れ目までばっちりと撮影できてしまった。
 これは面白いぞと、ミノルはほくそ笑んだ。
 なんでその女ん子がノーパンだったのかなんてことは、どうでも良かった。ミノルにとってはよくあるラッキースケベである。あとで画像を確認したらゆっくりと楽しむことができるということで頭がいっぱいだった。
 だから、強風で煽られるサラサラの前髪を水色のヘヤピンで抑えている真面目そうな少女が、目の前まで来ているのに気が付かなかった。
 彼女の旋風に舞う肩辺りまで伸びた艶やかで綺麗に編み上げられた黒髪から、シャンプーかそういう香水なのか、蜂蜜レモンみたいな甘酸っぱい香りが漂ってきてようやく、ああ少女がどっか行かずに居るなと思ったぐらいだ。
 良い画像も撮れたし、もう用済みだから、どっかに行ってくれてもいいのにとタケルは思っていた。

「あなた、私のスカートの中を撮りましたね!」
「はい」
 思わず頷いてしまった、ここは否定すべきところなのに、こうして行動を非難されるということがミノルにとっては珍しいのだ。
 むしろ、どうしてこの少女は撮られたことに気がついたのだろうと、唖然としてしまうぐらいだ。
「んぐっ! ううっ、えっと……撮ったんですね。撮っちゃったんですよね。この際です。撮ったことを咎め立てはいたしません、今撮った画像を、即刻消してください!」
「なんで消さなきゃいけないの」
 即座にそう返答されて、むしろ女学生のほうが当惑してしまったようだ。彼女は、盗撮されたのを注意している立場なのに、それをミノルがまったく理解しようとしないのである。常識がないにもほどがあった。
「なんでって、貴方ね。スカートの中を……と、盗撮でしょう。そこの警察署に行ってもいいんですよ」
 駅前の警察署を指差す少女。こんなことは、本当に久しぶりで、ミノルは少し考えこむとこういった。
「警察署に行ったら、露出で逮捕されるのは、君のほうじゃないかな」
「なっ……」
 少女は顔を耳元まで真っ赤にして、いきなりミノルの服の袖を掴んで、グーッと引っ張った。
「貴方、ちょっと来てください!」
「うああ、なんだよ~。シャツが伸びる、伸びるよおぉ」
 ミノルは、駅ビルの中まで引っ張られていくと、少女に障害者用の鍵がかかる大きなトイレまで引っ張られていった。
 ガチャリと鍵をかけて、少女は振り向く。
「いくら払えば、画像を消してもらえるんですか」
「いくら持ってるの」
 少女は、ポケットから定期入れと併用してある黒い財布を取り出して「二千円ぐらいなら」と言い始めた。
 二千円って、ミノルは笑いをこらえた。こりゃ、本当に学生らしい可愛い額だなとミノルは微笑ましく思う。
「仕方ないじゃないですか、お小遣い制じゃないんですウチ」
「お金をもらっても、消さないよ」
 もっと女の子なら、お願いのしかたというものあるじゃないかとミノルは思うのだ。カツアゲするつもりなんてなかったのに、いきなりお金を払うとか言われたから、少し意固地になった。

「じゃあ、どうしたら消してくれるんですか」
「スカートの中をよーく見せてくれたら、消してあげるよ」
「そんなっ、絶対に嫌です!」
 本来は優しげな顔立ちの少女が、眉根を顰めてヒステリックな声を上げた。
「なんで、見せたくて露出してたんじゃないの」
 そこが、ミノルにはわからないのだ。
「違います、あの誤解があるようなので訂正しておきますけど、下着を穿いてないのはどうしてもしょうがない理由があって……」
「そのしょうがない理由って聞かせてもらえるかな」
 少女は俯いて黙ってしまう。
「まあいいや、とりあえず名前とか教えてよ。こっちから自己紹介するけど、俺は戸隠ミノルといいます。三十二歳だよ」
「ミノル……さんですか」
 年上なので、いかに相手はおかしな変態とはいえ、さんをつけるのだ。少女の真面目さと、育ちの良さが感じられた。そんな娘がどうして『穿いてない』のか、ミノルは興味をそそられる。
「私は、杏端(あんたん)学園の中等部二年生、桐宮紗香(きりみや さやか)といいます。十四歳です」
「十四歳にしては大きいね」
「えっ、私は同級生と比べても小柄な方だと思うんですが」
「おっぱいが」
「……」
 一瞬睨みつけたが、すぐに呆れた顔になった紗香は、しょうがないなあという瞳でミノルを見つめる。ため息をつくと、せわしなくヘヤピンの位置をいじって編み上げた長い黒髪を手櫛で整えていた。髪を触るのが癖なのだろう。
 自分から引き込んだのだが、知らない男と密室に入って紗香が落ち着かない証拠でもあった。
「それで、どうしてパンティー穿いてないの」
「その濡れちゃったから」
 そう聞いて、雨は降ってなかったよなと思う。
「もしかして、お漏らししたとか」
「……ううっ」
 頬を紅潮させて俯いている、悔しそうな顔で目尻に涙まで浮かべている、どうやら思いっきり図星だったようだ。

 着替えぐらい、保健室に行けば貸してもらえたのに、気位の高い紗香はどうしても保険医に漏らしたとは言えなかったのだ。
 たったそれだけのことで、変態のおっさんの狡猾な罠にハマり(紗香はそう思っている)、いたぶられている。
 それが悔しくて、紗香は血色の良い下唇を噛み締めた。
「じゃあ、どうする」
「見せるのは嫌です、もう勘弁してください」
 紗香は自分の容姿に自信があった。学校では生徒会役員までやっている優等生の紗香だ。どんな大人でも、泣き真似をしてみせるだけで言いなりにできると思っていた。
「嫌ならしょうがないなあ、じゃあバイバイだね」
 しかし、このミノルと言う大人は、紗香がそう言うと無造作に多目的トイレの鍵を開けて外に出ていこうとする。
「まっ、待ってくださいっ!」
「……じゃあ、スカートをたくしあげて、オシッコをしてもらおうかな」
 えっ、と紗香は驚きに瞳孔を開いた見開いた。信じられないと言いたげに、黒目がちのまん丸な瞳を見開いて、ミノルを食い入るように見つめる。
「さっきは見せるだけって!」
「だって、お漏らしをしたんでしょう。だったら、オシッコもきちんと見せてもらないと」
 聡明な紗香は、ミノルのパターンを学習した。この男にはまともな交渉が通じない。言ってることの意味も何もかも訳がわからない。
 泣き落としは通じない。むしろ拒絶すればするほど、どんどんと増長していくタイプだ。
 だとすれば、被害を最小限に食い止めるには、ミノルの言いなりになるしかない。そうじゃないと、どんどん要求がアップしていく。
「わかり、ました……わかりましたよ、お小水をすればいいんでしょう!」
「ねえ、ビニール持ってる?」
 物持ちの良い紗香は、何かの入れ物に使うときのことを考えて、透明のビニール袋ぐらいは常にカバンに持参している。
「ありますけど、これをどうするんですか」
「この透明のビニール袋の中にオシッコしてもらうから」
「なんですって!」
「だって、貴重な女子中学生のオシッコじゃん。捨てるなんてもったいないでしょう」
 紗香は、この男をまだ見くびっていたと感じていた。たらっと額に冷や汗がにじむ。状況はまるで阪を転げ落ちるかのように、どんどん悪化していく。
 ミノルがラッキーボーイなら、今日の紗香はアンラッキーガールだった。
「わかりました」

 どうしてこんなことにと思いながら、紗香はスカートをたくし上げると、自分の取り出した透明のビニール袋にまたがった。
 ビニール袋の口を尿道口につけるようにして、シャアァァと黄金色の液体をまき散らした。透明のビニール袋の中に、見る見ると黄色い液体が溜まっていく。
「おお、でるねえ。お漏らしするだけのことはある」
「言わないでください!」
 恥辱だった、小さな恥が許せないばかりに、こんな大きな恥をかいてしまうなんてあんまりだった。
 時間を巻き戻して、学校に居る自分に恥を忍んで下穿きを保健室に借りにいけと忠告したいぐらい悔やんだ。
 そんなことを考えだしたら、もう現実逃避している証拠だ。
 プライドの高い十四歳のお嬢様にとって、知らない男の前でビニール袋にオシッコするという行為は耐え難い苦痛。無垢な紗香はついさっきまで、このような恥辱が世界に存在することすら知らなかったのだ。
 精神が音を立てて割れる音が聞こえた、言葉にすれば死にたくなってきたということだ。自暴自棄に近い状態になっている。
「しましたよ、もういいでしょう。画像を消してください!」
 自分のオシッコの溜まったビニール袋をミノルに渡して絶叫した。ミノルはそれを受け取ると、ニヤニヤとスマートフォンを手で弄んだ。
「まだ、よく見せてもらってないからなあ」
「もうっ! どうすれば良いっていうんですか!」
 やけっぱちになった紗香は、ミノルの言う通りやってやろうとむしろ拍車がついたようで、ミノルの言われるままに動く。

 この駅ビルのトイレは市役所の出先機関が付属しているせいか、多目的トイレの備品は揃っていて、真新しいクリーム色の大きなベビーベットが置いてある。
 ミノルは紗香にその上に、足を曲げて寝そべるように指示をした。
「さあ、スカートの中を見せてよ」
 紗香は言われるままに、スカートをたくしあげてほっそりとした形の良い太ももの付け根までするりとたくしあげると、そこで一旦ため息をついて、やがて覚悟を決めたのか目をつぶって、股ぐらを全開にした。
「ううっ」
「やっぱり穿いてないんだね」
「そうですよ、見たいだけ見ればいいじゃないですか」
「オッパイも見せてくれるかな」
「はぁ?」
 紗香は、もうため息をついた。どうせ一番見せたくない箇所を見せているのだから、もう一緒だろうと思ったようで、ブラウスのボタンを外すとブラジャーのホックを外して、ブラをずらして大きな胸を解放した。
 ドサッと、音を立てるようにして重い乳房が飛び出る。十四歳とは思えないほどに、大きく発達した乳房だが、その表面の艶やかさは若い娘らしい光沢があった。大きな乳房に比べれば小さい乳輪には、申し訳ない程度に肌色から桜色のグラデーションがあって、乳首はほんの小さな蕾があるだけだ。
「何カップなの」
「男子って、よく分かってもない癖に、そういう事ばかり聞くんですよね。ブラのサイズはDぐらいですよ、それがなにか」
 吐き捨てるように紗香は言う。
「別になんでもないさ」
 そう返すミノルの手に持ったスマートフォンはチャリーンと音を立てて、フラッシュを浴びせた。
「やだ、何で撮るんですか酷い!」
 撮られた画像を消して欲しいからやっているのに、これでは約束が違うと紗香は怒った。
「大丈夫だよ、画像は最後に全部消してあげるから」

「消すなら、撮らなくてもいいじゃないですか」
 これ以上顔を写されてはたまらないと、紗香は目元を手のひらで覆った。
 これで、ミノルのやりたい放題となったわけだ。
「ちょっと待ってください、一体何をやってるんですか」
 紗香は顔を覆った指を外して、自分の股ぐらを覗きこんだ。ミノルが自分のあそこをまさぐる感触があったからだ。
「中までよく見えないから開かないと」
「そっ、そんなところ触らないで!」
 起き上がろうとする、紗香の顔をフラッシュを光らせて激写した。
「いいよ、見せてくれないなら、画像を消さないだけだから。杏端学園の中等部二年生、桐宮紗香さん」
 ニマニマと、スマートフォンを片手にミノルは悪戯っ子のような笑いを浮かべた。
「卑怯者……見るなら早く見て終わってください」
 紗香は、顔を隠すことを選んだ。
 ミノルは、まだほとんどが産毛で先の方にチロチロと黒い毛が生えているだけの恥丘に指をかけると、ピッタリと閉じている肉の門を指で開いてみせた。
「紗香ちゃんは、やっぱり処女なのかな」
「処女って、決まってるじゃないですか」
 何が決まってるのかなと、ミノルは思ったが、まあ未経験だと言うことをだろうと観察を続行した。
 よくよく開くと、ただでさえ細いピンクの肉襞の入り口の奥に丸く粘膜が覆っている。これが処女膜かと、ミノルは思う。
 膜といっても完全に閉鎖されているわけではなく、指一本ぐらいは真ん中に通せる穴が開いていた。
 ミノルは誰にも触れられたことのない処女地に、何のためらいもなく、乱暴に人差し指を突き入れる。
 彼には、ラッキーな自分は大丈夫平気だという強い思い込みがあるのだ。

「イツッ」
 だから、紗香が痛みの声を上げたのに少し狼狽した。
「ごめん」
「そんなところに、指入れるなんて信じられない!」
 紗香は、防御本能で太ももを硬く閉じて、ミノルの腕を挟み込んでしまいながら、ヒステリックに叫んだ。
「いやあ、悪い悪い」
「貴方は、なんて人なの……」
 自分が触れたこともないデリケートな場所に無造作に指を伸ばして、悪びれもなくそんなことを言うミノルに絶句した。
 常識では考えられないことを平然とする。初めて、この貧相なオジサンを怖いと思ったのだ。
 でも今恐れを見せたら、何をされるかわからないと考えるほどには、紗香は大人だった。恐怖を隠すように、プンプンとわざとらしく怒ってみせる。虚勢だった。でも、この間抜け面の男なら、気が付かないだろう。
 内心は、いつの間にか裸に剥かれている状況にゾッとしていた。
「おや、顔が写ってもいいのかな」
「きゃ!」
 パシャッとフラッシュが焚かれる。
 顔を伏せているのも怖くて、つい見てしまったのだけれど、顔を撮られることはそれよりも恐ろしいことだと気がついた。
 目元さえ映らなければ、身元は割れないという。
 聡明な紗香は、絶対に顔を隠した手を取るまいと思った。
 それが、ミノルに好き勝手やらせる結果となってもである。
「うう、うそぉ……。そんなところを舐めるなんて」
 ペチャペチャと音を立てて、絢香の割れ目を男が舌で舐めている。

 信じられなかった、自分でもあまり触れたことのない部分を男性に舐められるなんて。しかも、相手は見ず知らずの大人の男である。
 あまりのおぞましさと嫌悪感に頭がクラクラして、手足がビリビリとしびれて、血の気が引いて気絶しそうになった。しかし、こんなところで意識を失っているわけにはいかない。
 気絶したら何をされるか分からないという恐怖だけが、紗香の意識を支えていた。
「んぅ、ふぅ、ふっ、ふっうう!」
 しかし、男の分厚い舌は容赦なく紗香のデリケートゾーンを舐めまわす。毛も生えそろっていない結合部が、唾液で湿ってクチュクチュと嫌らしい音を立て始めていた。
「ハァハァ」
 男の荒い吐息と、紗香の喘ぎ声が多目的トイレの中で響く。
 そうだ、ここは駅前のおトイレなのだ。
 紗香の学校の友だちもみんな使っている駅なのだ、こんなところで自分は何をやっているのかと思って悲鳴を上げた。
「いやっ、いやぁぁぁ」
 しかし、その悲鳴にも艶が混じっている。
 おそらく紗香はそう言っても認めないだろうが、明らかに興奮していた。まだ皮を被った小さなクリトリスは根本がビクビク震えて勃起していたし、狭い膣道からは白い粘液が分泌され始めていた。
 それは紗香が生まれて初めて分泌する女の子のメス汁だった。それを、ミノルに舐められて味合われてしまっているのだ。
 その事実に、嫌悪感を持ちながらも同時に背徳感に爆発しそうなほど小さな心臓が、ドクンドクンと高鳴ってもいた。
「いやっ、アアアッ!」
 腰を震わせて、紗香はついにイッた。
 ギギッと外陰唇の収縮に合わせて、ほっそりした太ももでミノルのでかい顔を挟んで、その上びしゃっと、鼻先に潮まで噴きかける始末。
 これでは、鈍いミノルにも絶頂に達したとわかってしまう。
「はぁ、ハハッ、紗香ちゃんイッちゃったね」
 自分が舌で初めての女の子をイかせたという充実感が、ミノルにそれを言わせた。

「イッたって何がですか……」
 イッたと言われても、紗香はなんのことだかわからない。
「性的絶頂、オーガズム、知らない?」
「まさか」
 そのようなことがあると紗香は知識として知っているが、自分の身に起きたこととは思えなかったのだ。
 嘘ではなく本当にわからなかった。
 ただ、見知らぬオジサンにイヤラらしく股をねぶられているうちに、頭が真っ白になってしまっただけである。
 一方で、ミノルは潮まで吹いて認めないのかと思うが、絶頂に達した証を他にも発見して、またニンマリと笑う。
「自分の乳首を見て見なよ」
「えっ」
「ほら、そんなに乳首をピンコ立ちさせて、気持ちよくないなんて嘘でしょう」
「いやっ!」
 思わず自分のオッパイの先のピンク色の突起を見てしまったが、紗香は自分にまだスマホのカメラのレンズが向いていることに気がついて、また甲高い声叫び声を上げて、慌てて顔を隠してしまった。
 それでも、自分の乳首が恐ろしいほどに先を尖らせていたということは、認めざるを得ない事実であった。
「ほら、乳首がこんなに勃ってるってことは気持よかったってことでしょう」
「いやっ、胸に触らないでください」
 そう言っているのに、ミノルは調子に乗って、指の腹で勃起したピンク色の乳首をこねくり回している。
 ツヤツヤ、スベスベしてとても可愛らしい乳首だった。

「やだ、そんなに乱暴にすると痛いです」
「じゃあ、優しくしたらいいの」
 紗香の要望を聞き入れて、優しくつねってあげる。
「だめっ、だめぇ……」
 キュッキュと先っぽを指で引っ張ると、可愛らしい声を上げた。
「こんなのはどうかな」
 ミノルはさらにむんずと十四歳にしては大きな乳房を掴むとチュッチュと音を立ててすすり上げる。
「吸っちゃダメ!」
「もう、あれもダメこれもダメって、どうしたら良いのさ」
「それはこっちのセリフですよ、一体これどうやったら終わるんですか!」
 この地獄のような責め苦はいつになったら終わるのか、
「えっ、すぐに止めてもいいよ」
「えっ? ああもう、撮るの止めてくださいよ!」
 あまりにびっくりして、紗香はまた手をのけてしまう。
 スマホのレンズが顔の方に向いていることに気がついて、また顔をそむけて目元を小さな手のひらで覆った。
「こっちは画像を消す代わりにどうしたら良いのかって聞かれたからからこうしてるだけで、画像を消すのを諦めてくれたらいいんだよ。杏端中学二年生の桐宮紗香さん?」
 ニンマリとミノルが笑ったのを、顔を手で隠している紗香はわからなかったけれど、どうせ意地の悪い顔をしているのだろうなとはすぐ分かった。
「それじゃあ、意味が無いじゃないですか。私は、ここまで頑張ったのに画像を消してもらえないなら!」
 もしかして最初から消すつもりなんてなかったのか。
 騙したのかと、紗香は憤った。
「おっと言うとおりにしてくれたら、画像を消す約束は守るよ」
「じゃあ、もう早く終わらせてください。ずっとおっしゃるとおりにしてきたじゃないですか」
 紗香は、ため息をついて抗弁した。

「おやー、何をやるのも嫌だとか駄目だとか、ずっと反抗的な態度だったじゃないか」
「それは……」
「でしょう、むしろこっちはお願いされる立場だと思うんだけどな」
「ううっ、じゃあお願いしますから画像を消してください」
「それは、君の態度したいなんだよね。オッパイ触っても、いいよね」
「はいどうぞ……」
 紗香は、我慢すればいいんだと思った。
 すでにあそこをペロペロと舐められるまでされているのだ、いまさら胸を揉まれようがなぶられようが、乳首を吸われようがいいではないか。
 早くこのオジサンを満足させて家に帰りたい、そんな気持ちでいっぱいだった。
 だからミノルが激しく揉みすぎて、成長途中の硬い乳房の芯が痛くても、ぐっと我慢していた。
 早く終われとしか思っていない。
「じゃあ、今度は指でオマンコを開いてもらおうかな」
「指はダメです、顔を隠さないといけないから」
「ふーんじゃあ、これで顔を隠せばいいよ」
 ミノルはカラカラとトイレットペーパーを手で巻いて、バサッと紗香の顔にかぶせた。
「そうですね、これならなんとか」
 紗香は、トイレットペーパーで顔の上部を覆い隠すと、毒を食らわば皿までとばかりに足をM字に開いて、自分の外陰唇をつまみ上げて開いた。
 もうとにかく、これを終わらせないと帰れないのだ。恥をしのぶしかない。
「うわ、中まで丸見えだな、紗香ちゃんは恥ずかしくないのかな」
「貴方がやれって言ったんじゃないですか!」
「ふーんじゃあ、やらなくてもいいよ」
「もう!」
 眼の前に居るミノルがニンマリと意地悪く笑っているのが、目隠ししていてもわかる。笑い声が聞こえるから。
「グフフッ」
 しかし、紗香は目の前にいる男がペロンをズボンの前を下ろして、自分のピンク色の女性器の膣壁を覗き込みながら、陰茎をこすっているところまでは気が付かなかった。
 察すると言っても限界がある。
「じゃ、じゃあなんて言えばいいんですか」
「紗香ちゃんは、俺に見せたくてオマンコ見せてるんだよね」
「そんな……そう言わないと、終わらないんですね」
「俺は別に強制してないよ、グヒヒッ」
 鼻を鳴らして男が笑うのを感じて、紗香は目元に撒いたトイレットペーパーに涙をじわりとにじませた。
「言えばいいんですね、わかりましたよ! 私がオマンコを見せたくて言ってるんです」
「私じゃわからないなあ」
「もうなに、えっと紗香です」
「もっと詳しく詳細に説明してみて」
「詳しくと詳細は、意味がかぶってますよ」
 国語の時間にそんな注意をされたのを思い出してつい口答えしてしまった。
 眼の前のミノルが、ムスッと機嫌を悪くしたのを感じる。
「紗香ちゃんは賢いなあ、学校でも優等生なのかな」
「生徒会、役員をしてます……」
「そうなんだ、そんな優等生が俺にオマンコ見せたいの?」
「は、い……」
 コクンと頷くのが精一杯なのに、ミノルは畳み掛けてくる。
「だから、はいじゃわからない。積極性が感じられない」
「もう、じゃあいいますよ。杏端中学二年、桐宮紗香はオジサンにオマンコを見て欲しいです!」
 聡い紗香は、そういうふうにさっき言うように誘導されたのだと気がついて言ってみた。
「年齢が抜けてるな」
「もううっ、杏端中学二年、十四歳、桐宮紗香はオジサンにオマンコを見て欲しかったんです! これで満足ですよね? もうこんなこと終わりにしましょう」
 フヒヒッとミノルは鼻を鳴らした。

「オジサンじゃなくて、ミノルお兄さんって言ってくれるかな」
「ああっ図々しい……。ミノルお兄さんに見て欲しいんです、これでいいですか!」
 紗香は、強烈な嫌悪感と極度の羞恥に耐えているというのに、ふざけたミノルの態度に激昂した。
「じゃあ、そんなにお願いされたから見て上げようかな」
 トイレットペーパーで目隠ししていても、うっすらと見えるから何となくミノルが自分の股ぐらを覗き込んでいるのが紗香にもわかる。痛いほどの視線をスースーする股間に感じる。
 あまりの羞恥に、紗香は頬を真っ赤にして、怒った。
「あんまり見ないでください!」
「おやー、俺は見て欲しいって言うから見てあげたのに。そんな態度だったら、もう終わりにして帰っていいよ」
 終わりにしてと言われて、一瞬紗香は喜んだが、喜んでいる場合ではないのだ。
 つまりミノルは、そういう消極的な態度なら画像は消さないと脅しているのである。
「ああもう、本当は見て欲しかったんです。ミノルお兄さんに私のオマンコを食い入る程に観察して欲しかったんですよ。どうぞ満足するまで見ていってください」
 紗香はやけっぱちになり、泣き叫ぶように言った。
 嫌だとか、もう終わりにしてとか、そういうことを言うたびに嫌味を言われて晒し者になるなら、いっそ自分から全部肯定してしまったほうがいい。
 自分ですらよく見たこと無い性器を、今日はじめてあった男に見せている。そんな気が遠くなりそうな羞恥を乗り越えて、両足を大きく開いて股を突き出した。もう逆に気持ちがいいぐらいだった。
 こんなもの見たければ見ればいい。
 だから私を早く解放してと、紗香は思った。
「じゃあさあ、オナニーしてみてよ」
「えっ、オナニーですか。こんな感じでしいですか」
 いまさらその程度のことは拒絶しない、見知らぬ男に触れられるよりは自分で触ったほうがマシだったからだ。

 紗香は中学生にしては豊満な乳房を自ら揉みしだいて、やさしく股間に触れた。
「大人しめなんだね、いつもこんな感じ?」
「そうですね。あっ、いつもやってるわけじゃないですよ。本当に極たまに……するときは、こんな感じで」
「イッたりする?」
「そのイクって言うの、よく分からなくて」
 そうは言いながらも、ピンク色の筋に沿って指を動かしながら、股はだんだんと濡れてきている。
 紗香の小さな指には、白くぬるっとした愛液がまとわりついて糸を引いていた。
「ちゃんと感じてるし、さっきイッてたよ」
「それが……。ううんっ、自分では……触れてると何となく気持ちいいっていうのはあるんですけど、自分ではよく分からなくて」
 ごまかしているわけではないようだ。
 本当に、よくわからないのだろう。
「でも触ると気持ちいいんだ」
「はい、オッパイの先っぽとか、オマンコとか触ると気持ち良くはなります」
「もっと気持ち良くなりたい?」
「わかりません」
 積極的にと言われているのに、やはり恐怖が先立つみたいだ。
「そんなことじゃ、いつまで経っても終わりにならないなあ」
「そんなあ、どうしたらいいんですか」
 紗香はおっぱいを強くもみしだして、股間を擦り上げた。出来ることは、精一杯やっているつもりなのだ。
「俺は紗香ちゃんのオマンコをよく見せて欲しいって言ったよね。それは、紗香ちゃんのオマンコをよく知りたいってことなんだ」
「おっしゃってる意味がよくわかりません」
「例えばそうだな、紗香ちゃんのオマンコはもう大人のオマンコかな」
「大人って、えっと」
「赤ちゃんはもうできるかな」
 ミノルのあまりにイヤラシイ質問にも、素直に答える。
 まだ未経験すぎて、赤ちゃんができるという意味が、エロいことに意識に繋がっていないのだ。まさか、自分が赤ん坊を産むとか想像もしない年齢なのだから。
「あっ、あの生理はもう来てます。去年来ました」
「そう、赤ちゃんが作れるなら大人のオマンコなんだね。毛は生えてないけど」
 うるさいって紗香は思うけど、こんなところで口答えしている暇はない。ミノルの発言の中に、この恥辱を終わらせるヒントが隠れているのだと考えてみた。
「そうだ、えっと杏端中学二年、十四歳、桐宮紗香のオマンコは大人のオマンコです。生理が来てますから赤ちゃんが作れるオマンコです」
「そうだ、よくわかってきたじゃないか」
 ミノルのうれしそうな声。
「はい、ありがとうございます」
 詳細に見せて説明すればいいのか、ミノルはそれを求めていたのかと紗香はようやく端緒を見つけた気分だった。
 指で、小さなピンク色の穴を広げると、紗香は『赤ちゃんが作れるオマンコです』を連呼した。
「じゃあさ、紗香ちゃん」
「はい」
「俺の赤ちゃん産んでくれるかな」
「はいぃぃ?」
 ヌプッと、何かが紗香の膣の中に入ってきてビクッと身体を震わせた。
「ほら、俺のオチンチンが紗香ちゃんの中に入ってるぞ」
「いやぁぁ、ちょっとまってください、イヤッ!」
 犯されると膣を広げていた紗香は、慌ててミノルの腕をつかむ。
(あれ、これは腕?)
 まさかこんなに太いおちんちんが存在するわけもない。
 紗香が掴んでいるのは腕だ。
 そうするとミノルが紗香の膣に突っ込んでいるのは、オチンチンではなく人差し指だった。
 見えていなくても、自分の手で確認すればすぐわかる。
(そうか、そういう演技をしろと言ってるわけね……)
 聡明な紗香は、すぐにミノルの意図を察した。
 ちょっと嫌だけど、演技ならかまわない。
「ほら、どうしたの嫌ならいいんだよ」
「嫌、じゃありません。どうぞオチンチン挿れてください」
「ふうん、そうか俺の赤ちゃん産んでくれるのかな」
「はい、産みます」
 ミノルの声が、機嫌よくなってきたのを感じて、これが正解なんだと思った。
 相手を満足させれば、きっと解放してもらえる。
 逆らうのは怖いし、こうするしかない。
「俺のオチンチン気持ちいい?」
「はい、すごく気持ちいいです」
 ミノルの太く短い人差し指が、紗香の小さい穴にはベストヒットだった。
 これが見知らぬ男相手で恐怖を感じていなければ、本当に気持ちいいと言えたかもしれない。
 紗香の声は震えていた。
 ただ、紗香の膣は十分に濡れていたし、確かに男の指で感じていた。だから、だんだんとヌルヌルがグチョグチョになっていて、ミノルが差し入れる指がイヤラシイ音を立てるようになってきた。
 白っぽいネトッとした愛液が、ミノルの指に絡む。
 ここまで乱暴に奥深くまで指を突っ込まれてかき回されたのは、もちろん初めて。少し痛痒いような、それでいて全身が震えるほど気持ちいいような。
 ここまで感じさせられたのは、紗香にはもちろん初めて。
「あっ、あっ、なんか」
 軽くイッたらしい、身体の力が抜けようとするのを見て、ミノルは手で紗香の背中を支えた。
「大丈夫」
「あっ、すみません」
「もう少しで終わるから我慢してね」
 そう言うと、ミノルはまた手を外した。なんとか、身体をよろめかせて紗香は身体の力を振り絞る。
「いま、紗香ちゃんの子宮口に指が……じゃないオチンチンの先っぽがあたってるのは分かる」
「はい、分かります」
 本当は、もう自分の中がどうなっているのか分からなかったのだけど、そう言ったほうがミノルは喜ぶであろうと感じて、紗香はそう言った。もう少しだ、もう少しで終わるのだからとにかく逆らわない。
「今から紗香ちゃんの一番奥に射精して、赤ちゃん作るけどいいかな」
「はい、どうぞ。紗香の中で、赤ちゃん作ってください」
 ミノルがフヒッと吹き出した声が、紗香の耳たぶをくすぐった。
 ああ、なんてことを自分は口走っているのだろうと、紗香はほんの一瞬だけ我に返る。
「よし、そこまで言うなら赤ちゃん作ってあげようかな。紗香ちゃんは、イクまでどうやったら赤ちゃんができるのか説明して、保険体育のお勉強だ」
「はい、オジ……ミノルお兄さんのオチンチンが紗香の中で精子を出すと、私の卵管まで泳いできて卵子と結合して受精卵になります。受精卵が子宮に着床すると赤ちゃんができます」
 やや、堅い説明。教科書通りといったところ。
「そうなんだ、さすが優等生の紗香ちゃんは詳しいね」
「はい、詳しいです」
 紗香はもう言いなりだ。
「紗香ちゃんは、俺の赤ちゃんができたらどうするのかな」
「えっと、どうしたらいいんですか」
 さすがにそう言われても困る。ミノルが何を求めているのか、紗香には分からない。
「俺としては、ちゃんと産んでほしいんだけどね」
「はい、産みます。ミノルお兄さんの赤ちゃんをちゃんと産みますから」
 もうさっさと解放してほしい。
「よし、中に出すぞ」
「はいどうぞ! 中にください」
 そういいながら、たっぷりと指でかき回されて、プシュッ、プッシュと膣から白い液体をまき散らして紗香はもう、今度は盛大に一度イッた。
「よし、イッた」
「ハッ、ハッ……ハッ、ハァアアァァ」
 紗香は息も絶え絶えに、小さなベビーベッドの上で身体をのけぞらせてぐったりとさせた。



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おかげさまでプロ作家になって五年目です。
ボツボツと頑張っていきますので、今後ともよろしくお願いします。
(プロフの画像、ヤキソバパンツさんに提供してもらいました)



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