第八章「妖精との邂逅」 |
いよいよ、当初の目標にしていた本丸を攻めると河田正平は意気が揚がっていた。 まあ、そう意気込んでも、やることは地味である。 四階の小家美優の部屋に忍び込んでチャンスを待つだけだ。 十二階の吉河佐江子の部屋に比べて、小家美優の部屋はこじんまりとしている。そうはいっても、並みのホテルのロイヤルスイートぐらいの大きさはある。質でいけば最上級だ。 別に吉河グループに比べて、小家が貧しいわけではない。美優が二女であることを計算にいれても、むしろ家柄からいえば奈良時代から続く近衛二十三家の一つである小家美優のほうがグレードが高い。 親が持つ資産だって立派なものだ。部屋が小さいのは、七階から、三階までは、セントイノセント女子高校の学生寮であることを配慮してのことだ。 学生にそれほどでかい部屋を与えるのはよろしくないという配慮なのだろう。それでも、ロイヤルスイートというのが並の常識では測れないが、そこが上流階級。 成金であっても、資産家の息子、河田でなかったら威圧されてしまうところだろう
いちいち材質とか描写していっても空しくなるだけなのでしないが。庶民としては、ティッシュの代わりに高級タオル使い捨てというところが、もういけすかない。どれだけ汚そうが、気がつかないうちに奇麗にされてしまう環境なのだ。 こんなところに住んでいるお嬢様方の頭が、ちょっとお花畑に飛んだとしてもおかしくないなと河田は思う。彼女たちは生まれたときから白亜の城、絵本の世界に住んでいるお姫様なのだから。 美優の趣味なのだろう、白一色に統一されていて、目立つものというと、ベットの脇に並べられているお人形の山ぐらいのもの。わりと、シンプルだ。家具にこだわりはないらしい。 お人形は、動物や妖精、あるいは人間を象ったもの。当然奇麗にされてはいるが、古いものには綻びが見え出している人形もある。むかしから、大事にしている人形を捨てられないという少女趣味だろうか。美優ならありえる。 本棚を調べると、まともな本は古ぼけた聖書一冊で、あとは童話や昔話の本や、絵本まで大事にしまってあるらしい。きっと、庶民の生活が分からないから、小説とか漫画を読んでも理解できないのだろう。 調べによると、それでも学業の成績は良いらしいのだ。特進科に在籍して好成績をキープしているとのこと。普通科ならともかく、特進クラスは寄付や家柄で在籍できる場所ではない。 そして一度耳にすれば、使用人などの人名を忘れない記憶力。ただ、思考能力や世界観がお花畑なだけで、土台の頭は優秀なのだろう。 美貌とぼんやり、優秀さとお花畑が入り混じったまことアンバランスな少女。 お約束で脱衣所に進もうとしていた河田は、だから音もなく彼女が入ってきたことに驚愕して尻餅をついた。 しまったと、心の中で思った。いくら床が柔らかいといっても、デブの河田が転げたのだからガタっと不審な音がしてしまった。 「……」 ぽーと、目の前の空間に目を凝らす美優。まったく見えないが、その先には透明の河田が尻餅をついている。 「……妖精さん?」 あの学園での、驚愕と恐怖と安堵が蘇る。彼女がお花畑の住人で、本当に助かった。それと、同時に何か河田の中でアイディアが閃いた。 彼女が、非現実的なものを信望しているとすると、それを何かに利用できないだろうか。河田の物音と気配を、妖精のものだと思ったのか。 なにやらベットの隅の妖精の人形に、小さい声で話しかけている。彼女の脳内に入っている世界観は、きっとこの本棚そのものに違いない。 童話とか、絵本とかまったく興味が湧かない分野だったが、その全てを今晩中に読破することに河田は決めた。 朝までかかって全て読破して、冷蔵庫のモノを食い散らかして寝たら、もう夕方。もうすぐ、美優が帰ってくる。
「妖精さん?」 気配を隠そうともしないので、昨日のこともあって河田がいると分かったようだ。 「美優ちゃん、フェアリーランドが大変なんだ」 そうなるべく声を変えていってみる。 妖精の人形をガシっと掴む美優。 「どうしたのー、大丈夫」 まるで、子供だ。おぼこっていうのだったかなこういうのは。 「変な声、まるでおじさんみたいな声だよ妖精さん」 そうやって人形にむかっていう美優。 「ゲホゲホ……いや、魔法で声だけ届けてるから濁って聞こえるんだよ」 うまく騙せたかな。頭は幼稚園レベルなのに、勘は鋭いから困る。 「そう……なんだ、何か困ったことがあったの、助けて欲しいの!?」 「そうなんだ、助けて欲しいんだよ」 絵本にはこういうシチュエーションで少年少女が活躍する話が多い。 「わかった、なんでもするよ。私にできることなら……」 さーて何をさせてやろうか。 「まず、裸になってほしいんだ」 お安い御用とばかりに、すぐに制服を脱いで裸になる美優。吹き飛ぶ、ブラとパンティーに形のよいおっぱいが揺れる。色は白じゃなくて紫だった。意外だな。 貴人は、裸を恥かしがらないというが、そういうものなのかな。 あまりの平然とした脱ぎっぷりに、美優を辱めてやりたいという気持ちがムクムクと起き上がった。 「ああ、美優ちゃん……無駄毛があるね」 「無駄毛?」 無駄毛なんて聞いたことがないのだろうか。美優は予想通り体毛が薄いタイプだったが、パイパンというわけではないので、腋毛も股毛もボウボウに生やしていた。 それでも、薄っすらと下地が見えるぐらい薄いものだった。 お嬢様に、無駄毛処理も教えないなんて教育係はなにやってるんだ。 「脇と、股のところに毛が生えてるでしょ」 「ああ……生えてるね。だめなの」 「だめじゃないけど、子供には生えてないでしょ」 「うーん、そうだね中学ぐらいから生えてきたんだけどー」 「大人になると、フェアリーランドに、魔法が届かないから。無駄毛は剃ってほしいんだよね。剃刀あるかな」 「え……お風呂場にならあるかも」 「じゃ、お風呂場にいこうよ」 剃刀なんて普段使ってないのだろう。美優と透明化している河田はお風呂場に移動した。 美優は、ごそごそと備え付けてある化粧品の棚を漁って、剃刀とシェービングクリームを取り出した。 使わなくても、一通り用意されているわけだ。 「あったよ」 「じゃ、毛が部屋に落ちるといけないからお風呂場で剃ろうね」 「あの、脇だけじゃなくて……お股も剃るの」 「子供はつるつるでしょ!」 「……わかった」 毛は薄いほうなので、さっさと剃ってしまう美優。これで、フランス人と化した脇も奇麗に純和風になったし、つるつるオマンコになったわけだ。 美優は、顔や雰囲気は小柄で可愛らしいけど胸と尻はグラマラスで、女を感じさせる。つるつるになったオマンコはというと、見事に高校生らしく若々しくも、成熟した女のものだった。少なくとも外見は。 ロリータ的な縦筋だったらどうしようかと思ったが、これはいけそうだ。 それでも成熟していながら、未使用のピンクの襞は、まったく無垢を感じさせた。 「じゃ、蟹股になって、おまんこを開いてみて」 「え、妖精さん。おまんこってなに……」 「ほら、お股のおしっこの穴があるでしょ。お尻じゃないほう。そこのビラビラを開くんだよ」 「子供のころ、家政婦さんとかに大事なところだから、奇麗にする以外では、触らないようにっていわれたんだけど……」 「そうだね女の子にとっては大事なところだよ、でもだからこそ、魔法を使うのに必要なんだ」 なんか、考え込んでたが。納得したらしく、分かったといって蟹股になって。ビラビラを押えるようにして、開いた。 「ちょっと、力が弱いかな。もっとビラビラを、ちゃんと手で握って中の穴が見えるようにしっかり開いてね」 「うう……なんか恥かしいー」 「それで、おーまんこひーらいたーって言って」 ビラビラに添えたても話して 「ええ!」 驚いて声をしたほう、つまり正面の河田に抗議の眼を向ける。 「そんな、恥かしいこと」 「呪文なんだよ、発動させるには犠牲がつきもので、恥かしくないと呪文が届かないんだ」 ううっと、美優は可愛い目を潤ませた。美優の愛読書であるらしい『フェアリーテール』シリーズには、犠牲によって人間が魔法を使うという話もあるから美優の心に、犠牲という言葉は届いたようだ。 「ぉー……らいた」 美優は精一杯という感じで、小さい声をで言った。 「もっと、ちゃんと開いて! 声が大きくないと魔法が届かないよ」 なんどか、叱責してようやく。 「おーまんこ……ひらいたー」 そう言ってくれた。この言葉の卑猥さは、美優にはまだ理解できない。彼女が感じた羞恥は、ただ裸になって子供っぽい仕草で変なことをするのが恥かしいって恥かしさだった。 「よしー、じゃあその場でおしっこしてね」 「ええー、お風呂場でおしっこなんて……できないー!」 今度は、完全拒否。叱責の効果があったのか、オマンコを開いた形は保っているが、美優の倫理観には昔の教育係の躾がちゃんと生きていて、そういう下品な行動にはかなりの制限があるのだ。 さて、このお嬢様フィールドをどう切り崩すか。 ここで河田が打った一手は、ずばり妖精の危機! 「美優ちゃん、実はフェアリーランドで一ヶ月も雨が降ってないんだよ」 「ええ!」 「日照りが続いて、作物が枯れてみんな餓死しかかってるんだ」 「そんな……」 「美優ちゃんが、ここでおしっこしてくれたら、フェアリーランドに雨が降るんだ」 「そうなんだ……」 美優の頭の中は、困った妖精さんで一杯になった。彼女の弱点である妖精を人質にとった、卑劣かつ的確な一手に、見事に美優の構えは陥落。さすがは、変態界の羽生と言われた名指し手、河田である。 「だから、お願い」 「わかった、助けてあげるね」 「ああ、急に雨が降るとびっくりするから、おしっこ行きますって叫んでね」 「わかった……うん、おしっこいきます!」 じゃばじゃばと、まるで雨のように降り注ぐ黄金水。 まるで、それは天からのめぐみの雨のように、妖精界を潤しましたとさ。 ちょっと、手で汲んで飲んでみた。 「やっぱ、苦くてしょっぱいな」 「え?」 「いや、なんでもない。ありがとう、みんな雨が降ったってよろこんでるよ」 「よかったー」 そういって、立ち上がろうとする美優。 「ああ、ちょっとまだそのままでいてね」 「え……どうして」 「実は、日照りだけじゃなくて肥料不足で畑が……」 そこまでいうと、さすがに美優は理解したのか 「だめ! それは絶対にだめ!」 そういい始めた。 「美優ちゃん……作物が育たないと妖精さんたちが死んじゃうよ」 美優はぶわっと涙を溜めて、それが零れ落ちた。 「ちょっとだけ質問してもいい」 おわ、質問ときたかとびっくりする河田。 「皇女様のお城の奥に隠されてる一番の宝物はなーんだ」 これは……予習しておいてよかった。そう河田は胸をなでおろす。 「昔助けてくれた、人間の少年の優しい心だよ」 「疑ってごめんなさい……もしかしたら悪い妖精さんの悪戯かと思って」 敵対する悪い妖精さんは、皇女の城に入れないという設定なのだ。 「いや、疑うのも無理はないよ。ごめんね、無理なこと言って」 「ううん、妖精さんたちに、いっぱいいっぱい勇気をもらったから、私は助けたいの」 そういって、涙を拭いてきっとした顔で美優はもとの蟹股にもどった。 「じゃあ、こんどは手で肛門を全力で開いて、美優おうんこします!って叫んでからうんこを出して」 「ええ、名前まで……」 「疑ったから、魔法の力が弱まったんだよ。だからもっと恥かしくないとだめになってしまったんだ、ごめん」 「ううん、私が悪いの。いうよ……美優おうんこします! ……ううんっ」 ブリブリっと、音がして健康そうな、やわらかめのうんこがお尻から姿を現す。 河田にスカトロの趣味はないが、美少女が風呂場でピンクの菊の門を見せ付けるようにうんこをひねり出している姿は、股間にくるものがある。 美優のおまんこ近くで、必死にカウパー垂らしながらチンコを擦ってみる。 美優が「ううんー」とうんこを出し切ると同時に
ドピュドピュドピュドピュー!
河田は、美優の無垢なオマンコに向かって白濁液を発射した。
精液をオマンコにべっとりつけられたことは、うんこをするのに必死でわからなかったようだ。 「でたよー、これでよかったかなー」 「ありがとう美優ちゃん、これで救われたよ!」 「よかった……」 さっきの恥かしい顔もどこへやら、妖精の世界を救えたという満足で一杯になる美優だった。 ほどなくして、満足も覚めてきて、美優が出したうんこでもやっぱり臭くもあり、ぷーんと臭うその独特の匂いは、河田と美優の心を冷静にさせた。 「あれ、お股の周りに白いのがついてるーねばねばー」 美優がザーメンが付着しているのに気がついたようだ。 「ああ、その白いのはザーメンといって魔法のお薬だよ。さっき、無理やりオマンコを開いてもらって、傷ついたかもしれないから、オマンコによーくさすっておいて」 いわれたように、美優がその白い液を穢れなき恥丘に満遍なく塗りつける。 「ああ、ちゃんとビラビラを開いて中の穴にいれるんだよ。おしっこの穴じゃなくて、奥に膜が邪魔かもしれないけど、もう一つの穴があるでしょそっちのほうになるべくいれてね」 処女の美優に、ザーメンを自分の膣に入れさせるという行為もそれはそれで興奮するものだ。 美優は素直にいわれたとおりに、中の穴に手をかけて、痛っって顔をする。 「あ、なんか痛かった?」 「痛いってほどじゃないんだけど、あんまり触ったことなかったから刺激が強すぎるのかも」 「でも、貴重なお薬だからなるべくがんばってそそぎこんでおいてね」 そういわれて、素直に美優は重力の落下に従って落ちようとする精液を、自分のオマンコの小陰唇に刷り込んでいく。それをみて、河田は漲ってきた。 「そうだ、オマンコの中に刷り込みながら魔法の呪文を唱えてね」 「どんな?」 「河田正平くんの子供を妊娠したいっていうの」 「河田……妊娠?」 「河田正平くんってのは、君の未来の王子様だよ。オマンコが子供を生むための大事な器官だってことは知ってるよね」 「え……いや、大事なのは知ってるけど、子供?」 「性教育受けてないのか、美優ちゃん」 さすがに、これには河田も呆れ気味だ。 「性教育ってなにー」 箱入り娘の弊害ってのもあるかも、たとえば悪い妖精に騙されたりとか。 「性教育って……つまり、いま美優ちゃんがさすってるオマンコは、子供を生むときに子供が出てくる大事なところなんだよ」 「そうなの……」 「おしっこの穴と、もう一つ穴があるでしょ、いま触ってるとこ」 「うん」 「オマンコすると、そこの奥底の空間で、子供ができるんだよ。美優ちゃんも、お母さんからそうやって生まれてきたんだ」 「そうなんだ、子供……」 「いい子供を生みたいでしょ、だからおまじない。オマンコしたいーオマンコしたいーって言ってみて」 「さっきとセリフが違う」 「いいから、繰り返して」 「オマンコしたいー、オマンコしたいー?」 半信半疑で復唱する美優。 「もっと必死に、ザーメンを塗りこむ速度をあげて」 「オマンコしたいー! オマンコしたいー!」 セリフをいう速度もあがってきていい感じ。 変なセリフを言わされるのにも、慣れてきたようだ。 意味が分かってないから、さほど恥かしさもない。 掛け声のノリで、オマンコにザーメンを刷り込む手にも力がはいったようだ。 しばらくそれをノリよく繰り返していると、急に黙り込んで下を向いた。 「どうしたの?」 「なんか、お股が熱くて……変な感じ……」 子供っぽいが、美優だって身体は立派な高校生なのだ。したことがないとはいえ、そんだけ擦ってたらオナニーと一緒だし、かすかな痛みと共に疼きを感じてもしかたがないだろう。 美優の初めての性の目覚めを観察できるなんて、これはいい。 「ぜんぜん変なことじゃないよ、魔法の力も強まるし、どんどん擦って」 「うんーそうなのーじゃあ、そうする……変なの」 いわれるままに、さらに股を擦る。 「んっ……んっ……やぁ……なんか」 ザーメンだけじゃなくて、女の子の汁が出てきたようだ。 初めての愛液が垂れてしまうのはもったいないと思う。 「ふぁー、あぁ……なにこれ、体が勝手に動く……あ!」 そういううちに、腰をふりながらクックックっと軽くいってしまった。 「……ふぇ」 くたっとなってしまう美優。 「美優ちゃん、ちょっとオマンコから手を離してじっとしててね」 「え……きゃ!」 自分のザーメンも結構流れてしまったみたいだし、まざっているけど舐めてやろう。「おいしい……」 「なに、何かに舐められた!」 そういって、ぐったりした身体を起こして、慌てる美優。 「大丈夫。美優ちゃんの魔法エネルギーをもらったんだよ」 「魔法エネルギー」 「そう、女の子のオマンコはこすると、ラブジュースという魔法の液がでるのさ。これがぼくたち妖精には、栄養なんだ」 「そうなんだ……」 また妖精の役に立てたということで、納得する美優。 「今日からぼくらのために、一杯魔法の液を出してね」 「うん、わかった……さっきちょっとだけ一瞬気持ちよかったし」 「その、気持ちいいのはイクっていうことなんだよ」 「イク?」 「そう、イクとラブジュースが一杯出るから、なるべくイクようにしてね」 「わかった、がんばる……」 そういって、全裸で決意を固める美優。 さて、最後のキメだ。 「じゃ、今日最後のお願いを聞いてもらっていいかなあ」 「なに」 「ぼくと直接触れ合えるように、さっきのザーメンを飲んで美優ちゃんの身体に魔法の力を染み込ませてほしいんだ」 「飲むと、妖精さんと触れ合えるようになるの」 「そうなんだ」 「でも、さっきのザーメンはながれちゃったから」 愛液をだしたこともあるのだろうが、射精したザーメンはほとんどが排水溝の中に消えてしまっている。 指についた愛液混じりのザーメンを思わず舐める美優。 「苦い……」 反射的に唾を吐いた。 「そんな少量のザーメンじゃ駄目だよ」 「じゃどうしようか……」 悲嘆にくれる美優。去来する思いは、もしかするとまたおしっこしてうんこしないといけないのかというなさけないものである。 「おチンポ様にお願いしないといけないね」 「おチンポ様?」 「ザーメンという液を出してくれる、ありがたい肉の棒なんだけどね」 「肉の棒」 「形状はソーセージみたいなものだよ、大事なものだから噛んじゃだめで、必死に舐めているとザーメンが飛び出してくるんだよ」 「はぁ……」 あとは、舐めさせるだけだ。 「おチンポ様が、口の中に入ってきてくれやすいようにしゃがんでごらん。そして、おチンポ様、ザーメンを飲ませてくださいってお願いして」 わけもわからず、しゃがみこんだ美優。 「おチンポ様……ザーメンを……のませてください?」 もう辛抱たまらなかった河田は、チンコを美優の小さな口にねじ込んだ。 「ふぎゅーふぁみ!?」(なに!?) 「絶対に噛んじゃだめだからね……ハァハァ」 そういって、ピストンを繰り返す。 「ふぁい」(はい) 素直に口内を犯すチンコを受け入れる美優。 「アイスクリームを舐めるように、吸い付いてくれてもいい」 「ふぁい……ふぐ」 いわれたとおりに、舐めて吸い付く美優。 「もっと、愛撫して。愛するように舐めて、ザーメン頂戴って気持ちでちゅっちゅと吸い付くの赤ちゃんがオッパイを吸うみたいに」 「ふぁい……」 注文の激しい料理店だ、叩きつけられる河田からの言葉にしだいにうまく嘗め回すようになる美優。 う、カウパーがでてきた。 「どう、おいしい」 「まじゅいでしゅ」(まずいです) 素直に、答える美優。 「うそでも、おいしいっていわないとおチンポ様が怒っていつまでたっても終わらないよ」 「ふぁい……おいひーでふ」(おいしいです) 「よろしい、ほらカウパーを吸ってくれてるから効果がでてきたよ」 そうやって、自分の手で美優の手を触ってやる。そして頭をなでてやる河田。 「ふぁ……ひょうへいさんのふぇだ」(妖精さんの手だ) 美優の暖かい手が、柔らかい髪の肌触りが、さらにおチンポ様を勃起させる。 「ふぁ! ふぉんなとこふぁらわないで」(そんなとこ、さわらないで) オッパイをもみ始める、妖精の手。 「ごめんね、でも触らせてこの方がザーメンが出やすいんだ」 「ふゃ……ふぉうがないでふ」(しょうがないです) 初めて触るおっぱいの感触におチンコ様、大暴走です。 「そこふぁ……ふぁめ!」(そこはだめ) 妖精の手は、重点的に乳頭を攻めてます。 どうも、オマンコよりもおっぱいのほうに嫌らしさを感じている美優らしかった。 パイズリも試したいが、まあ機会はいつでもあるか。いまはおチンポ様が限界を迎えてしまっている。 「よし、よく耐えてくれたね。ザーメン出すから、ちゃんと最後の一滴まで飲んでね」「ふぁい」
ドピュドピュドピュドピュドピュ!
「お薬だから、苦くても我慢して全部飲むんだよ。吸い付いて最後の一滴まで飲み干してね」 無言で喉をコクコクと鳴らして、生臭くて慣れない粘液を涙を堪えて飲み込んでいく美優。まさに、一番嫌いな漢方の薬を飲まされる時みたいだなと美優は思った。 「ふぅ……」 極度の快楽で最高のため息をつく河田。歯が浮くようなファンタジーなセリフを演技した甲斐があった。 チュッチュと最後まで飲んでしまう美優。吐き出せないから、もうさっさと唾といっしょに飲み込んでしまって、口の中を奇麗にしてしまうに限る。 「さあ、飲み込んで舐めて奇麗にしたら、おチンポ様にザーメンありがとうございました、おいしかったですってちゃんとお礼をいって」 露骨に顔を顰めて、でも妖精さんのいうことだからとしかたなく復唱の美優。 「……おいしかったです……おチンポ様ザーメンありがとうございました」 「ちゃんと言えたね、偉かったね」 「はい……」 これで妖精さんと触れ合えるようになったのだが、妖精さんの手がなんか普通の人間の手みたいで、節くれだってて、ぜんぜんファンタジーじゃなくていまいち気落ちする美優だった。 そんな美優の落ち込みにも、気がつかず大満足の河田。 「じゃ、今日はこれでおしまいだから寝る前にお風呂で体をきれいにしてね」 「はーい」 気がつくと、さっき自分がしたうんこが空中に飛んでいく。 ただ、おかしなモノが残ると怪しまれてはマズイので河田がトイレに捨てにいっただけなのだが、空中に浮かぶものをみて、ああやっぱり魔法だと納得する美優は、さっき苦しかった一切を割り切って。 「今日も、いいことをした」 そういう笑顔で、そのまま身体を清掃してお風呂に入るのだった。 さっきお薬だって言われたけど、無意識的に必死に口を濯いで、お股のところもいつもより必死に洗う美優だった。
美優の夜は早い、今日は順番が逆になってしまったが、お風呂から上がってご飯を食べたら後は、歯を磨いて夜は速攻で寝るだけなのだ。育ち盛りは睡眠が一番大切なのである。 寝巻きに着替えて、欠伸をする美優に空中から声がかかる。 「あーだめだよ、寝巻きなんか着ちゃ」 「えー、いや妖精さん? もう寝るから」 「これから、魔法の力を溜めるためにぼくと裸で抱き合って寝るんだよ」 「え……そうなの」 突拍子もない話に、唖然とする美優。 「さあ、脱いで脱いでお布団にいこう」 そうやって、ぐずぐずと寝巻きを脱ぐ美優を手伝って、抱えるように普通の人間なら十人は一遍に寝れそうな天蓋ベットに飛び込む、美優と河田。 薄手の絹とカシミヤを織り込んだ毛布と一緒に、裸の美優を抱きしめる河田。 そんな河田に、美優はちょっとためらうように……だけどきっぱりという。 「妖精さん、お風呂入った? ちょっと……その、ごめんなさい臭いかなー」 「ああ、臭いはこれは体臭じゃなくてね……」 どうすりゃいいんだ! 一応、河田だって女の子と寝るんだから、気にして美優が風呂からあがったあと、食事をしてる間に必死になって身体を洗って、海水かぶって透明になってきたのだ。 風呂上りだというのにデブオタの臭いは染み付いてとれないのか。 「……魔法の副作用なんだ。しかたないの」 そう言い訳してみたが、誤魔化せないだろうなと開き直る。 「臭いっていうと、魔法が解けちゃうから、無理でもいい臭いって言って」 「うん……しょうがないんだね、わかったいい臭い」 「顔が、しかめっつらだよ。笑顔で本当にいい臭いだと思っていうの」 「わかった、いい臭い」 笑顔が無理して引きつっているが、まあなんでもそのうちなれるものだろう。美優がそれで、納得してくれるならなんとでもなるさ。 こわごわという感じで、美優はちょうど前にあった河田の三段腹から、背中にかけての肉の塊を触る。 「うあー、妖精さん、女の人? これ胸?」 自分が巨乳なので、美優はこのタルタルの脂肪が胸かと思ったのだ。 「いや、お腹に背中だよ……」 「そう……なんだ」 そのまま、顔を触ってみる美優。河田は、されるままになってる。 「顔……うーん」 お肉がパンパンで、肌触りもあんまりよくない。 学園の用務員の三鬼さんの手がこんな感じだったなあと美優は思い出す。だからといって、三鬼はいい人で美優は大好きなのだから……。 「それも魔法の副作用で、そういう感じに触られるようになってるんだ」 「そうなんだ……苦しくない?」 美優は、なんだか河田の身体がパンパンで苦しそうに思ったのだ。もとからの姿とは違うというのなら、絵本に出てくる小さい妖精が魔法で呪いをかけられて巨大になったみたいな、そういうイメージで苦しそうだと思ったのだ。 「ううん、苦しいのは大丈夫だよ」 「そう……痛くもないのね」 「そうだね、美優ちゃんが、これで嫌じゃないなら大丈夫」 「うん、嫌じゃないよ。大丈夫だからね」 美優は、透明な河田のごわごわの髪を、ごしごしと撫でてやる。まるで、野良犬を撫でてるみたいだなと美優は思ったけど、そう考えると悪いものでもない。臭いだって、なれるはずだ。臭くない、汚くないと美優は思うようにした。 「ありがとう……」 河田は、美優の心の優しさに触れて、本当に泣きそうになった。 ちょっと電波で、そこにつけこんだんだけど、酷いことをしてしまったかもしれないと、河田は悔やむ。 それで、全てを止めるような善人ではないが、少なくとも今日は大人しく抱きしめるだけにして、この子を大事にして寝ようと思った。 「じゃ、寝よう美優ちゃん」 「うん、寝よう……ふぁー、私眠くて」 この時間は、もうおねむの時間なのだ。
……五分後……
「妖精さん……オッパイ吸わないでー、眠れないから」 「ごめん……」 やっぱり、感動より性欲が勝ってしまう河田だった。 そうして、そのまま河田は美優に抱きついて眠った。 夜中に、美優が薄っすらと涙を浮かべながら。 「お父さん……」 などと、可愛い寝言をつぶやいたので、河田は溜まらずに。 寝ている美優の口を使って、顔全体に精子をぶちまけてしまった。
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