第六章「排卵日」 |
「素子ちゃんとすっかり彼氏彼女の事情だね。君が望むなら実験を中止して、このまま素子ちゃんだけにしても問題ないけどね」 レポートを読んだらしい、製作者の声が汚らしい管理人室に響く。 「いや、今日は沢石亜沙子の排卵日真っ只中のはずですから、きっちり種付けにいきます。終わり次第、次のターゲットも狙っていきます」 「ほほう、頼もしいものだね。私としてもそっちのほうが望ましい」 「素子はいつでもできます、この管理室で溜まった妄念をターゲット全てに吐き出してしまわない限りは、ぼくはやめられないです」 「君をテストプレイヤーにして正解だった、行きたまえ成果に期待している」 そういうと、製作者は勝手に遠隔操作でPCの電源を落とし始めていた。それが落ちきるのを見ることなく、正夫は自室を出て三階の沢石亜沙子の元へ向かう。 「今日も……来たんですね」 いつもにも増して、正夫の薄汚い顔を見た亜沙子の表情は曇っていた。連日来ると覚悟していたのに、昨日は来なかったから、何かの理由で正夫の調査とやらが中止になったかと期待したのに。 「ええ、今日は大事な日ですからね」 そういって、ニッと口をゆがめた。笑ったつもりらしい。旦那は仕事で忙しいようだし、子供は今日も寝ていた。寝る子はよく育つという。子供はすくすくと成長することだろう。そして、亜沙子には、腹に新しい子供をすくすくと育ててもらおう。 今日も可愛らしい子供の寝顔を見ると、すぐに寝室に亜沙子を追いやる。服を脱ぐようにいうと、その場で素直にするすると部屋着と花柄のインナーを脱ぎ捨てる。催眠は完全に浸透して、もう脱げといわれたら脱ぐわけだ。 「あの……管理人さん」 「駄目だな、亜沙子さん。種付けが始まったら、ぼくはもうあなたの夫も一緒なんですから、ちゃんと正夫って名前で呼んでください」 そういいながら、亜沙子の形のよい胸を揉みしだいていく。明らかに、嫌がりを見せる亜沙子に比べて、胸は喜びの声をあげるようだ。旦那は、なんでこんなにいい身体をしている奥さんをほったらかして、仕事に熱を入れているんだろうな。 「正夫さん、お願いですから今日だけは勘弁してくれませんか。今日は」 「そうですね、今日は排卵日ですからね。体温はちゃんと測ってますか」 「はい、順調だと今日排卵すると思います。だから……あっ」 キュッと、乳頭をひねる。ここら辺の手際、なかなか正夫は手馴れてきた。 「だから、今日がんばって種付けするんですよ。排卵してから四十八時間が一番のアタックチャンスですからね」 「そんな……お願いですから、やっぱりいくら調査といっても旦那以外の子供をなんて、私は!」 ベットに押し倒した正夫を見上げて、涙目で懇願する亜沙子。それが、否応無く正夫の性欲を煽り立てているのだと分かっていないようだ。 「調査なんですしかたがないでしょう、往生際が悪いですよ。それに奥さんのここはほしがっているようだ」 亜沙子のオマンコは、これだけの刺激だけですこし滑りだしているように見えた。もしかすると、濡れやすい体質なのかもしれない。そう考えるまもなく、むしゃぶりつく正夫。 「あっ……そんっなに乱暴に舐めないでください、だめです」 「そんなこといわずに、ぼくのも舐めてくださいよ」 そういって、差し出すチンコをオズオズと舐めるしかない。亜沙子、しかし舐めだすと技巧が自然に出てしまうのか、真剣に舐めだし吸う。もしかしたら、膣奥に射精されるまえに、なんとか口内で搾り取ってしまおうという努力か。あまりの、フェラチオの激しさに、そんな予感がしてしまう正夫。まだ今日は出してないので、強烈な吸いは刺激が強すぎる。 一発目の濃いのは、このまま口内に出させてしまうか。実は二発目以降のほうが新鮮で妊娠しやすいともいうし。そんな計算をしているうちに、すさまじい亜沙子の吸いに限界を迎えてしまう。 「ああ……亜沙子さん出ますので飲み込んでください」 無言で、激しく口内に発射された濃い精子をゴキュゴキュと飲み込んでしまう亜沙子。きっちりと舐め取って奇麗にする。その完璧主義が、残念なことに正夫のモノをまた戦闘状態へと持っていく。 「一度出したわけですし、もう辞めにしませんか」 「あなたの旦那さんは、一度口内に出したら辞めますか」 「……」 亜沙子の旦那、雅彦だったか彼もまだ若いはずなので一発出したら終りなんてことはあるまい。亜沙子は、調査のために同じようにする義務があると催眠で思わされているのだ。それ以外のことについては、感情で拒否もできるが。 「じゃ、亜沙子さんのオマンコの準備もできたようなので入れさせてもらいますよ」 そこまで完全に濡れそぼっていないが、もう入れるには十分だろう。亜沙子があーだこーだ言い訳する前に、突っ込んでしまうことにした。亜沙子の唾液の助けもあり、濡れたオマンコにズッズっと亀頭から沈み込んでいく。もう何度か、情を交わしているので、ここらへんは手馴れたものだ。 無心に腰を振り、舌を絡めておっぱいを揉む。一連の動きも、感情はともかく亜沙子の身体は自然に受け入れるようになっていた。我慢しているみたいだが、次第に亜沙子の身体も感じ始めてしまって、声が出てしまう。一度出してしまったので、正夫には余裕がある。いろんな突き方を試してみて、亜沙子の身体を散々に弄んで見た。身体を責められる快楽に、嫌悪の情も薄れだして呆然とし始めてきたように見えたので、正夫は戯言を耳元で囁いてみた。 「今日こそ、当たるかもしれませんね」 「そんなことっ、言わないでください」 途端に、亜沙子は目が覚めたように冷静さを取り戻す。そこに、突き突きして身体をさらに弄る。まるで、全身が粘膜になったようにべっとりと溶け合うような感じがした。全身で全身を犯していると感じると、ぞわぞわと正夫の身体の奥底からもたとえようのない歓喜と熱が湧き上ってきた。 「我慢しなくていいですよ、イッってしまえばいいんです。ぼくもイキますから、それでぼくの子供を孕んでしまえばいいですよ」 そうやって、突きながら歓喜の渦が自らの下腹部に練りあがりつつあるのを感じた。亜沙子の腰にも、その熱と歓喜は伝わる。 「いやぁーそんなこと……いわないでぇ……だめなの……だめ」 いくら抑えても、身体から湧き上る熱さは仕方が無いのだ。気をやってしまえば、正夫の子供を妊娠させられるとでもいうかにように、自らの内側からくる熱から逃げようとする亜沙子、それでも歓喜に抗いきれないでいる。 「可愛い子供、生んでくださいね」 限界を感じた正夫は、最後のピストンのあと、ぐっと腰をを押し付けるようにした。両方の腕でオッパイを強く掴む。 「いや、出しちゃだめぁー、オッパイ……いぁ」
ドピュドピュドピュドピュドピュ!
目の前がカーーーと白くなるような射精だった、真っ白の世界で、ただ正夫は腰を身体を亜沙子の押し付けて、射精し続ける。精子は何もさえぎるものもなく、亀頭を飛び出して子宮口から子宮全体へと広がっていく。 亜沙子は、正夫の胸の中で気をやったらしく小さくガクガクと震えてる。憔悴しきった顔で「出しちゃったんですか……」と全てが終わったことを確認している。避妊や堕児は禁じているが、きっと亜沙子は正夫が帰ったら、すぐさま風呂に入って必死にオマンコを洗うことだろう。それでも排卵さえあれば、ほんの数分あれば、受精には十分な時間なのだ。 正夫は、亜沙子の身体を改めていとおしく撫でた。この吸い付くような肌が、形が良い腰つきが、胸が好きだなと思った。このお腹がやがて、正夫の子供で膨れ上がるころ、この形のよい乳はさらに大きくなり、乳頭から乳を噴出すことだろう。 「おっぱい出るようになったら、飲ませてくださいね」 「はい……」 そうなったら、もう引き返せない亜沙子としてはどうでもよかった。 「じゃ、このままもう一回やりますから」 「えー、まだやるの」 駄目押しの一発がたたき出されるころ、さすがに子供が置きだして泣き出すのだった。股から、正夫の精液を垂らしながら子供をあやす亜沙子を見て、いずれ素子ともそういう所帯を持つのかなあと、漠然と正夫は思った。それも悪くない。
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第五章「愛のある性交」 |
「素子ちゃん生きていたのか。それはよかったね。あのまま放置されていたらショックで死ぬ可能性もあった。私としては死んでもかまわないが、それだと君がタワーマスターを放棄するだろうからね」 研究のためには、人が死んでもかまわないのか冷淡な声で言う制作者。この力は下手に使うと、人を殺すということか。へたれというか、根はさほど悪人でもない正夫は気をつけようと思った。 今日も引きこもりっきりで、報告を終えると新しいターゲットの元へ向かおうとする正夫の自室に来客者があった。マンションの管理業者への連絡等もインターネットでしているので、管理人室への来客などあった試しがないので焦った。ほぼ初めて鳴った玄関ベルに、飛び出てみると、外にはモジモジと手をくんだ素子が立っていた。 「あのーご飯作りすぎちゃったんでよかったら……」 「あー」 顔を赤らめて、俯いたりして、恋人だという暗示をかけたからか。自分でかけておいてなんだが、こういうシチュエーションには慣れてない正夫は困惑する。 「あー、じゃあ君の部屋に食べに行ってもいいかな」 「よ、よろこんで!」 素子の部屋に行った正夫を待っていたのは、作りすぎちゃった満漢全席であった。 「うあ、うまい」 「たくさん、食べてくださいね」 「おれ、これからも食べにきていいかな」 「えっと、いいですよ毎日でもかまいません」 素子ははにかみながら言う。正夫はどうやら、今後食事の心配をする必要がなくなったようだ。 「じゃ、お腹もいっぱいになったし今度は君をいただこうかな」 「えっ……いいですよ」 言ってみるものだなあ。素子がスルスルと服を脱ぐので、正夫もスルスルと服を脱ぎ一糸まとわぬ姿になると、すばやくベットに押し倒した。恋人という設定なので、焦る必要もない。素子は、うっとりとした目で醜い正夫を見つめ、ただただ安心して身体を任せているので、正夫は自分の逸物を素子の秘部に挟み込むように押し当て、ムクムクとした恥丘の感触を確かめる。ぷっくらとした唇を食むように、くわえ込み舌を差し入れると、素子もまたあわせるように積極的に舌を絡める。ほのかに甘い味が広がる。 「まえは、カレーの味しかしなかったからなあ」 素子の口内を味わい尽くすと。もうギンギンになってくるので、まだ十分に濡れないうちから粘膜の触れ合いを亀頭で楽しむ。一気に貫いてしまいたいが、素子はまだ経験が浅いのだ、焦りは禁物だろう。話しかけて、焦燥を抑える。 「素子ちゃん、ぼくは君の何?」 「正夫さんは、マンションの管理人で……私の恋人です」 そうやって、優しげに微笑む。貞操観念の強い素子は、最初にやられた酷いことのショックから自分を守るためにも、深く愛し合った恋人の行為という逃げ道にはまり込んでしまったのだと製作者は言っていた。正夫が計算してなかったことだが、強く激しく踏み込むことで、催眠が深く浸透したということだ。皮肉なことに自分を守るために、何をしても何をされてもいい関係だと素子は信じ込まされていた。 「素子ちゃん、生で入れて中で出してもいいよね」 「ええ、正夫さんが望むならなんでも」 「胸も揉むね」 「お願いします……あっ」 とてもとても、片方の胸も両手で持ちきれぬほどの巨乳。Jカップは伊達じゃないわけだ。しかし、こうしてベットで仰向けに寝ていても、型崩れを起こさぬほど形は整ってて美乳。二つとはないおっぱい、そのバランスは東洋の神秘といえるだろう。 きめ細かい肌に、相応に大きい乳輪……乳頭。その色がとても淡いので、その圧倒的なボリュームでありながらも、可憐さを失わない。 「あっ……んっ……くっ……」 揉みしだくようにして、乳頭へと肉を持っていく刺激だけでピコンと可愛く反応する乳頭、妊娠して乳噴出すようになったらどうなるんだろう。さらにKカップにパワーアップか、ここから乳噴出すか。そう考えると、それを見てみたくてたまらなくなってきた。やはり、孕ませるしかないな。 「この前、寝ながら君の事を犯したのはね」 「いっ……はぁい」 「初めては痛いっていうから、痛みを感じさせたくなかったのさ」 「そうだったんですか、正夫さんはやっぱりやさしいですね」 そういって、素子は目をとろけさせた。そんな、素子の乳を吸う、吸う、吸う。右に左にと吸ううちに、乳頭は指ぐらいにまで膨張してしまう。もういいだろう。こんどは、ぐるっと体勢を変えてシックスナインに体勢にはいり、思いっきり秘所にむしゃぶりつく。展開についてこれないらしくて、素子はあうあう言ってる。 「あの……正夫さんのこれも舐めたほうがいいですよね」 「ああ、そうだね。慣れてないだろうからしゃぶるだけでいいよ」 そういう、正夫も慣れてないのだが力任せにしゃぶる。さすがに、素子のものといってもオマンコは独特の匂いがするが、さかっている正夫にはそれがたまらなくいい香りに思える。まさに女の匂いだ。 「あっ……ふっ……」 舐める舐める、まだ初々しいビラビラを押し分けるようにして、汚い舌を恥かしい丘の谷間にねじりこんでいく。そんな力任せな愛撫も、なれない素子にはきつすぎるようだった。息を吐くたびに、正夫のちんこを舐め吸う動きがおざなりになる。まあ、正夫は今日は口内に発射するつもりもないし、徐々に慣れていってくれればいい。 「よーし、こんなもんだろう。素子ちゃんもう舐めなくていいよ」 素子のオマンコからは、すでにネットリと愛液を吐き出すようになっていた。正夫の汚いものも、唾液で奇麗に洗浄された。ぐるりと、身体を回転させるようにして、立派な亀頭を濡れ濡れの秘所に押し当てた。 「じゃ、素子ちゃん。ぶちこむよ」 「おねがいします……」 ずぶずぶと、やはり一度貫いたオマンコは悦ばしげに、正夫のモノを受け入れていく。すでに、マックスまで高められているものは、準備完了になっている膣壁を擦り入り、最奥へと到達した。 「はぁぁー、正夫さん……」 この肉の密度、正夫の長いオナニー経験では決して得られなかったきめの細やかさ、それは暖かい粘膜の密着だった。素子も正夫も、頭がポワァーとなって何も考えられなくなる。気がついたときには、獣ののように息を吐きながら腰を振っているだけだった。 素子の熱い息と、ジュッジュっと音を立てる接合と、頭を突きぬけるような歓喜と、ただその絶頂の高まりと、優しげで暖かい気持ちの触れ合い。正夫は、初めて人を愛して、愛した人とのセックスをやっている。それを表現する言葉も余裕も、正夫にはなかった。 ただ、全身の熱が自分の限界を感じさせていた。 「素子、もういくよ」 「きてください正夫さん、きてーー」
ドピュドピュドピュドピュ!
ただ、正夫の逸物が独立した生き物のように精を放った。そして、律動する素子のオマンコはいとおしげにそれを受け入れた。瞬時に、正夫の精液は子宮へと流れ込んでいく。これが、恋人同士の愛あるセックスなのかと正夫はおぼろげに思った。意識が遠くなりかけている正夫に対して、その下腹部の逸物は全てを吐き出した後も、強度を保っており、それに押し切られるように。 「素子、このままもう一回」 「はい、いくらでも……ください」 この日、素子の中に出し続けて五回。他の場所に回れる体力は、正夫にはなかった。
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第四章「緑の目」 |
「タワーマスターの、催眠が強すぎると普段の会話ができなくて面白くないと思ったんだが、弱すぎても困るので少し強めてみたんだがこれぐらいでよかったかね」 「そうですね、今のバランスで支障ないですし、これぐらいがちょうどいいかと思います」 あいかわらず、しばらく休んだあと製作者に報告して、相談を受けている正夫。 「あと、一日目の報告書を読んだのだが、早いうちに梶井素子くんのところに再訪したほうがいいと思うぞ」 「そうですか、じゃとりあえず休憩終りってことですぐ行ってきます」 素子の部屋は一階なので、すぐに行ける。反応がないので入ってみて驚いた。まるで幽霊のような素子が、自慢の胸を抱えてあの脱がした部屋着をそのままに、自慢の胸を抱えるようにして部屋の隅で固まっている。普段はぷっくらと健康的なはずの頬はやつれ、目にはくっきりとクマの後がまるで縁取りのようだ。 一体、いつからそんな風にしていたんだろう、カレーの食った後も片付けずにそのままになっていた。 「おい……おい、大丈夫か素子ちゃん!」 しばらく、やはり呆然と目の前を見つめて、虚ろな眼で。 「あ……い……管理人さん?」 「そうだよ、大丈夫。どうしたの」 「記憶がないんです……管理人さん私に何か酷いこと……しましたか」 酷いことと言われて、ズキッと心が痛む。たしかにしました酷いこと。やり終わった後、すっきりして頭は次の陵辱にいってしまってほったらかしにしてしまったのだ。 「管理人さんが……あがってきて……服脱がされて……そこまでは覚えてるんですが……起きたら、私……裸のままで……何故かお腹と……あの、大事なところがズキズキと痛んで……トイレにいったら血が出て、生理じゃなくて……ドロッとした白いのも出て……」 うあーやっちゃったみたいだ。これどうしたらいいんだろ。催眠のマニュアルにも、製作者の助言にもこんなときの対処法がない。そうなったときの正夫はやっぱりただおろおろデブオタだった。 「うーん、どうなんだろうね」 「私と……最後まで一緒にいたの管理人さんですよね……ベットに寝かせたのも管理人さんですか」 次第に、素子の眼に光が戻ってきたのはよかったが、それは普段おっとりとして優しい素子が見せたこともないような、深い緑色をした……それは辛い辛い思いつめた顔だった。 「そうだよ、ぼくが寝かせたんだよ」 「じゃ、管理人さんが私を……犯した」 そういい切って、目をあげた。正夫が見つめたその目は怖い怖い目だった。まるで、正夫の全てを飲み込んでしまいそうな、耐え切れなくなって素子の肩を抱いては言い放った。 「素子ちゃん、ぼくは何?」 「何って管理人さんです」 乾いた目で、乾いた唇で、かすれるように素子はいった。 「そうだね、宿主といえば親も同然と昔は言ったんだ。管理人といえば、恋人も同然……わかるかい素子」 「えっ……はい」 目の色が緑から黒色に戻っていく、それは催眠が浸透した印か。 「つまり、ぼくは管理人で君の恋人なんだ」 「……はい」 「君の身体に起きた変調は、全てぼくが恋人として愛した証だ、だから何も心配することはない。心配することは無いんだ」 そういって、正夫は素子の身体を抱きしめた。素子は、ただ無言でウワーーと泣き崩れた。数時間後、素子は正夫に付き添われて一緒にお風呂に入って、ゆっくりと寝た。さすがに、憔悴し切って寝た素子を襲う気になれず「ちょっと出てきます、また何かあったらぼくの部屋に来てね」とメモを残して去った。性欲処理のほうは、沢石亜沙子のほうでしようと三階に向かったのだ。 亜沙子は、やっぱり来たという暗い顔で正夫を出迎える。 「種付けに来ました、子供さんはどうですか」 「寝てます……残念なことに」 「じゃ、今日も協力お願いしますね」
「じゃ、出すよ」 「いやぁー!」
ドピュドピュドピュドピュドピュ!!!
亜沙子種付けに向けて、今日も三発。デブオタの湧き上る性欲は尽きることが無いかのようだった。
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第三章「沢石亜沙子」 |
管理人室に戻ってしばらく休むと、約束の製作者への報告を終え、いくつか助言を受けた後に、新しいターゲットを決めることにした。今日は、三階の沢石亜沙子にしよう。確か二十四歳、職業主婦。二十一歳の時に学生結婚して、すでに一児の母ではあるが、子供を生んだとは思えないスラリとしたプロポーションを保持し、やや落ち着いた大人の魅力を感じさせる女性である。正夫とは、こちらからはよく視姦しているが、向こうは正夫を管理人として意識していないはずである。とりあえず、出向いてみよう。 「……はーい」 呼び鈴を鳴らして訪問。ここは高級マンションであるので、外部からの来訪者はインターホンを通さない来訪というのはほとんどない。玄関の呼び鈴だけでの来訪というのは、自然と内部の人間ということになる。 紺色のジーパンに黒い上着。金持ちの奥さんでも、部屋着ってこんなもんなんだなと思いながら、前回も素子の件で催眠効果の発生も確認済みだし、いささか落ち着いた対応ができた。 「ぼくは、このマンションの管理人なんですよ」 「はあ、管理人なんていたんですね」 管理人が居たんですねとは、ご挨拶だが実質まったく仕事してないのだからしかたがない。 「管理の仕事の関係で、ちょっとお時間を拝借したいのですが今大丈夫でしょうか」 「まあ旦那も仕事でいませんし、子供もちょうど眠ったところですから」 それは好都合、「じゃ、お邪魔しますね」と強めにいってあがりこんだ。亜沙子は躊躇したものの、止めることはなかった。 「外じゃやり……じゃない話しにくいですからね」 「はあ、それでどういうご用件でしょうか」 「ぼくは、管理人ですからお宅の管理もしなきゃいけないんですよ、それは当然だからわかりますよね」 そう強めに言ってみた。当然とか、常識とかを確認させると催眠がよく浸透していいよと製作者に指摘されたので使ってみる。 「はい、そうですね。管理人さんは管理が仕事ですから、それは当然ですね」 「それでは、管理人のぼくの仕事に積極的に何でも協力してください」 「はい……協力します」 「それでは、まず着ている服を全部脱いでください」 「え……服をですか」 「ぼくは、あなたの管理人です。あなたの全てを管理するためにまずあなたの身体を調べなければならない。常識だからわかりますよね」 「はい……常識ですよね、わかりました」 亜沙子は、多少頬を赤らめたが、意を決したようにすっと着ているものを脱いでいった。黒い上着を、ジーンズを、花柄の合わせたインナーも。 「はい、脱ぎましたよこれでいいですか」 やや、怒った風にすっと肩を怒らせて裸体を晒している亜沙子。前の素子のように、手で覆い隠したりはしなかった、性格の問題かなと思ってみたりする。 「じゃ、胸を触りますね。ぼくは管理人ですから、あなたの身体を調べられます」 言葉に確信と力を込めて、これも製作者に指摘されたところだ。亜沙子の一児の母とは思えない美しいプロポーションを眺めて、後ろ側にまわり形のよい胸を揉みしだいてみる。CかDカップといったところか。これぐらいが、揉みやすくてよい。 「どうですか、気持ちいいですか」 「そうですね……気持ち悪くはないですけど、気持ちよくさせるために揉んでくれてるんだったら、もう少し強めがいいですね」 もう少し強くてもいいというので、強く揉んでみる。乳頭もクイっとひねって勃起させたりしてみる。 「じゃ、質問に答えてくださいね」 「はっん……はい……」 「いま、あなたは妊娠していますか」 「えっと、たぶんしてないはずです」 「たぶんですか、もしかして子作りに入っているとか」 亜沙子の胸を揉む手に思わず力が篭る。 「あっ……そうですね、そろそろ二人目がほしいねと旦那と、いっ……言い合ってます。積極的にではないですが、最近は避妊はしていないです」 「排卵日はいつですか、最近は旦那さんと週何回ぐらいしていますか」 「排卵ですか、えっと多分もう危険日に入っているはずですので、順調なら三日後ぐらいかと思います。旦那は、結構淡白で最近は仕事も忙しいので週二回ほど、週末に連続が多いです、先週にも土日としました」 ふーん、なるほどねえ。子供も出来ていい環境で危険日も近いとは好都合なことであるな。そう思って、そろりそろりと自分も服を脱ぐ。すぐ脱げるように薄着にしてきたのだが。 「え……管理人さんも脱ぐんですか」 「そうですね、これからあなたとセックスしますので」 「!?……そんな、あの私には旦那がいますから。……できません」 顔が陰る。胸を揉ますぐらいは、抵抗が少なかったのだが、さすがにセックスを前面に出すと抵抗が激しいようだ……どうすべきか。 「じゃ、とりあえず一緒にベットに横になってください。それはいいでしょう」 「ええ……それならかまいません。隣の部屋で子供が寝てますから、静かにしてくださいね」 そういって、寝室に案内してもらう。途中で、もう一歳ぐらいになるんだろうか。幼くして子供部屋を与えられている子供の可愛い寝顔もチラッと見せてもらう。正夫にはよくわからないが、とっても可愛らしかったので女の子だろうか。 夫婦の寝室は、フカフカのダブルベットだった。このマンションは、住人が掃除をしようがしまいが家政婦のサービスが付属しているので、常に清潔に保たれている。掛け布団をもちあげると、どさっと横になってしまった。いわゆるマグロである。 正夫も、裸でどかっともぐり込むと亜沙子の肌に密着させた。 「亜沙子さん、ぼくにキスしてください。ディープでお願いします」 「はい……」 亜沙子は、身体を特に突き出てくる正夫の男根をなるべく避けるようにしながらも、口を近づけてキスをした。次第にディープに、さすがに主婦だけあってなかなかうまいものであって、正夫のものはからまる舌や亜沙子の味にさらに強度を増して、腰を押し付ける。そのたびに、亜沙子が嫌そうに身じろいだが、キスをしろという命令には逆らわずいた。 「ん……亜沙子さん、キスはそのくらいでいいです。今度はフェラチオしてください」 口を離すとそう命令してみた。 「フェラ……! できません。何度も言いますけど私には夫が」 なるほど、キスからが駄目なラインなのか。攻め手を変えてみることにして、正夫はその汚い顔をぐっと亜沙子に近づけた。正夫の臭い息に顔を顰める亜沙子。 「なるほど……、ところで亜沙子さん。なんでこうしていまぼくたちが裸になって一緒に寝ているかわかりますか」 「わかりません……あなたが、管理人でそうお願いされたので……しかたなくです」 嫌悪感を顕わにして、吐き捨てるようにいう亜沙子。まあ、嫌がられて当然か。 「そうですね、ぼくは管理人としていまここに居ます。ぼくの言葉は、管理人として世間の常識であり当然の要求です。それはわかりますね」 「はい……」 「では、ぼくは管理人としてあなたたちの夫婦生活を調べる必要があるのです。具体的にいうと、普段どうやってあなたが旦那さんに性行為をしているか、そっくりそのままぼくにしてもらって調査するんです。これは当然です、わかりますか」 自信ありげに、当然のこととして言う。ここで、少しでも隙を見せたらだめだ。 「……わかりました」 「よろしい、では聞きます。あなたは旦那さんのチンポを舐めることはありますか」 「……あります」 「では調査しますので、一緒のように舐めてください」 無言で俯く亜沙子。顔は蒼白になっている。もう一度、おなじセリフを正夫に耳元で繰り返されると、何かに弾かれたように正夫の男根まで顔を持っていき、ペロペロと舐め始めた。最初は唾液を全体に染み込ませるように。 「おぅ……いいですね亜沙子さん」 そして、馴染んだころにバキュームフェラを始めた。慣れてない正夫には、痛いぐらいに感じる。思わず、情けない声をあげてしまう。それに呼応せずに、イッてしまえとばかりに激しいフェラを繰り返す。端整な顔をゆがめて、吸い付く姿に正夫が必死に耐えていると、今度は玉袋を舐め始めた。グルングルンと、玉袋の中の玉が亜沙子の激しい吸い付きに反応して回転するようだ。こ……これはいいプレイ。 限界を感じ取ると、正夫が何も言わなくても奥の奥底まで男根を飲み込む。 「亜沙子さん……飲んで、飲んで」 亜沙子の口に腰を押し付けるようにして、射精。
ドピュドピュドピュドピュ!
精子が、最後の一滴まで飲み込まれていく。旦那以外のしかもキモデブオタの精子を飲み込まされる気持ちはいかなるものであろうか、その全力で顰めた眉に現れているような気がしたが、ちゃんと完璧に飲み込んだ。きっと、結婚三年目の旦那の精子もこうして飲み込んでいるのだろう主婦の鑑である。 正夫にとっては、初フェラチオであった。しばらく、腰が立たなくてぐったりとしていると。亜沙子がうがいをして戻ってきて、「それじゃ、これで終りですね」といった。正夫は、今日のところはこれで終りにしてもいいかなーとも思ったのだが、興奮した正夫の息子はさらなる快楽を求めて疼いているようなので 「いや、まだ調査は終わりません」といった。 何を感づいたか青ざめる亜沙子。 「上の穴は十分調べさせてもらいましたので、今度は下の穴です」 「嫌です……旦那以外とのセックスはダメェ……」 「セックスというより、これは調査ですよ。あなたの旦那さんと普段やっていることをぼくがやるだけでして、具体的に言うと、あなたのオマンコにぼくのチンコを入れます。調査に同意してるんだから、覚悟を決めてください」 そういって、がばっと亜沙子の腰を開くと自分の腰を差込、亜沙子の膣口にフェラチオ終りでテカテカになっている自分の亀頭を突きつけた。 「ああ……すいません危険な日ですから……。わかりましたから……もう諦めましたから、せめてコンドームをつけて調査してください」 泣きながら、ゴムをつけることを懇願する亜沙子。 「ハハハ、何を言ってるのかな亜沙子さんは、あなたは普段旦那さんとゴムをつけてやってるんですか」 「……やってません、でも!」 「じゃあ、旦那さんと同じようにやるだけですよ」 あくまでも、この人何いってんのという姿勢は崩さずに、ぐっと腰を押し付ける。すでにちょっと入っているような按配だが、なかなか太ももが頑強に、正夫の侵入を抑えてきている。 「でも! 生でやって……もし、中で出されたら……万が一、夫以外の子供を妊娠したら……だめです。大変なことになります」 「何をいってるんですか、それが目的なんですよ」 「え……」 亜沙子の顔は、青いを通り越して蒼白になった。 「これは、旦那さんと同じようにする調査といったでしょう。あなたは、旦那さんと子供を設けてますよね。ぼくも、それも同じようにして調査します」 「そ……そんな……」 まさか、そこまでやられるとは予想してなかったのか。太ももの力が抜けたので、その隙にまたぐっと腰を押し付けた、すでに亀頭は完全に膣のなかにニュルっと入った。「えっと、もしかしてさっきの子供は人工授精で作ったんですか」 「……違います」 手でチンコの位置を調整して、さらに腰を押し付ける。正夫もセックスは二回目であるので、膣口位置ぐらいは掴めるようになっていた。 「じゃ、どうやって作ったんですか」 「……」 「ぼくが言いましょうか、オマンコにチンコを入れて危険日に中だしさせたんですよね」 「……はい」 蒼白な顔を少し赤くさせて肯定する。忙しいものだ。 「そうやって、何度もオマンコに中だしされているうちに、あなたの排卵が始まり、あなたの卵子が旦那さんの精子で受精して、着床して妊娠した。そうですね」 「……はい」 すでに、八割がた入ってしまっている。諦めたのか、亜沙子の四肢から完全に抵抗の力が抜けて脱力。いい感じだ、腰を押し付けてぐっと抱きしめて胸を吸う。そのたびにズッズっと腰が埋まっていく。 「あなたは、調査に同意しています。それと同じことをこれから行います。わかりました……か!」 「いっ……わかり……ました」 「物分りが良くてよろしい! じゃ、腰振ってオッパイ吸いますから、亜沙子さんは一生懸命感じてくださいね」 そういうと、正夫は稚拙ながらも精一杯腰を振って、亜沙子の形のいいオッパイになんども食らいついていった。 「うっ……うっ……」 いつのまにか、亜沙子は泣いていた。それを無視するかのように、腰を振ってオッパイにムシャぶりついている正夫。さすがに一度抜いておいたので、すぐに射精することはなさそうだった。悲しくも、稚拙な突きに反応して濡れ始めているオマンコ。亜沙子は、自分の中の女の反応がとても悲しかった。 「……管理人さん、これ調査ですよね……いっ……不倫になりませんよね。雅彦さんへの……うっ……裏切りじゃないですよね」 懸命に自分にからまっている正夫に、半ば呆れつつ涙も乾いた気持ちで亜沙子はふいにそう、正夫に尋ねた。旦那は雅彦っていうのか、どうでもいいけど。 「何をいうかとおもえば、大丈夫ですよ! これはまったく当たり前のことなんですよ。不倫でも、情事でも、セックスでもありません。気になるなら復唱してください」 「……不倫でも、情事でも……セックスでもありません」 「調査のために、ぼくの精子をオマンコいっぱいに受け止めて、子宮で受精して、着床するだけ、はい復唱!」 「調査のために、管理人さんの精子を受け止めて、子宮で受精して、着床……あう」 亜沙子が素直にいいセリフを復唱するので、亜沙子のなかで正夫のものがギンギンになって、反り返るほど。興奮して、正夫は左の乳頭を噛んだ。 「いっ……強く揉みすぎです。あと、乳首噛まないで……旦那はそんなことはしません……」 「ごめん、不慣れなもんで。亜沙子さんも、旦那とするときはもっと笑顔でしょ。笑って、そしてキスして」 そういって、口付けする。そういわれたので、亜沙子は無理に笑顔を作ってみせる。涙も乾くほどの壮絶な笑顔であった。 「あー、亜沙子さんの笑顔始めてみたな。もう出そうなんですけど、旦那がイキそうなときは、亜沙子さんはなんていいますか」 「いっ……雅彦さん来てー思いっきり、中で出してっていいます」 「じゃ、ぼくの名前は正夫なんで、正夫さん中で出してっていってください」 「正夫さん……中で出して……」 「中で出していいのね、じゃいきます!」 「あっ……」
ドピュドピュドピュドピュドピュ!!!
「うぅ……中が熱い……」 正夫が生まれてから、これほど出したことは無いと思うほどの射精が、亜沙子のオマンコのなかで爆発した。オッパイをチューチューすすりながら、余韻に浸る正夫を、亜沙子は乾いた薄笑いで見つめていた。 正夫が余韻を味わい終わると、茫然自失で固まっている亜沙子に声をかける。 「そうだ、旦那さんに、排卵日の報告はしていますか」 「危険な日は、言うほうが燃えるのでそれとなくいってみるときもありますが……」 「いわないときもあると、旦那さんはあなたの生理周期は把握していないんですね」 「だとおもいます」 「だったら、今回はなるべく避けてください。今週は用心して、どうしてもしょうがないと判断した場合以外は身体の調子が悪いとか適当に理由をつけて旦那さんとのセックスは断ってください」 「……うう」 「それが必要なことは、もうお話しましたよね」 「……はい」 「ぼくとこうしていることは、別に言っても平気ですけど、一応旦那さんには言わないでくださいね」 「絶対言いません!」 「じゃ、これから今週は毎日あなたと子作りに来ます。今週であたるといいですね、来週はもう危険日から外れると思うので、旦那さんと自由にセックスして結構です」 そういうと、笑いを崩して思い出したように、しくしくと泣いている亜沙子を尻目に、部屋を後にした。
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第二章「梶井素子 弐」 |
「まさか、本当に気絶されるとは思わなかったな」 ぐったりと正夫に、身体の力に全てを預けてしまった素子は静かに意識を喪失させていた。これを、どうしたものか。とりあえず、ベットのところまで引きずっていって身体を寝かせた。起きないものかと、頬を数回叩いてみたが深く深く気絶しているようでまったく反応がない。 眠ったままするのも悪くないなあと思い、胸を揉んでみる。寝かせても、素子の爆乳は奇跡的な型崩れのなさで、それでいて触るとまるでプリンのような柔らかさとマシュマロのような弾力をあわせ持っている。チュッと、右の胸を吸ってみると、ほのかに甘い味がした。そのまま、舌で転がしていると乳頭が静かに勃起し始めた。清楚な容姿に似合わず、胸の大きさに比例して乳輪も大きい。仄かにピンク色で、吸い付くとしっとりとした肌にぬくもりがある。片方の乳が、両手で抱えても余るほどの圧倒的迫力であるのに、どこか可愛い感じがした。 「うう……我慢できない」 ビンビンにおったてたものを、素子にしがみつくようにしてオマンコに擦り込む。しかし、素子は当然ながら濡れてないし、童貞である正夫も入れ方が分からない。オマンコのビラビラに擦り付けるようにして、正夫は早くもいってしまった。
ドピュドピュドピュドピュドピュ……
外側から膣口にかけてドップリと出された精子、はねあがりぎみに飛び上がったチンポは、腹まで飛沫を吹き飛ばさせた。 「あーでちゃったよ」 ここまで精液を出し切っても、正夫の男根はビクビクと脈打ち強度を失うことがない。指で摘んで、擦り付けてみるとスルっと膣口の先端に引っかかった。 「おぉ!?」 ズブズブと、亀頭が狭い膣口に埋まっていき、その入り口の細さに止まった。 「おぉ……うぅ」 亀頭を包み込む、あまりの気持ちよさに身動きが取れないで居た。ブルブルと、震えながらじっとしていると、正夫の自重でズッズッと、締まりの良すぎる膣壁に亀頭が少しずつ埋まっていくような感じだ。 「うっ……うっ……」 気絶したままの素子は、そのたびに苦しそうな声をあげる。もともと、そういう体質なのか、気絶が深かったせいか目は覚まさない。狭い膣壁に押さえつけられる言語を絶した快楽に、正夫は声をあげて泣いた。 なあに、素子が気がついたら気がついたで、そっからまた催眠でなんとかしてやればいいだけだ。そう開き直ると、さらに凶暴なモノの強度を高めて、その芳醇なオッパイにむしゃぶりついた。さっきは、右だったのでこんどは左胸に。両手に余るボリュームは、正夫の歓喜を加速させる。豊満な乳輪を嘗め回し、その頂点の乳頭を舐め取って勃起させる。正夫の甘噛みに反応して、ピクッっと乳頭は立つ。 「うっ……」 正夫が素子の身体をむさぼるたびに、意識を失ったままの呼吸は乱れて、唸る。その反応が、正夫の快楽を増す。チューと、左の乳頭を吸い上げると口の中に淡い素子の味が駆け巡って、正夫は頂点に達した。
ドピュドピュドピュドピュドピュー!
二回目の射精は、狭い膣壁に叩きつけられた。ドクッドクッっと、叩き込まれる精液の内圧に負けて、ついにプチッっと膜のようなものを破ってズブズブと発射した精液と共に、正夫の腰が埋まっていく。 「うぉーうぉー!」 正夫は、ついに処女膜を破って素子の本当の中へと分け入ったのだった。正夫のデブオタに似つかわしくない凶暴なモノに比べて、そのあまりにも小さい膣内は悲鳴をあげている。結合部からは、処女をやぶった証の鮮血が垂れ下がっていた。 「素子ちゃんー素子ちゃーん」 正夫は、さらに腰を押し付ける。胸の両方を交互に吸う、素子の名前を叫びながら。それはまさに、デブオタが獣に変わった姿であった。正夫の中の何かがぶちぎれてしまい、ただ素子の身体を貪ることしか考え付かなかった。やがて、腰を押し付けて押し付けつくして、素子の口を貪るように吸うと
ドクッドクドクドピュー!
三度目の射精をして、正夫の獣化は納まった。ハァハァと息を荒げて、汗ばんだ身体を素子の胸に押し付ける。素子は、ただただ苦しげな顔をするのみだ。その間にも、誰にも汚されたことの無かった子宮は、正夫の汚らしい精液によって汚されていく。正夫は息を整えると、まだ素子が意識を失ったままであることにほっとした。 「あっ……どうしよ、中出ししちゃったよ」 先ほどまで童貞であった正夫にも、さすがに中だしすると妊娠するという知識はある。ただただ、必死になって素子を貪りつくした正夫であったが、妊娠までは計算に入れてなかった。彼女には大学も、別居だが親も居るだろう。その点をどうするか、頭の中を様々な問題がグルグルと駆け巡る。 それでも、目の前で汗ばんでる素子の寝顔を見ていたらいいやという気になった。こっちには、催眠があるのだ。このマンション内限定ではあるけれども、やってみたらなんとかなるだろう。むしろ、素子を妊娠させる覚悟を決めることにした。いや、素子だけじゃない、他の住人でもめぼしい女性は全員だ。 そう心に決めると、素子の身体をできるかぎり奇麗にしてベットに眠らせて帰ることにした。陵辱されたあげく裸で、掛け布団だけかけられている素子は、起きたらなんと思うであろうか……。
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