第九章「女子中学生 北原麻理沙 1」 |
北原麻理沙(きたはら まりさ)、十四歳、私立杏端学園中等部の二年生。水泳部に所属している。 不動産関係の企業グループを傘下に収める資産家、北原家の次女。 奇遇なことに、三ヶ月ほど前にミノルと関係があった、お嬢様女子大生北原亜津沙の妹である。 もちろん、そんなことはミノルも麻理沙も知るよしもない。この偶然の出会いも、ミノルの幸運のなせる技かもしれない。 姉もセレブのお嬢様であったが、妹の麻理沙も負けず劣らず、色白で容姿端麗、気品と優雅さを兼ね備えた少女であった。ゆるやかなウェーブを描く亜麻色のロングヘヤー、美しく整った顔立ち、成績は優秀で水泳部に所属してスポーツも得意、身長もスラリとしてるし、ウエストはキュッと締っている。胸もたっぷりとDカップだから、スタイルは抜群と言えた。同世代の平均から言えば、立派な巨乳である。 礼儀正しく気品に満ち満ちているお嬢様の麻理沙は、高嶺の花として男子に敬遠されがちであるにもかかわらず、週に一回は告白を受けている。それも、上級生のサッカー部主将や学年トップの秀才など、学校でも選りすぐりの男子から。 それらの熱烈な告白も、全て丁重にお断りしているので、まだ男子と付き合った経験はない。 別に男が嫌いなわけではない、男にモテることは自尊心の充足を感じて嬉しかったのも事実だが、だからといって誰かと付き合いたいとは思えなかった。 「まだお付き合いするとかは考えてなくて……」 そんな断り文句を申し訳なさそうに口にしていれば、「お嬢様は、奥手だから」とか、周りが都合よく善意に解釈してくれるのだから笑えてくる。 告白を断ったのは、そんな謙虚な理由ではなくむしろ傲慢。麻理沙にとって、学校の選りすぐりの男子が相手でも、眉目秀麗で完璧な美しさを誇る自分に釣り合う男とは思えなかったのである。 控えめで清楚なお嬢様に見えて、麻理沙のプライドは富士山よりも高い。結局のところ麻理沙は、姉と一緒で自分大好き人間なのである。 カッコイイ男よりも、美しく気高い自分が大好き。そして、そんな気高い自分がはしたない行動をしたり、下賎な醜男に汚される妄想に、密かにハマってもいた。 そう、ナルシスト気味の美少女にだって、中学生らしい澱んだ性欲がある。しかも、北原家の一族は、みんな性欲が強いのだから困ったことになる。男で発散できないのであるから、溜まりに溜まった性欲は、大好きな自分に向かっていく。 そう、これはもうオナニーに狂うしかなくなるのだった。資産家一族の北原家は、類まれなる家系でありながら、変態オナニーを好む血筋であった。 これはまあ、上流階級にはありがちなこと。 色鮮やかな薔薇には棘があるように、偏りがあればどこかに歪みが生じるものなのである。
いつもおかしい麻理沙お嬢様だが、その日は特におかしかった。 昨日夜遅くまでアダルティーな動画を鑑賞したのが、いけなかったのかもしれない。明け方近くまで、すごく興奮して変態オナニーをして自分を慰めて、それはそれで面白かったのだが、昼間は学校の授業を受けながら、睡魔に勝てずウツラウツラしていた。 いっそ、仮病でも使って病欠で休んだら良かったかもしれない。 普段は真面目を装っている麻理沙だから、「お具合でも悪いんですか?」とか同じクラスの女の子に心配されたりして、「昨晩はオナニーに狂ってましたの、肛門に鉛筆まで指して極太のスプレー缶をオマンコにズポズポして、楽しかったですわ」なんて答えたら、麻理沙と負けず劣らずお嬢様な級友たちはどんな間抜け面をするだろう。 そんなことを想像しながら、眠気を堪えていた。寝不足なのに保健室を使わなかっただけ、麻理沙は我慢強い。 ようやく麻理沙の眠気が醒めたのは、放課後になって水泳部の部活をやりだした頃である。お嬢様らしくない趣味だと思うけど、麻理沙は水泳が好きなのだ。 温水プールで、黙々と自己ベストタイム更新を目指してクロールしていれば、眠気も吹き飛ぶというものだ。 清々しい練習も終わって、シャワーを浴びていたら、なぜか急にまたイヤラシイ気持ちになって股間に手が行ってしまった。 「なんで……なんでしょうか、今日はいつにも増して、自慰が我慢できませんわ」 そっとシャワールームのなかで、スクール水着を脱ぐ。 水泳部のみんなが、一緒にシャワーを浴びているなかでするオナニーは格別だった。 「ダメよ、そんなコトしちゃダメ……」 そう思えば思うほど、麻理沙は股間をまさぐる手が止められない。 みんなが居るところで、というのがポイントだった。そりゃ、家でしたほうが激しいオナニーができるだろうけれど、『もし同じ部活のみんなにオナニーがバレたら破滅だ』というスリルが、より快楽を増す。 もう麻理沙は、中学校二年生にしてどうしようもない変態だった。 「あああーっ!」 そんな声を上げて、三本も膣の奥にある子宮口にまで届けとばかりに指を入れて、アクメに達した。 どうせシャワーでバレないだろうと、オシッコまでしてしまう始末。 「ふわあぁ……」 すっきりして、ふと下を見たら、ブサイクなオッサンの太った顔が覗きこんでいたのに気がついて、麻理沙は発狂しそうになった。 「ヒイイッ!」 悲鳴を上げる、それほど大きな声ではない。ヒクッと、息を吸い込んでしまったので、むしろ声は大きくならなかった。 その分だけ息が詰まって、胸が苦しくなって、窒息するかと思ったが……。
妖怪じみたオッサンの顔は、ジッと衝立の下から麻理沙の痴態を見上げている。オナニーしているところを見られてしまった、こんなおっさんに。 自分はレイプされるのだろうか、こんな小汚いオッサンに屋内体育館のシャワールームで、男性経験はまだ無いくせに、やたらアダルティーな動画ばかり見ている耳年増な麻理沙は、そんな妄想をさせたら大得意である。 いや、待てよと麻理沙は思う。 なぜ部活のシャワー室に、こんな知らないオッサンが存在するのだ。学校関係者に、こんな変なおじさんは居ないし、変質者が出没するには部活をやっている時間の屋内体育館は、かなりあり得ない場所だ。 杏端学園は名門校なので、別棟になっている屋内体育館でも、しっかり警備されている。外の公園ならともかく、学校の構内で変質者が出たなんて話は、これまで聞いたことがない。 困惑する麻理沙、どうしようもないので聞いてみた。 「あのぉ、そこで何をされてるんですか……」 「君がオナニーしてるのを覗いてたんだけど、それがなにか?」 それがなにかと言われても、麻理沙も困る。 普通の変質者の反応としては、発見されたら慌てて逃げるか、それとも開き直り襲いかかってレイプしてくるのではないだろうか。 そのどちらでもないと……。 キュッキュと音を立てて、シャワーを止める。 「ふうっ」 もしかしたら気のせいかもしれないと思って、もう一度斜め下を見ると、やっぱりおっさんが居た。 リアルな幻覚でなければ、なんだろう。もう一つの可能性として、考えていたこともある……。 「もしかしたら、これは夢ではないですか」 麻理沙はリアルな夢。明晰夢を見る訓練をしたこともある。もちろん、セックスしてみる夢がみたいと思っていろいろ試したのだが、それらしい夢を見たことがあっても完璧な淫夢まではまだ見たことがない。 夢だとすると、いろいろと辻褄があってくる。
本当の麻理沙は、自宅のベッドか我慢しきれず学校の保健室で寝ていて、ここは麻理沙の夢の世界なのではないかと。 そう思ってみれば、さっきまで一緒に練習していた部員たちはどこに行ったのだろう。シャワールームのカーテンを開けて、外に出てみる。 「いませんわね、これはどうやら本当に夢だったりして……」 トコトコとシャワールームを出て、女子更衣室まで行ってみるがやっぱり居ない。普段なら練習終わりにみんなダラダラとくっちゃべっているところだ。 夢だと思うと、フワフワとした気持ちになって、そのまま屋内プールを見に行ったがやっぱり誰もいない。 わざわざ、建物の出口まで行ってグラウンドを見ても、普段は運動部の練習でごったがえしているはずが、無人だった。 空は雲ひとつない青空、グラウンドどころか街は静まり返り、人どころか車すら見えずに、まるで世界が停止しているように見えた。 「あらあら、これは本当に夢ですわね」 部活の練習時間に、グラウンドが無人ということはあり得ないので、麻理沙はすっかり夢だと判断した。 「そもそも、完璧な私がシャワールームでオナニーしちゃうなんてあり得ないですしね。珠衣さんじゃあるまいし、そんなに私はうっかりさんではありませんもの」 麻理沙は、自分の迂闊さを差し置いて、そんなことをつぶやいてホッとしている。 ちなみに、プールに誰も居なかったのは、部長が今度の大会のミーティングで他の部員と連れ立って近所の喫茶店で作戦会議をやりに行ったからだ。 シャワールームから出て来なかった長澤珠衣と北原麻理沙は、先に帰ったんだろうと思われて部員たちにスルーされてしまったのである。 グラウンドに人っ子一人居なかったのは、ミノルが起こした痴漢事件で冤罪の男が捕まって大騒ぎになっているからだ。 久しぶりの大捕物とあって、グラウンドで練習していた運動部の部員たちは、面白がってそっちにみんな行ってしまったのであった。 車が道を通りかからなかったのも、単なる偶然である。 兎にも角にも、麻理沙はそんなあやふやなことで、今の現実を自分の見ている夢だと信じ込んでしまった。 そこまで含めて、確率の極端な偏り、ミノルのラッキーと言えるかもしれない。
「さて、夢だとしたらどうしますかしら」 麻理沙は、裸のままちょっと外に出てみて屋内プールのアスファルトの上で踊ってみたが、開放感はあるものの、あんまり楽しくない。 「ほーら、みんなのアイドル麻理沙ちゃんが、おっぱいを揺らしてますわよ」 そんなバカげたことを大声で叫びながら練り歩いても、張り合いがなかった。 誰にも見られないのが分かっていて、ストーリーキングしても、スリルがないから詰まらないのである。 「露出プレイって、意外につまらないものだったんですわね。でも、せっかくですから」 魔理沙は、その場にしゃがみこむと、んんっといきんで、肛門から糞をひねりだした。 「あははっ、学校でウンコ漏らしですわ」 屋内体育館の前に、自分のひりだしたウンコが落ちているという非日常感は、ちょっとだけ麻理沙を喜ばせた。 でも、これだけじゃ満足できない。 「やっぱり、さっきの男の人のところに行ってみましょう」 人との関わりを求めた麻理沙は、女子更衣室に向かう。 するとそこには、さっきの裸の男と長澤珠衣が居た。 二人共、素っ裸である。自分のことを差し置いて、オッサンと同級生の女子が素っ裸で居る風景に、これはとんでもない夢だなと麻理沙改めて思う。 このバカげた光景は、日頃の鬱憤が爆発した結果なのであろうかと。 「うーん、私が珠衣ちゃんの名前を出したから、オッサンと一緒に出てきたのかしら」 これを自分の夢と信じ込んでいる麻理沙は、ノンビリしたものだったが、珠衣は『ついにコーチが女子部員に見つかっってしまった!』と恐慌状態に陥っている。 「き、北原さん! 違うんですこの人は、怪しい人じゃなくてコーチなんです!」 珠衣はミノルを守るために、必死に言い募るが、麻理沙にとっては意味不明な話である。だがこれは夢なので、意味不明は当たり前だと鷹揚に頷いた。
むしろ、麻理沙はそういう設定の夢なのかと納得した。 「そうなんですか、このオジサンはコーチだったんですね。ふむふむ、水泳部のコーチっていう設定ですのね。有りがちではりますが、萌える展開ですわね」 「燃え? いや水泳部のコーチじゃなくて、私の身体を治してくれるコーチなんです」 珠衣が、『乳輪を小さくするため』とかコーチに教えを受けているとか、本当に訳がわからないことを説明しているが、これも夢なので、支離滅裂は当たり前だ。 「なるほど、乳輪をねえ」 「乳輪です」 いつもはシンプルなスポーツブラに隠れている、小さいふくらみをじっくりと見つめる麻理沙。その乳輪は大きいと言えないこともないが、決しておかしくはない。むしろ、その鮮やかな桃色に思わず目線が吸い寄せられてしまう。 小さめの乳首は固く尖り、珠衣も興奮状態にあることを示している。数々の女体をアダルティーな動画で見ている耳年増な麻理沙は、これはこの男に吸われたなとすぐに分かった。 「たまちゃんは、身体を治すために、このオジサンとセックスしたりしてたりしますの?」 「なんで知ってるんですか……もしかして、麻理沙さんも、コーチを受けてたりとか?」 「ウフフッ、なるほど、そういう設定もアリですわね。じゃあ、私もおマタのムズムズを治すのに、コーチに治療をお願いしてもよろしいですかしら」 いきなり、ミノルに向かって艶然と微笑む麻理沙。 「お前もコーチしろって言うのかよ、まあいいけどさ」 いきなり素っ裸でそこら中を歩きまわって見せて、裸のミノルにコーチしてくれと求める麻理沙の異常さに、さすがのミノルも余裕を失って、面食らっている様子だった。 醜いオッサンが、自分の誘惑にあたふたしている姿のを見るのは、麻理沙にとって心地良い。この夢の世界では、麻理沙は創造主なのだ。 「さてと、セックスするんであれば、どうせならこんなところじゃなくて、プールサイドとかでやると背徳的でいいんじゃないかしら」 提案の形を取っているが、ほとんど命令であった。
「あの、私はもうセックス終わってるんですけど……」 そんな珠衣の抗弁も耳に入らず、三人は麻理沙の命令に引きずられて、普段から水泳部が部活をやっているプールサイドまでやってきた。麻理沙は、さっそく下が汚れたり滑ったりしないように、柔らかめのマットを敷く。 麻理沙は、かなり手慣れた様子だった。 こういう経験があるわけではないが、前からプールサイドでセックスするという背徳的な妄想を繰り広げていた事前のシミュレーションは完璧だった。 「そうだ、ビデオ撮影もしちゃったらどうしょう」 オッサンが「そんなものどこにあるんだ……」と呟いていたが、あるのだ。水泳のフォームを撮影するために買ったカメラが、部活の機材として置いてあるのである。 麻理沙は、それを持ってくると珠衣を呼んだ。 「たまちゃんはセックスしたと言いましたが、どうせ中出しされたんでしょう。こっちに四つん這いになりなさい。膣から精液がこぼれてくるところを撮ってあげますわよ」 「北原さん、なんで私が中に出されたこと知ってるんですかー」 押しに弱い珠江は、泣きそうになりながらも麻理沙の言葉に抗うことができず、言われるままに股を開いてしまう。 「うわっ、白い糊みたいな濃厚なのが、デロ~ンって膣からぶら下がってますわよ」 「えっ、うそぉ」 本当である。温水を浴びると、精液はプルプルに固まってしまうのだ。 「私、精液って生で初めて見ましたわー。それがまさか、同じ部活のたまちゃんの大事なところから塊になって流れ出てるなんて、信じられませんわね!」 「あんまり見ないで……」 見ないでというか、ビデオ撮影してしまっているのだが、そこまで頭が回らないのが珠江の抜けているところである。 「こんなに濃いのをたっぷり中出しされて、たまちゃんは一発で妊娠しちゃうじゃないんですの?」 「うそぉ、妊娠しないよ。大丈夫だって、コーチが言ってたもん」 珠衣の声が震えている。妊娠してしまうのではないかと怖がっているのだ。そう感じると、麻理沙はゾクゾクと体の芯が熱くなって興奮した。
麻理沙は、自分がなんでこんなに興奮しているのかもわからないまま、ビデオを回し続けて執拗に質問を重ねる。 「ねえ、コーチとやら。こんだけ中に出しといて、妊娠しないとかあり得ないですよねー」 「なんだよコーチとやらって……えっと、そうだな、妊娠するかもな」 ミノルは妊娠しないから大丈夫なんて一言も言ってない。妊娠しても大丈夫だろうと言っているだけで、それを珠江が勘違いしただけだ。 妊娠するかもしれないと聞くと、麻理沙は歓喜に震えた。 「ほらお聞きになりまして、たまちゃん妊娠しちゃうんですって!」 「うえーん、今日の北原さんは意地悪だよぉー」 たまちゃんは瞳に涙を浮かべて、唇を震わせている。それを見て喜んでいる麻理沙は、ドSだった。 いや、Sかどうかは微妙なところなのだが、妊娠するかもしれないという恐怖に同級生が怯える姿は麻理沙に極度の興奮を与えた。 「ふふっ、ちょっと味を見てみましょうか」 そう言いながら、麻理沙は大胆にも、珠衣のオマンコを開いて、そこから垂れている精液を舐めた。 本人は夢だと思っているから、もうやりたい放題である。 「ちょっとやだ、北原さん何食べてるの!」 「何って、たまちゃん。貴女のオマンコに出された赤ちゃんの素ですわよ。なんか、苦くてマズいですけど、みんな美味しそうに呑むから、もっと美味しいものだと思ってましたのに」 麻理沙は、愛好しているアダルティーな動画のことを言ってるのだ。女が無理やりフェラチオさせられて呑め呑め言われてゴックンさせられているのも、結構好きなのであった。 喜んで呑む人と嫌がる人がいるが、こんなにマズイものだと、嫌がる人がいるのもまあ理解できる。 「美味しくないの?」 精液の味は、ちょっと珠衣も興味あるらしく顔を顰めている麻理沙に尋ねる。 「マズいですわね、もしかしたらそこのオッサンが普段から悪いものばかり食ってるから特別マズいのかもしれませんわ」 「ちょっと、北原さんコーチに失礼だよぉー」 珠衣がちょっと怒った。中出しまでされておいて、珠衣はまだミノルのことを良い大人だと思っているのである。
「あらあら、たまちゃんはコーチのことが好きですのね」 言葉で嬲るために言ってみたのだが、図星だったらしく珠衣はコクンと頷く。 「うん、好き……」 頬を赤らめて、恋をする乙女のように珠衣はつぶやいた。こんな野良犬みたいなオッサン相手に、可愛い珠衣が恋するなんてあり得ないと思うのだが、これも夢だと思えば納得できてしまう。 「そうですか、じゃあ好きな男の子供を妊娠できるならいいじゃありませんの」 「それはダメだよぉー、私たちまだ中学生だよ、赤ちゃんできたら困っちゃうよ」 夢なのに、やけに現実的な理屈だなあと思いつつ、『妊娠して困ってしまう珠衣の姿』は、麻理沙にとって興奮する。リアルであればあるほど面白い。 「そんな事言ったって、もう中出しされてしまったものはしょうがないじゃないですのよ。ほら、ちゃんとビデオカメラの前で、このオッサンに種付けされましたってお言いなさい」 「あっ、北原さん。ビデオ撮ってるの?」 「今更何を言ってるんですか、撮ってるに決まってます。いいからM字開脚して、コーチにお礼をお言いなさい。男の人に赤ちゃんの素をいただいたんですよ、せっかく中出ししていただいたのに、お礼を言わないと貴女こそ失礼です!」 「えっ、そういうものだったの」 「そういうものです!」 珠衣は素直だ、同級生で礼儀正しいと評判のお嬢様がそう言うので、本当だと信じこんでしまった。 「えっと、M字開脚ってこれでいいの」 珠衣は、言われるままに、ぎこちなく股を大股開きにする。
「まあ、厳密に言うと違うんですけど、こういうのは気持ちが大事ですからね。はい、じゃあ名前と年齢とともに、赤ちゃんの素を中に注いでもらってありがとうございますぐらいのことは言いなさい。子供じゃないんですから」 「あっ、うん分かったよ。長澤珠衣です、歳は十四歳です。コーチ、赤ちゃんの素を出してもらってありがとうございました」 中出しされた股を開いて、固まった白い精液と愛液の塊を垂れ流しながら、ぎこちなく挨拶する同級生の淫靡な姿に、麻理沙はゾクゾクしてそれだけで感極まった。 すでに股間に手がいって、オナニーを始めてしまっている。 「うん、まあ完全ではないですけど、礼儀正しいお礼ではありましたね。次に機会があれば、それに加えて元気な赤ちゃんを産みますぐらいのことを宣言すると、もっとよろしいですよ」 どこの変態儀式を参考にしているのか、麻理沙はそんなおかしなルールを珠衣に教え込んでいる。 「うん分かったよ……気をつける。けど、なんか北原さんって今日怖いよね」 完全にイッてしまっている麻理沙の剣幕に押されつつ、珠衣は頷いた。 コーチにセックスされるのは嫌ではなくなっている珠衣だが、さすがに妊娠は怖いのか微妙な顔をしていたりもする。 「さてと、じゃあ次は私が、貴女のコーチとセックスします」 「えっ、北原さんもしちゃうの!」 「しちゃうに決まってますわ。そうだ、私とコーチがセックスしているところを今度はたまちゃんが撮影してください。それならフェアでしょう」 何がフェアなのか訳が分からないが、珠衣はそれで納得したらしく「うん撮ればいいんだね、分かったよ!」と頷いてカメラを構えた。 麻理沙にとっては、せっかく何でも自分の思い通りになる夢で、初めての男のオチンチンが味わえるチャンスなのだ。 眼が醒める前に、ちゃっちゃとやってしまわなければならない。 それでも様式美にはこだわりたい。
麻理沙は、辺りを見回すとホワイトボードに黒ペンがあったので、真っ白いお腹に大きく『2-2 北原麻理沙』と書いた。 裸だけど、まるでスクール水着のゼッケンみたいな感じで、面白いと思ったのだ。せっかく普段から部活動をしているプールサイドでセックスするという素晴らしいロケーションなのだビジュアルにこだわるのも大事である。 名前を記入したところを撮影されながら、セックスするというのもゾクゾクくる背徳感があって良い。 「さっさ、コーチこっちにいらして、一緒におセックスしましょう!」 「お、おう……」 いつもは、どんな女の子でもどんと来いのミノルも、あまりに麻理沙が変態的で、押しが強いのでびっくりしている。 こういう娘、どっかで似たような女を見たことあるなあと首をひねるが、ミノルはかつて関係した麻理沙の姉のことは思い出せない。 終わったことにはあまり頓着しない性格なので、すでに忘れかけていたこともあるが、すごい勢いで迫ってくる亜麻色の髪の美少女に、圧倒されてそんなことを考えている暇もない。 「最初はオチンチンを舐めさせていただきますわ」 「おうもう、どうにでもしてくれ」 ドサッとマットの上に転がったミノルのオチンチンを、麻理沙は手で弄びながらはしゃいでいる。 「まあ、素晴らしいオチンチンですね。顔はブサイクでも、オチンチンはイケメンですわ」 「余計なお世話だ」 そんな間が抜けた会話も、真面目な珠衣はジッと撮影している。 「どうせなら、顔もイケメンだったら良かったのに。私の初めての相手なのですから、せめて池谷先生ぐらい美形でしたら」 「えっ、北原さん。池谷先生が好きだったの?」 カメラで二人を撮っている、珠衣が思わず口を挟んだ。
池谷 慎司(いけや しんじ)というと、去年から中途採用されて英語の教科を担当している男性教諭だ。 通称イケメン先生などと呼ばれている独身の美形で、ミーハーな女生徒には格別な人気がある教師なのだが、複数の女生徒に手を出しているなんて噂もあり、女生徒にやたらと馴れ馴れしいので、珠衣はあまり好きではなかった。 麻理沙も、あまり良いようには言ってなかったので、そんな先生がセックスの相手として名前が出てきたのでビックリしたのだ。 「好きってことは御座いませんのよ。ただ、私と釣り合う相手と言うと、それなりの容姿と家柄で年上が良いでしょう。この学校だと、池谷教諭ぐらいしかいないと言ってますの。同級生は、みんな大したことないですもの」 「ええっ、セックスしたいって、好きってことじゃないの?」 麻理沙の言う『釣り合い』というのが、珠衣にはよく分からないのだ。 「ふふっ、たまちゃんには分からないでしょうけど、大人の男女関係というのは、好き嫌いだけじゃなく、いろいろ考えるんですのよ」 麻理沙は、自分も大人ではないくせに、大人の口ぶりを真似てそう言ってみせる。そういうところは、むしろ子供っぽいと言えるかもしれない。 上流階級に生まれ育つ麻理沙にとっては、それもごっこ遊びのようなものだ。 「私だってもう大人なのになあ」 まんま子供という見た目の珠衣がそう言うから、麻理沙は笑ってしまう。十四歳とは、周りから見れば子供でも、自分はもう大人になってると感じる年頃なのだろう。 「まあ、もっともこの男前のオチンチンだけなら、私も好きになれそうですわ」 しゃべりながら口内に溜めていたヨダレを亀頭にたっぷりと垂らして、一気に喉元まで飲み込んだ。
「うあっ、気持ちいい。お前いきなりすごいな……」 ジュブジュブッと、いきなり物凄いフェラをかましてきたので、ミノルは上半身を起き上がらせて麻理沙を見た。 フフッと笑って、上目遣いにミノルを見返すと、麻理沙はいったん口を外して、ぺろっと亀頭を舐め上げる。 「オチンチンを舐めるのも初めてなんですけど、シミュレーションはしっかりしてありますから、これで気持ちいいんですわよね?」 「おおっ、たまらん。もっと舐めてくれ」 「いいですよ、なんなら一回お口に出してもらいましょうか。その代わり、これで終わったら承知しませんからね」 麻理沙は、執拗なフェラを続ける。 垂れる唾液をローション替わりにして、肉棒の先端を優しく舐め上げられる。 アイスクリームのように舐めていると思えば、今度は唇を使ってジュルッジュルルと、バキュームのように吸い上げるので、その絶妙な刺激の仕方に、ミノルはたまらず叫び声を上げる。 「おおっ、うおぉ」 麻理沙は、カメラ目線も意識して、できるだけ下品に見えるように。ひょっとこフェラをする。 気高いお嬢様である自分が、オッサンのチンポを舐めているところをカメラに撮られていることも、また興奮するのだ。 フェラしてるだけで気をやってしまいそう。 まるで、何度も見たアダルティーな動画の中の女優になったような最高の気分だった。 「フフッ、きもちふぃいでふか」 クッサイチンポ、リアルチンポを舐めていると思うと、それだけで麻理沙は股間が熱くなって子宮がキュンとする。 「気持ちいいな、そろそろ出るぞっ、全部呑めよ!」 ミノルは、そう言い放つ。
ドピュッ、ドププッと、躊躇いもなく麻理沙の口の中に射精した。 呑めよと言われたにも、関わらず麻理沙はすぐには呑まずに口の中に出された精液の大部分を溜める。 手招きで、カメラを持っている珠衣を呼び寄せると、お口を上に向けて舌を出した。 「どうふぇふか、くっふぁいふぇいしいっふぁい」 どうですか、クッサイ精子が一杯と麻理沙は言っている。 麻理沙が言うように、小さなお口の中にはミノルの精液が泡立って濁っていた。 記念撮影とばかりにカメラに向かってピースしながら、麻理沙はそれをゴックンと飲み干した。 「はぁ、苦くて……美味しいザーメンでしたわ!」 自分でザーメンを飲み込んでみて、なるほどと麻理沙は気づく。腐ったような味がするねっとりと喉に絡む濃厚なザーメンだが、カメラの前だと恍惚とした気分になって、笑顔で美味しいと言ってしまうのだ。 美味しそうにフェラをしていたAV女優さんは、こういう気持ちだったのだなと感じて、麻理沙は一つ大人になったような気がした。 何事も、実際に経験してみるものだ。 「おっと、お掃除フェラがまだでしたわね! 次はオマンコに注いでもらわないといけませんから、しっかりと勃起させますわよ」 射精してぐったりしているミノルの股にすがりつくと、丁寧に舐め上げて勃たせる。 「くっ、キツイな。お前本当に初めてなのかよ……」 射精直後の敏感になっている陰茎を強く刺激されると痛いのだ。 そういう細かい男の生理までは、さすがに麻理沙も理解していないようだった。とにかく強くすればいいと思っているのは未熟かもしれないが、陰茎を掴んで離さず男を誘惑する上目遣いはプロ並みで、フェラチオ初心者とはとても思えない。
「フフッ、私はそこいらの男に簡単に抱かせるような、安い女じゃありませんわよ。どこの誰だか存じませんが、夢のなかでも、私を抱けるんですから感謝してもらわないといけませんわね」 「感謝ねえ……」 積極的にセックスしながらも、随所にプライドの高さを覗かせる麻理沙に、ミノルは苦笑する。 「さあ、甘美な夢が醒めてしまわないうちに、下のお口にもいただいてしまいますわ」 なんと麻理沙は、そのまま仰向けになっているミノルの上に乗って、自ら硬くしたチンポを握って挿入してしまった。 これが本当に麻理沙の初めてのセックスなのだ。 初体験が騎乗位という女性は、とても少ないのではないだろうか。 「アツッ、そうとうこなれているマンコだな」 珠衣のような狭いアソコではない。じわじわと熱い膣肉に締め付けられていく、完全に出来上がった極上品のマンコだった。 「あら、新品でしてよ」 「嘘つけよ、相当こなれてるぞ。処女膜もないし、中はトロットロで、いきなり子宮口が吸い付いてくるぞ」 蠢く膣壁全体が大きく波打ながら収縮して肉棒を包み込んでくる、腰が甘くしびれて気を抜くと射精しそうなほどの快楽。 さらに麻理沙が、上に乗って積極的に腰を振るって来るのだから、気持ちよさは強くなる一方で、これは並の男ではひとたまりもない。 「男性器は初めてといいましたけど、慣れてないとはいっておりません。処女膜なんてもものは、整髪用のスプレー缶で破ってしまいましたのよ」 「ほほっ、こりゃ相当な好き者だ」 珠衣に一度、麻理沙にフェラチオで一度抜かれているので、なんとか耐えられたことにミノルは内心でホッとしている。
まさか中学生の女子に、自ら上に乗られて童貞のように早々に搾り取られては大人としての面目が立たない。 早漏と罵られては堪らないので、腹に力を入れて麻理沙の責めに耐えることにした。大人の男が、自分のマンコで気持よくなって、堪えている顔は麻理沙を心から喜ばせる。 自分の持ち物が、しっかりと男を感じさせているということが、麻理沙にとって誇らしい気分だった。 「ああーっ、乗馬の経験はありますけど、男に乗ったのは初めてですわぁ」 得意げになって、まるでカーボーイになったように腰を上下させる。いや、麻理沙は女なのだからカウガールか。 「俺は馬かよ」 ミノルは苦笑しつつも、女子中学生が積極的に腰を振るうのは、その度にキュッと陰茎を締め付けられて、複雑な肉襞に扱かれて、たまらなく気持ちよかった。 しかも麻理沙は、十四歳にしては大きな乳房をしているので、亜麻色のロングヘヤーの間に揺れる初々しい乳房の揺れがたまらない。 騎乗位で奉仕してくれている時に、下から見上げる女の子というのは、まさに女神のように見えるものだ。 たしかにこれは、まるで夢のようだとミノルは呻く。 「あら、お馬さんなんて言ってません。そうですわね、このだらしないお腹、豚に乗ってるみたいな気分ですわ」 「酷いことを言うじゃないか。その豚を相手によがってるくせによ」 何様のつもりだと言いたいところだが、そう言ったら麻理沙はお嬢様なのである。 ミノルは、その手の侮辱はいわれ慣れているので、対して腹も立たなかった。 それなら、豚の子供を孕めばいいと思うだけだ。 「あっ、豚のオチンチン気持ちいい、最高ですわぁ!」 陶然とした声で、麻理沙が身体を震わせて絶頂に達する。
全身の毛穴がブワッと開いて、身体をわななかせる。思わず、麻理沙はミノルに抱きついた。 上で暴れる女の子の動きが収まったので、ミノルは下から突き上げてやる。 それがさらに麻理沙を高みへと上げて、アンアンと嬌声を上げさせた。 「くっ、さすがにそろそろ出そうだ」 「ハァハァ……どうぞ中にそのまま、豚の赤ちゃんをを孕ませてください」 「そうかよっ、じゃあ孕め!」 ギュギュっと締まる中の感触を楽しみながら、最後に大きく突き上げて、ミノルも絶頂に達する。 隙間なく締め付けられた屹立に耐え難い肉悦が走り、限界に達したミノルは堪えていたものを麻理沙の一番奥で爆発させた。
ビュルッルッ、ドプウッ、ドプププッ!
三回目の射精とは思えないほど強烈な勢い。 脈打つ屹立から、吹き上がる灼熱の白濁。 麻理沙のほっそりとした腰を掴んだままで、子宮の奥にまで響くように勢い良く精が吹き上がる。 「ああ、熱いっ! 私の一番大事な深いところに、ビュービューって、すごいっ! これが……膣内射精の感覚なんですわねぇ」 ほとばしりに合わせて、亜麻色の髪のお嬢様は、お大きく身体を震わせて大きなおっぱいを可愛らしく揺らして、歓喜の叫びを上げた。 麻理沙は、初めて受けた男の射精の熱さに、子宮をキュンとさせながら恍惚とした笑みを浮かべた。頭が完全に蕩けてしまって、バカになりそうだった。 そうだ、ここでは何も難しいことなんか考えることはない、この最高の気持ちよさに浸ってバカになってしまっていいのだと思ったら、麻理沙は心から幸せだった。 「ふうっ、さすがに中学生でも、上に乗られて暴れられると重たい」 「あら、女性に……失礼ですわよ」 「お前は、こんな重たいものをつけてるからな」 身体を退けるときに、乳房を掴んでくるミノル。それだけで、麻理沙はまた感極まってしまいそうになる。 「珠衣さん、撮ってましたのね?」 「うん、撮ってたよ」 律儀にも、カメラを回し続けていた同級生に麻理沙は微笑んで手招きする。 「ほら、私の膣から精液が溢れるところを撮ってください」 「分かった……」 言われるままに珠衣はそうする。 トロッと、ミノルの形に開いた膣から精液がプールのマットに溢れていく。 「さてと、次はご挨拶ですわよぉ」 珠衣の構えるビデオカメラに向かって、パーフェクトな笑顔でダブルピースを決める。 「杏端学園中等部二年二組、北原麻理沙は、たった今出会ったばかりのオジサンに生チンポを入れられてアクメり、たっぷり精子をお腹いっぱいにいただいて種付けされました。いただいた子種を、ありがたく受精させていただいて、このお腹ですくすくと育てて、十ヶ月後には元気な赤ちゃんを産みたいと思います、ありがとうございました!!」 「うわぁ……」 思わず珠衣が呻いてしまうほどの、ハキハキとした元気な挨拶。全力の笑顔が怖い。 元気を飛び越して、悪いクスリでもやってるんじゃないかと思うほど、あっちの世界に飛んでしまっている。 ただそれを見ている珠衣は、額に玉の汗を浮かべて、全力でやりきった麻理沙の満足気な姿に、不思議な感動を覚えていた。 「見ましたか、長澤さん。これがお手本ですのよ!」 得意げな麻理沙に、感心して珠衣は思わずカメラを置いて、パチパチ拍手した。
さすがに三回の射精を終えて、ぐったりしていたミノルは、それを見てヨッと声を上げて起き上がら。 「あら、どうしたんですか」 「ヤラレっぱなしじゃ癪に障るからな、今度は俺がせめてやる」 どうやら、受胎宣言した麻理沙の痴態に興奮したようだった。あれほどタップリと出しまくったのに、まだ陰茎は立派に屹立して硬度を保っている。 こういうのは、ミノルも嫌いではないのだ。 「ウフフッ、望むところですわ、いらしてください!」 カモーンとばかりに、マットの上で大股を開いてミノルを受け入れる体勢の麻理沙。 そこに大きな男の身体がガツンと伸し掛かる。 「おらっ、どうだ」 ドンッと、体重をかけた打ち付け、凶暴な陰茎にぐりゅっと麻理沙の膣奥がこすられる。麻理沙は、その激しい刺激にビリッと電撃が走ったような感覚に襲われて、身体をグンッと仰け反らせた。 「これは……、一発でイキそうですわぁ」 「フフフッ、そうだろう。どんどん行くぞ」 この女の子には遠慮はいらないと、全力でガンガン腰を振るっていくミノル。 お互いに一回のセックスでこなれたのか、中出しをかまされた麻理沙の膣は、ヌルヌルになってズプッ、ヌチュ、ズプッ、ヌチュといやらしいリズムでミノルを受け入れる。 突き上げるたびにバスン、バスンと、眼の前で揺れる巨乳を力いっぱい乱暴に胸を揉みしだき、腰を打ち付け続ける。 「オラッ、どうだ! お前が参ったというまで続けてやるからな」 「アハン、望むところですわ!」
「どうだ、参ったか!」 「あっ、ううっ、まだっ、まだっ、あああぁぁ!」 そういいながら、プシュっと接合部から潮を吹いた。 参ったと言わなくても、麻理沙の膣は完全にやられてしまっている。 絶頂しすぎて、全身の毛穴が開き、額から流れ出る汗に前髪が濡れているほどだ。 「お前本当に中学生か、なんだこのエロ乳は!」 男に一度も揉まれたことのない乳房を、ひしゃげるほどに強く握られる。 大きく見えてもまだ発育途上の胸なのに、本来なら芯を握りつぶされて痛くてしょうがないはずのそれが、今の麻理沙には感極まる愉悦に感じた。 「ああっ、おっぱいもっと虐めてください!」 何をされても良かった。 今なら多分、この男にこのまま首を絞められて殺されても、気持ちが良いに違いない。 「なんだよ、中学生のくせにこの勃起乳首は、エロ過ぎるだろ!」 大きく肥大化した右の乳首を指で思いっきり引っ張られながら、左の乳首を吸い上げられて根本をガリッと噛まれた。 その痛みで、また麻理沙はイッた。膣がギュウッとしまって、ハートマークの形をした子宮が下に降りていく。 男のさらなる射精を受け止めるために子宮口が大きく開く。 そこにグリっと、男の先っぽが突っ込まれた。 オッサンと完全に繋がってしまった、下のお口とお口がキスをした。 「ほおおっ、マンコォ、乳首ぃ、どっちもイイのぉぉ!」 快楽に翻弄され、大開のブラウンの瞳から涙をこぼして、頭をガクンガクン揺すり続ける麻理沙。 大きな乳房を握りつぶされるたびに、膣奥を硬い陰茎でゴリゴリとこすられるたびに、麻理沙はイキ狂った。 「ぬひぎぃぃっ、ああっ! うぎいいっ、おっぱいらめぇえっ、しぬうぅ!」 だんだんと呂律は怪しくなり、もうおかしくなってしまった。 麻理沙の視界がキラキラと輝きだして、頭が真っ白になる。 「うおぉ、麻理沙、絶対孕ませてやるからなっ!」 麻理沙がイキ狂うと同時に、眼の前の男もまた、また絶頂の雄叫びを上げている。 ドクッドクッと、男の新鮮な精液が、たっぷりと麻理沙の子宮に注ぎ込まれた。膣が一滴も逃すまいと収縮して、欲しがっていた雄汁を貰って麻理沙の子宮がキュンキュン震えて、喜んでいるのが分かる。 麻理沙も、全身でその幸せを叫んだ。 「ああっ、熱いの来たっ、赤ちゃんできちゃいます!」 「オラッ、中学生で孕んじまえ、いや、まだ終わらないぞっ、もう一回だっ!」 男の気合とともに、射精を終えたはずの陰茎は柔らかくならず、また硬度をまして麻理沙の敏感になった粘膜をこすりあげた。 男の激しいピストンは、まだ止まらない。 「もうらめぇ、イクッイクッぅぅーっ!」 「ほら、イケッ、マンコでイケッ!」 「イクッ、マンコ、マンコォォ、イクッ!」 タプタプと大きな乳房が揺れる音と、屹立がズリュッ、パン!ズリュッ、パン!と肉壁に打ち付けられる音がプールサイドに響き続け……。 やがて、何度目かの絶頂の叫びの中で、麻理沙は意識を喪失した。
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第八章「女子中学生 長澤珠衣 3」 |
「コーチ、どうやってここに入ったんですか!」 杏端中学校の敷地の外にある総合体育館のプールで、水泳部の練習を終えて女子更衣室に入った長澤珠衣(ながさわ たまえ)は、驚きに眼を丸くした。 つい半月ほど前に、自分を大人の女にしてくれたコーチが忽然と姿を現したからだ。 しかも、女子更衣室で珠衣のパンツを頭に被っているのだからさらに驚愕である。ビックリしすぎて、何が何だか分らなくなったほどだ。 「ああえっと、た……たまちゃん、だったっけ?」 「そうです。忘れないでくださいよコーチ、長澤珠衣です」 名前を忘れそうになられていたと知って、珠衣は不満気にプクッと頬を膨らませる。子供っぽい仕草だ。 「そうだったそうだった。それで、どうやってここに来たのかだっけ。俺も関係者だから入っても問題ないんだよ」 相変わらず、ミノルは平然とした顔で大嘘を吐く。 「コーチは、学校関係者の人だったんですね。それで、私に会いに来てくれたんですか、それはとても嬉しいですけど……」 信じやすい珠衣は、深く考えることもなくミノルの嘘を信じてしまう。しかし、語尾を濁す珠衣の反応に少し不安になる。 実を言えば、ミノルはちょっと問題を起こして、ここに逃げ込んで隠れているのだ。 「……けど?」 「ここは女子更衣室ですから、男の人が入っちゃダメなんですよ。あとコーチが被ってるの、私のパンツです」 「あっ、これ珠衣ちゃんのだったのか」 偶然とも言えるが、うっかり見えるところにパンツを脱ぎ忘れるなど、いかにも珠衣らしい。 どちらにしろ、ここで珠衣に出会えたことは、ミノルのラッキーだった。パンツに導かれた再会と言っても良い。
「私のパンツなら、どうしてくれても構わないですけどね。コーチなら特別です」 ミノルは、そりゃ寛大なことだと苦笑いする。遠慮無く、純白のパンツを匂わせてもらおうと、ミノルはクンカクンカした。 子供っぽい、クマさんパンツだった。 それを見て珠衣は、「はわっ」と謎の呻き声を漏らしながら、恥ずかしそうに手で顔を覆っている。 臭われて、恥ずかしいなら、どうしてくれてもいいなんて言わなければいいのに。 「まあ、パンツの匂いぐらい嗅ぐさ。お前の普段の生活態度を見るのも、コーチとしては当然だからな」 ミノルは、だんだんと珠衣への言うことの聞かせ方を思い出してきた。 「コーチは、あの、その……私に会いに来てくださったんですよね」 「んっ、まあそうでもあるが」 「そうですよね……、コーチは私のこと『好き』ですもんねぇ。連絡が遅いんで心配してましたが、直接来てくれるなんて思いませんでした。嬉しいです」 手をモジモジさせながら、顔を真赤にしてそんなことを言っている。 「そうだな、『好き』だから当然だな」 なんとなくミノルは、話を合わせておいた。 ここで会ったのは単なる偶然だったと、珠衣のこの反応を見ていると言わないほうが無難かとミノルは判断した。 この総合体育館の表の通りで、お尻のムッチリした紺色のスーツのいい女を追っかけているうちに、屋内プールの女子更衣室に迷い込んでしまったのだ。 どうやら、この学校の体育教師だったらしいその女教師は、スカートをめくって、そのムッチムチのお尻をペロンと触ったミノルの代わりに、今頃は痴漢に間違えられた不幸な男を全力で追い回していることだろう。 面倒事に巻き込まれるのはごめんなので、たまたま隠れたのが水泳部の女子更衣室。そこで顔見知りの女子中学生に出会えたのが、ミノルの毎回ラッキーなところである。 「ふへへ、コーチは私のこと『好き』ですもんねー」 そんな、とぼけたセリフをリピートしている珠衣は、歳相応に会話らしく、見てて悪くないなと実は思う。 エロいと思うよりは、まだ少し幼い。 水泳の練習を終えた、スクール水着姿の珠衣は、いつものように髪を団子にくくっていなくて、濡れた髪でさらりとストレートで、甘い香りと共にプールの塩素の香りが漂う。 ボンボンのお団子頭でない今日の珠衣は、ミノルの眼にも少しだけ大人びて見えた。 これでほとんどナイ乳じゃなければなーと思うが、貧乳もまた風情というものだろう。 この女の子なら、セックスしてもいいと示すように、ミノルの股間がムクッと盛り上がる。 「たまちゃん、あっちのほうは、しっかりと練習してるか」 本能の赴くままに、ミノルは珠江に抱きついて、その可愛らしい桜の花びらのような乳さな唇を吸った。 「ふえっ、……水泳の練習なら」 「そうじゃない、こっちのほうだ」 チュッとキスをしてから、ミノルの手がスクール水着を着た珠衣の股間へと伸びてさっと触れる。
「あっ、そっちですか。そっちも、コーチに言われたとおり、毎日練習しています」 耳元まで顔を真赤にしながら、珠衣は素直に答える。 「ここもか」 水着の上からポチッと浮き出た乳首をひねってやる。 「はいっ、ちゃんと乳首も感じます。気持よくなって来ました」 本当にそうだろうか、女は演技をする。珠衣も、ミノルに合わせて「気持ちいい」と言っているだけではないだろうか。 まあいい、気持ちいいと言っているうちに本当に良くなってくるだろうと、ミノルは珠衣の小さな身体を執拗にまさぐった。 濡れたスク水越しに触る、今まさに花開こうとしている女子中学生の肢体も、なかなか趣深い。成熟した女もいいが、必死に感じようとしてくれているロリも、悪いものではないと、ミノルは思う。 「そうか、練習してるのか偉いなあ珠衣は」 ミノルが腰を抱き寄せてキスをしてやると、珠衣はいっちょ前ん背伸びして、キスを仕返してくる。 それどころか、小さな舌をミノルの口に這わせた。珠衣の甘い唾液と、ミノルの苦い唾液とが舌先で交じり合う。 自分から舌を入れてくるとは、ミノルは成長ぶりに目を見張る。 「どうかしましたか?」 「いや……」 笑っていると子供っぽいのに、不意に真顔になると少し大人びて見える珠江を眺めて、やはり一期一会であまり同じ女には長く執着しないという自分のルールを崩して深入りしてしまうことになってしまったかと、ミノルは密かに嘆息する。 少女が花開いていく成長を感じるのは、楽しくあるのだ。 それでも、あまりお気に入りになりすぎると、別れる時が辛くなる。 ハマりすぎると、戻れなくなる。自分専用の女にしてしまったら、手放すのが惜しくなる。 従順な少女とは、自由な男にとって最も危険なものだ。
そんな物思いに耽っていたら、珠衣に突然手を引っ張られた。 「みんなが来ちゃう! どうしよう……」 ミノルの耳にも、ざわざわと喧騒が聞こえてきた。そうか、珠衣と同じ女子水泳部のメンツが、部活を終えて更衣室に戻ってくるのか。 そのまま突立って居ても、ミノルなら何とか成っちゃうんだけどね。幸運の星の元にいるというのを知るのは、ミノル本人だけだ。 珠衣は、そりゃ焦るだろう。 「そうだ、コーチこっちに隠れましょうです!」 慌ててミノルを隠そうとする珠衣は、更衣室の隣の部屋へと手を引いて誘導した。 更衣室の隣は、シャワールームになっていた。七基ほどのシャワーが壁に並び、プラスチックの白い板の衝立で簡単に区切られている。 隠れなきゃと焦っている珠衣は、その一番奥のボックスにミノルを押しこんで防水カーテンを閉じた。 こんなところに隠れて、「バレないかな?」と心配しているらしい珠衣は、息を荒くしているが、ミノルとしては見つかりっこないと思っているので冷静だった。 二人では狭いシャワー室のなか。 珠衣の小さな身体を抱きしめていると、触れる肌からドクンドクンと心臓が高鳴っているのが分かる。 「ちょっとコーチぃぃ、こんなときになにをしてるんですか……ダメェ」 ミノルは、こんなピンチに平然とキスをして、珠衣の身体をまさぐる。もうみんながシャワーに入ってきてしまう。 珠衣は、かろうじて蛇口をひねることに成功して、シャワーの水音で誤魔化すことができた。 水泳の練習を終えた女子水泳部の面々が、シャワーを浴びにやってくる。 「それでね、今度の大会に向けて後でみっちりミーティング」「あんたフォームが、硬くなってるんじゃないの」「だるぅ……」「こんどの先生ってどうなんですの?」「見た感じわるくないけどにゃー」「えー、あたしこのあと用事あんだけどな」「これるひとだけでいいわよ」 中学生の女の子たちが、口々に喋る姦しい声が近づいてくる。 「奥のシャワーは、誰が使ってらっしゃるんですの?」 「あっ、私です!」 珠衣は、防水カーテンの向こう側から声をかけられたので、ミノルの吸い付いてくる口から唇を離して答える。この丁寧な口調は、おそらく同じ学年の北原さんだと珠衣は思う。 いちいち、シャワー浴びるのに隣のボックスに声なんかかけなくていいのにと、焦らされた珠衣は口ごもる。 白いシャワーカーテンの向こう側から、こっちを探るような気配が数秒。その時間が、珠衣には物凄く長く感じて、ミノルをぎゅっと抱きしめて耐えている。 カーテンの下から覗きこまれたら、もう一巻の終わりだ。足が四つあるのだから、すぐに珠衣以外の人がいるとバレてしまう。 「……ふうん、たまちゃんですか。隣使わせて頂きますわね」 「はーい、どうぞ」 シャワーをめいいっぱいひねっているので、激しい水音で返事が聞こえたかどうかわからない。 ちょっと震えるような声を出した珠衣を怪しむことなく、同学年の部員の北原麻理沙(きたはら まりさ)が隣に入った気配を感じた。 シャワー音が聞こえたので、珠衣はミノルの胸の中でホッと一息つく。 なかなかの緊張感で、他人ごとのように珠衣と麻理沙のやり取りを見ていたミノルもちょっと面白く感じた。 ミノルとしては、いきなりこのシャワールームから素っ裸で飛び出しても、おそらく上手く逃げ出せるから問題無いのだろうけど、珠衣にとっては一生分の緊張感を使い切ったような怖い経験だ。
「そういや、服が濡れてしまったなあ」 ミノルはそんなことを愚痴る。どうせ薄汚れたTシャツとスウェットのズボンという、いつもながらのみすぼらしい服装なので、濡れても大したことはないのだが。 「コーチ今、そんなこと言ってる場合ですか」 「まあ、脱いでしまうか」 洗濯ができたと喜ぶべきかもしれない。これもラッキーだと、ミノルはシャツとズボンとパンツをその場に脱ぎ捨てて全裸になった。 「脱ぐんですか……」 狭い部屋でミノルが脱いだのを見て、驚いた珠衣はヒクッとしゃっくりのような声を出して、慌てて息を潜めた。 まだ、男の裸に慣れていないらしい。一度抱いてやったのに、いや一回ぐらいじゃ小娘は慣れないものかなとミノルは思う。 まあ、珠衣がどんな反応を示そうと、ミノルはその発達途上の身体を味わい尽くすだけだ。 股間に手を当てて、スクール水着をぺろっとめくって、直接オマンコに触れると、まだ毛も生えそろっていないワレメちゃんは、シャワーのお湯以外のぬるっとする感触があった。 指をズイッと差し入れたら、ちゃんと中から濡れている。 「ほおっ、いっちょ前に濡れてるじゃないか」 耳元で囁いてやる。何度か唇を重ねただけでヌレヌレとは、無垢だった珠衣も男を受け入れる身体になったかとミノルは喜ぶ。 「コーチ、ダメですよ。みんながいるのに」 「大丈夫だよ、バレねーから」 湯気のたちこめるシャワールームには、ざわざわとした女子部員の喧騒が満ちている。シャワーを浴びながらも、水泳部の女子部員たちは口さがないお喋りを止めることはない。
温かいシャワーのなかで、ミノルはしゃがみこんで大きめの乳輪に、ピンコ立ちした乳首を吸う。 そうやって刺激しながら、指を一本、二本と増やしていって珠衣の膣の中に差し入れる。締め付けが強い膣は、指に食いついてくるが、襞をほぐすようにかき回してやるとクチャクチャとエッチな音が響いて広がった。 「やっ、ここじゃ、だめなのに……」 「そういいながら、感じてるだろ」 身体がビクンビクン震えて、感じているなと嬉しくなる。砕けそうになる小さな身体を支えるように抱きしめながら、両方の乳首と膣を刺激し続けた。 愛撫するのに邪魔だと思って、紺色のスクール水着をズルッと下ろしてやる。 「あっ……」 「シャワーだしな」 これでお互いに裸になった、シャワー室で裸になるのは当たり前だ。 膣の中を指でズコズコしたり、ちゃんと訓練してるらしいクリトリスの皮を捲って指の腹で押してやったり、その度に珠衣は甘い吐息を溢れさす。 「あっ、あっ、あっ、あんっ!」 やがて、絶頂。 「んんーっ!」 それでも、必死に小さな手のひらで口を押さえて、声をこらえているのが可愛らしい。別に声を出してしまってもバレないのに、バレてはいけないと必死なのだろう。 「コーチ、もう……」 珠衣は頬を真赤に染めて、上目遣いにミノルを見つめる。 なにか言いたげだが、これじゃ挿れてくれと言ってるのか、ダメと言ってるのかこれじゃ分からん。 「ふふっ、挿れてやるさ」 ミノルは、どっちにしろ挿れてしまうのだから一緒のことだった。 ミノルは小柄な珠衣の腰の位置に合わせて、腰を少しかがませると、ゆっくりと膣の中に挿入した。この肉の密度、無理にこじ開けるようだ。まだ狭いけど、珠衣は必死に受け入れてくれている。 「こっ、コーチ……」 ぐっと腰を掴む手に力を込めて押し上げると、挿入しきった。一番奥までいれると、怖いぐらい強く陰茎を締め付けてくる。 まだ、ミノルを全て受け入れるには狭い穴だが、なあに女の穴は入るようになっているんだ。ぐっと腰を引いてまた強引に突っ込むと、珠衣の小さな背中がビンッと反り返った。 「珠衣、ちょっと腰浮かせろ」 「あっ」 正常位で挿入したまま、小さなお尻を宙に持ち上げる。腰が浮かんだ感覚に、珠衣は叫びそうになった。 小柄な女子中学生の軽い身体、駅弁ファックもラクラクだ。 そのまま、珠衣の背中を壁のタイルに押し付けるようにして、ガンガン腰を振る。 「そうだ珠衣、生理はもう来てるか」 「……きてません、コーチ声出しちゃう、ダメですよぉ」 「そうか、前ので当たったかな」 「何がですかぁ、何があたっ、ああーっ、と、とにかく静かにやってください」 やめてくださいとは、もう言わないんだな。内心でほくそ笑みながら、腰を振るう。 珠衣は、ミノルの首筋にギュッと顔を押し付けて、声をなるべく殺しながら、突き上げに耐えている。
二人がそうこうしている間、一人、また一人とシャワールームから女子水泳部員たちが退出する。 一番最初に入った珠衣がずっとシャワーを浴び続けていることに、普通なら誰かがおかしいと気が付きそうなものなのだが、誰も気がつかない。 これが、ミノルの幸運さというものなのだ。 幸せだなぁと思いながら、ミノルは自分の快楽のためだけに少女をタイルの壁に押し付けて熱い締め付けの膣で、ちんこをしごく。 「ふふっ、珠衣の膣は気持ちいいな」 十四歳としても小柄で、男を受け入れるのが二回目という経験の少ない少女を相手にあまりにも乱暴なピストンであった。 ズプッ、ジュプッ、ズブブッブッ! 一方的で荒々しい腰使い、シャワー音のなかでも、幼い膣壁を擦り上げてヌッチュヌッチュと抽送する振動が響く。 それはまるで、幼い少女の膣をオナホールに使うような乱暴さだ。 「んぐっ、いっ、あっ、あぁぁ……」 それでも健気な珠衣は、瞳に涙を浮かべながらも、ミノルの肉棒を必死に受け入れようと股を開いた。もう手足を浮いてしまっているので、眼の前の大きな男の身体に必死に抱きつくしかない。 それが、ミノルの快楽を増して、腰を振るう速度を上げさせると知りながら。 乱暴に上下させられるままに、ミノルの欲望のすべてを幼い身体で受け止める。 「コーチ、うああーっ!」 押し殺していた嬌声も出してしまう。珠衣はもう、頭が真っ白になって、わけがわからなくなった。 珠衣がイッたのか、膣がギュウッとしまったのを感じると、ミノルも深々と繋がったままで欲望を解き放つ。 「珠衣、中でだすぞ。俺の子を孕めよ!」 「ふぇぇ!」 珠衣の泣きそうな嬌声を耳元で聞きながら、ミノルは気持よく狭い膣奥に亀頭をすりつけるようにして、たっぷりと射精した。
ドクンッ! ドププッ、ビュルッ、ビュルッルンッ!
珠衣の膣奥に、ミノルのほとばしりが流れこんでいく。若い女の子の身体を、遠慮なしに一方的に貪り尽くしたためか、全身が吹き飛ぶような射精の快楽があった。 「ふうっ……」 ミノルはいつの間にか、シャワールームの喧騒が消えていることに気がつく。それは当然だなとも思う。 水泳部の少女たちは、プールの塩素を流すだけなので、長いことシャワーを浴びる意味は無いはずなのだ。 ただ、シャワー音は聞こえる。しかも隣の個室にだけ。 「あっ、あんっ……」 なぜか隣から、くぐもった嬌声が聞こえる。 珠衣の声ではない、珠衣は壁のタイルに背中を付けてぐったりとしている。 まさか、隣でもセックスしている? そんな展開がありえるのだろうか、ミノルの場合はあり得ないこともない。 「これは面白い」 隣の個室を、しゃがみこんで下から覗いてみることにした。個室といっても、プラスチックの衝立があるだけで、しゃがめば下から十分覗ける。 足は二本、少女の白い生足。 誰かがセックスしているってわけではないようだ。 「ん?」 ミノルの目に見えたのは、大股開きの瑞々しい太もも。 股ぐらには、ぷくっと充血したピンク色のオマンコがあった。 栗毛色の毛がちょこっとだけ生えている風情で、まだ膣そのものは無垢っぽい女性器なのに、外陰唇はピンク色に膨れていた。 ある程度、使いこなれた膣と言う印象。 クリトリスの先っぽは、完全に剥けている。小指の先ほどのお豆を右手で擦りながら、左手の指を三本、思いっきりヌメらせるように突き入れている。 「おおおっ?」 その激しいオナニー誘われて、ミノルはさらに衝立の下から顔を覗き込むように見上げた。 少女の顔が見えた。上品な顔立ち、栗毛色のゆるふわロングの女の子が、腰を付き出してオナニーしていた。 「あああーっ!」 シャワー音も吹き飛ばすような、少女は叫びを上げて、股から黄金水がこぼれだした。潮を吹いた、というよりは絶頂の瞬間と同時に、オシッコをまき散らしたのだろう。 激しくシャワーを浴びていても、黄色い液体が下から覗き込んでいるミノルの顔にペチャリと、かかった。 「しょっぱい」 唖然として開いた口にも入ったのか、ミノルはオナニー少女の黄金水をちょっと飲んでしまった。
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第七章「女子中学生 長澤珠衣(ながさわ たまえ)2」 |
「よしじゃあ、これからやることは医療行為だから恥ずかしがらずに何でも言うことを聞かなきゃ駄目だよ」 「はい……」 水泳部だという珠衣。スクール水着を着ていない部分だけ日焼けした肌は、まるで白い水着を着ているようで、それが幼い身体を妙に艶かしいものに見せている。 知らないおじさんの前で羞恥に小さく肩を震わせる姿も、ミノルには淫靡なものに感じた。 「ほら、言ってる側から恥ずかしがってるじゃないか。ちゃんと胸は隠さずに、背筋を伸ばす」 「でも……」 先ほどは吹っ切れたと思っても、パンツ一枚で立たされてジッと穴が空くほどコンプレックスの大きな乳輪を見つめられれば、無邪気な珠衣だって手で隠したくもなる。 「よし、じゃあこれから恥ずかしがったり、躊躇したらそのたびに罰ゲームってことにしようか」 「ええっ」 「それぐらいのペナルティーは課さないと面白く無いだろう。罰は何がいいかな」 「ううっ、罰ってなんだか怖いです。お手柔らかにお願いします」 一方的な罰ゲームの提案にも、珠衣は抵抗しない。 言うことを聞かせるのは、拍子抜けするぐらい簡単な子だ。こんなにチョロくていいのだろうか。 「じゃあ、まずはキスするのはどうだろう」 「えっ、キスってその」 全く遠慮のないミノルは、思いつきでとんでもない提案をする。 「そのままの意味だよ、俺にキスしてくれればいい」 「ええっ! いや、でも私は……キスとかしたことないので分らなくて!」 珠衣は明らかに困惑している。分からないので、したくないと言い訳。 「……」 そんな彼女をジッと眺めて、ミノルは黙っている。無言の圧力、許してはくれない感じ。 「あっ、あのじゃあ……」 チョンと、唇をミノルのほっぺたにくっつけた。小鳥のようなキスだ。 「……これでいいでしょうか」 珠衣の顔が真っ赤になっている。たったこれぐらいで可愛いなあと思いつつ、ミノルはニヤッと相好を崩す。 「いいけど、するときに恥ずかしがったし、躊躇しちゃったからまた罰ゲームだな」 「そんなぁ、いじわるですねえ」 珠衣は子供らしく拗ねてみせる。見た目が年齢よりも子供っぽく愛らしい珠衣は、たいていの相手なら、そうすると許してくれるのだがミノルは厳しい。 「ほら、早くしないとペナルティーが加算していくよ」 「えっ、えっ、ああはい!」 大人に脅されると怖い珠衣は、急き立てられるようにしてミノルの血色の悪い分厚い唇に、自分の桜の花びらのような小さな唇を押し当てた。 一瞬の柔らかい感触、たいしたことはないのだが、可愛らしい少女が自分から接吻をしてくれたことに、ミノルの心は暖かくなる。
「よし、これでいいだろう……んっどうした」 さっきまで明るかった珠衣の顔が俯いて、暗い表情になっていたから気になる。 「私、よく考えたら初めてキスしたんですよね」 「なんだ、俺みたいなオッサンが相手じゃ嫌だったか」 慌てて顔を上げて、珠衣は訂正する。 「いえっ、そうじゃないんです。そうじゃないんですけど……」 こういうことって、好きな人同士でならいいことなのだろうけど、そうじゃないなら……上手く説明できないけれど、珠衣には抵抗があった。なにか悪いことをしてしまったように感じていたのだ。 「罰ゲームって言ったけど、これも君の身体を治すために大事なことなんだから、そうだなあキスしたといっても、キスの練習をしたと思えばいいよ」 「練習ですか?」 「そうだよ、もう彼氏がいるんならまずいかな」 「いやいやいやー、そんな人居ないです!」 「じゃあ、将来彼氏ができたときのための予行練習みたいなものだ」 滅茶苦茶な理屈なのだが、単純な珠衣にはそれが通ってしまう。 「そうですね、練習なのですね。わっかりました!」 珠衣は、元気な返事を返す。こんな理屈が通ってしまうほうが驚きだ。本当にわかったのかを確かめるために、ミノルはパンツ一枚で裸の珠江を抱きしめた。ここまでされても、拒絶はない。 こりゃチョロい。 「キスなんて、欧米では親愛の挨拶みたいなもんだからね」 欧米になど行ったこともないミノルが勝手なことを言っているが、珠衣は大人にそういうことを言われると、他愛もなく信じてしまう子供だった。 しかも、部活動で先輩からの言うことは絶対だと教えられている。 「そ、そうですか、そうですよねぇ」 「俺は、珠衣ちゃんのことが好きだからな。だからこれは親愛の挨拶だよ」 チュッと今度はミノルから接吻するが、今度は抵抗がなかった。 「好き……ですか、なんだか恥ずかしいですね」 珠衣は複雑そうな表情をした。嫌がってもいないのだが、喜んでもいない。頬を赤らめているので恥ずかしがっているのかもしれないが、その瞳に浮かぶのは当惑である。 嫌悪と好意が半々ぐらいなのだろうか、いまいち心が掴めない。
しかし、ミノルはそういう相手の細かい心の動きなんて深く考えなかった。 運が味方してくれているのだから、何をやっても自分が悪くなる方向に転がるはずがないと安直に考える。 「なあ珠衣ちゃん、恥ずかしがったらペナルティーなんだが……」 「あっ、そうでしたっ!」 さきほどキスした口元を、可愛らしい手で押さえる珠衣にミノルは笑う。本当にこの子はうっかりさんだ。 「ハハッ、まあ今のはノーカンにしておく」 さっと身体を離して、仕切りなおす。 「さてと、じゃあ今から俺も服を脱ぐけど……」 「恥ずかしがっちゃダメなんですよね!」 ミノルの言葉に、珠衣がかぶせるように叫んだ。 「それはそうだが、まあいいや」 脱ぐ理由を説明しようとしたのだが、珠衣が抵抗しないのなら無い知恵を絞る必要などない。 さっさと脱いでしまう。 「先生はすごいですね、パンツも脱いじゃったのにぜんぜん恥ずかしがってないなんて……」 変な感心のされ方をされている。 「先生って……」 「ああ、先生はダメでしたか。じゃあえっとコーチとか?」 そうかこの子は水泳部だったなと、ミノルは思いだした。日焼けしている以外は、さほどに運動部らしさを感じないのだが、上下関係を叩きこまれているのだろう。 大人で年上のミノルの言うことを真に受けるのも、わからないでもない。そこも、ミノルのラッキーと言えるのかもしれないが。 しかし、ミノルは少し硬くなった一物をブラブラさせているのに、そこについては恥ずかしがる様子がない。少し緊張した面持ちで、ミノルを見つめている。 ここで恥ずかしがらせてまた罰ゲームって展開を考えていたミノルはちょっと拍子抜けしてしまう。 どうもこの娘はズレている。 「じゃあ、コーチでいいよ。今からたっぷりと君の身体をコーチングしてあげるから、覚悟していろ」 「はい、コーチお願いします」 股間を怒張させてわざとらしく嫌らしい言い方をしてみたんだが、従順だった。水泳部出身と言ってたな、そういうモードに入ったってことなのだろうか。どうもこの娘のマイペースに調子を狂わされる。 まあいいやと、ミノルは嘆息しておもむろに珠衣の身体に手を伸ばした。
「まずは、オッパイの治療だ」 五百円玉より少し大きいぐらいのピンク色の乳輪に浮かぶ突起を指で摘み上げた。大きな乳輪に反比例して、珠衣の乳首の突起はあまりにも小さい。 「はにょおおぉー!」 なんだ、なんて言いたかったんだろう? 「『あのう』って、言いたかったのかな?」 「はのぉぉ、これああぁ!」 グリグリと、乳首を指の腹で擦り上げられて珠衣は、痛みとむず痒さを感じる。 「ああこれはね、こうやって刺激することで乳首を大きくしようとしてるのさ」 指でグリグリとしていると、小粒の芯が硬くなり小豆ぐらいの大きさに成長した。 「はああっ、にゃんだかイタッくすぐったいでしゅぅ」 「乳首をこうやって自分で刺激したことはあるかな」 「ほんな、はりましぇん!」 ほとんど触れられたことのない乳首を指で強く摘み上げられるのは、あまりにも刺激が強かったのか、まともに喋れていないので苦笑する。 「まだ皮が薄いかもしれないからちょっとキツイかもしれないけど我慢してね。俺がやらないときも、こうやって自分で刺激して大きくしないといけないよ」 「うひゃ、でもぉおかしいです」 「んっ?」 指の動きを止める。疑問に思ったなら、説明しないといけない。 「はのぉ、おかしいですよ。小さくしないといけないのにぃ」 「ああ、そういうことか。よく聞いて、こうやって乳首を刺激すると大きくなるよね」 タケルは強烈な刺激は止めて、尖って敏感になっている乳首の先を優しく触れた。 「わかりませんけど、さっきよりジンジンして大きくなったような気は」 「わかったならいい、そうしてこうやって揉みしだきもする」 「あっ、それもなんか痛い」 まだ発達未了の硬い乳房を強く揉まれると、痛いのだろう。ミノルは気持ちいいだけだから、構わず揉むけど。 うんうん発展途上も良いものだ、小ぶりなのにプルンプルンと弾力があって小癪にもちゃんと揺れるAカップ。
「こうして揉んでたら乳首と一緒で乳房もやがて大きくなる。よく考えてご覧、オッパイが大きくなったら、比例して乳輪小さくなるでしょ」 「えっ、あっ……ああっ! なるほどーです!」 ようやく理解してもらえたらしい。 まあ、ミノルが言っている理屈もたいがい大嘘なのだが、それはどうだっていいことだろう。 ミノルの本当の目的は、ただ発達過程の女子中学生を性的に嬲りたいだけなのだから。じっくりと育てていければ、それも面白いなとは思うが、時間がかかりすぎて面倒くさいようにも思う。 どうしようかな~と。 あまり一人の女に深入りして固執するのも考えものだ。 可愛い女の子と出会えば、今度はもっといい女が居るかもしれないと思う。ミノルは三十二歳のこの歳まで、そうやって生きてきた。 生き方にポリシーがあるわけではないけれど、何となく決まった住処を持たず、決まった相手を持たずに流されるようにやってきた。 まだ蕾が閉じている長澤珠衣の未成熟な身体をゆっくりと開かせるというアイデアにはそそられるけれど、 この娘はいろいろとズレてるから、途中で相手をするのに、飽きてしまうかもしれない。 刹那的な生活を好むミノルは、あまりに長丁場になってしまいそうな相手には臆病なところがあった。 「ふうむ……」 「どうしたんですか、コーチ。私が何か悪いことをしましたか」 さっきまで痛いぐらいに激しく責めていたのに、急に手を止めて考えこんでしまったミノルの反応に不安を掻き立てられたらしい。 「いや、なんでもない」 「あのっ、私どうしても身体を治したいんです。こんな不格好じゃ、着替えするときも恥ずかしくって……」 「じゃあ、どんなことにも耐えられるかな」 「はい、今だって覚悟を決めてます」 返事はいい。どこまで耐えられるか、試してみたくなった。やはり、珠衣にはそそられるとところがある、ミノルは思う。 そういう予感には逆らうべきではない。
「いいだろう、じゃあ今から俺は君の身体を舐めまわす」 「えっ、舐めるんですか」 そこまでは予想外だったのか、躊躇を見せる珠衣。 「そうだよ、ペロペロと舌で舐める。嫌だったら止めるぞ」 「大丈夫です、お願いします!」 そう聞くなり、ミノルは桜色の唇にムシャブリついた。 抱きしめるほっそりとした肩が震えるが、構わずに舐め回す。乱暴にツインのお団子頭を掴んで、たっぷりと口内を隅々まで舐め回して、逃げ惑う小さな舌を蹂躙してねぶり尽くすと、チュプと、唇を離す。二人の唇の間で唾液が糸を引いた。 「……このように、舐め回すとは、もちろん口内も含まれているわけだ。それでも大丈夫か」 あまりにも呆然とした顔をしているから、思わず聞いた。 「んっ、んふうっ、ごっ……ごめんなさい。ちょっと驚いただけです。すみませんコーチ、私は平気……です」 たっぷりと舐められた唇を小さい手でさすっている。 もちろん、浅いキスも深いキスも初めてされたのだろうから。驚くのも無理はない。 しかしこれでも受け入れてしまうのかと、ミノルはニンマリ笑った。 これなら、なんでもできそうだ。 小さい乳首に吸い付いた。 「あっ、あのそんなことしたら充血して余計に」 「乳輪が大きくなるってか、よく考えてみろ乳首の先に集まれば」 「あっ、そうか小さくなりますよね」 嬉しそうにそう言った。こんなことで納得してしまうのか。 舌で転がすうちに、本当に豆粒だった乳首が小さいながらも硬く尖って自己主張してきた。 ミノルはそれでも、こんな小さな乳首から本当に母乳が出るようになるのかなと思いながら、未熟な蕾を一心不乱に吸い続けた。 「はあっ、くんんっ、ううっ……」 ふと見上げると、珠衣はホッペタを真っ赤にして下唇を噛んでいた。 「珠衣ちゃん、我慢しなくていいんだよ」 「ふえぇ?」 「これは治療なんだから、こうされて気持ちいいのか」 「ひはぁ!」 そう言いながら、ミノルは珠衣の小さな乳首の先端をクリクリする。 「痛いのか口で言ってもらわなきゃ分からない、やりすぎてしまってもいけないし、ちゃんと自分で説明してごらん」 「えっとっ、痛くはないです。変な感じっ! コーチに乳首を吸ったり、いじっていただくと、ムズムズするみたいな感じになって、声が出ちゃいます」 「それは気持ちいいってことではないの」 「分かりませんっ!」 「そうかっ、それじゃあ分かるまで続けようかな」 吸うのは少し休んで、まだ未発達の乳房を揉みながらミノルはニヤッと笑いかける。 それに珠衣は、もうやめてくれとも続けてくれとも言えず、ぎこちない笑顔を返した。
しばらく休憩の後、また執拗に小さな乳房への愛撫と乳首への吸い付きが開始される。珠衣は、「乳首がちぎれてしまいそうだ」と言いながらも、「止めろ」とは言わなかった。 「どう、乳首は感じるようになった」 「……なんだかくすぐったい。あと、コーチは赤ちゃんみたいです」 それなりに頑張って乳房への愛撫を繰り返していたつもりが、変な感想が返ってきたので、ミノルはビックリして顔を上げる。 「俺は赤ちゃんみたいか、……赤ちゃんは、好き?」 「好きです、可愛いと思います。親戚のお姉さんに赤ちゃんが居るんですけど、たまに見せてもらいますっ!」 急に饒舌になった、本当に子供好きなのだろう。子供が子供好きってなんだか面白いなとミノルは笑った。 「ふーん、それはいいね、赤ちゃん好きって言ったら女性ホルモンが出るよ」 「女性ホルモンがでると乳輪が小さくなるんですか?」 乳輪を小さくすることにとてもこだわっている。 「そうだね、赤ちゃんが出来ると、母乳をあげるためにオッパイが大きくなる。つまり乳輪は小さくなるはずだ」 「そっか、なるほどです。吸われるのもいいって言ってましたものね」 それで安心したように笑い、チューチューと珠衣の乳首を吸うミノルの髪を「大きい赤ちゃんね」と言って撫でてくれた。 そのまだあどけない笑顔に、ミノルは少しだけ罪悪感を抱く。 これから、このまだ無垢な女の子と子供ができるかもしれない行為をするのだ。 「よし、胸はこんぐらいでいいか。今度はおまんこの方を舐めるぞ」 だから、せいぜい最初は感じさせてやろうと思った。 「うそ、そんなとこ舐めちゃうんですか」 おまんこという言葉の意味が分らなくても、ミノルがどこを見ているかぐらいすぐ分かる。包み隠さず丸出しになっている、自分の大事なところをジッと見られて珠衣は逃げ腰になった。 「舐めちゃうんだよ、じっとしてろ」 逃げようとする細い腰を捕まえた。水泳部で鍛えてるとはいえ、ちびっ子に負けるような大の大人はいない。 捕まえるた小さな珠衣を、ソファーの上でまんぐりがえしにして、まだ毛も生えていない無垢な割れ目の上の部分、小さなピンク色の小粒を舌で探るように舐め始めた。 「うそっ、舐められてる、コーチぃぃ、そんなところ汚いですよぉ!」 「ここはまだ、皮を被ってるな、自分で剥いたことないのか?」 「皮ってなにぃ、ほわわぁぁぁ!?」 舌先で、コリッと肉芽を剥いてしまう。 珠衣は、全身を激しく震わせながら首をガクンガクンと震わせた。構わず、乱暴に芯を舌先で擦り上げるようにしてめくる。 先っぽをチューと吸われて、無垢な割れ目も次第にピンク色に充血して、とろりとした愛液を漏らし始めていた。 「ひああぁぁぁ! やだぁぁなんかぁくるっ!」 あまりにも激しい快楽だったのだろうか。 珠衣の細い首が、ちぎれてしまうのではないかと思うほどに上下に痙攣している。 しかし、ミノルは許すこと無くチュートン、チュートントンと生まれて初めて皮を剥いたクリトリスの先っぽを刺激してやる。 初めて剥かれた陰核の先には、たっぷりと恥垢がついていたのだが、罪滅ぼしのつもりかミノルは全部舐めとって食べてやっていた。 無垢な割れ目からは、留めなく愛液がこぼれてソファーを濡らす。 「ひぎゃぁああぁあああああああ!」 叫び声を上げ、ビクーッ、ビクーッと身体をつんのめらせた珠衣は、首筋まで顔を真赤にさせている。その表情は、恍惚としていて瞳がトロンとしていた。半開きになった口元からヨダレが垂れている。 もはや茫然自失となっている珠衣だが、それでもミノルはただクリトリスを舐め始めた。 珠衣の身体は感じさせられすぎて火照っている。刺激されていない乳首ですら、明確な形を持ってぷっくらと浮き上がり大きくなっていた。 仰向けに倒れたままの珠衣は、時折身体をビクッ、ビクッと震わせるだけでもはや何も反応しなくなった。 「どうした、大丈夫か珠衣」 ようやく、クンニリングスをやめたミノルは、珠衣に声をかける。 「はっ、はひぃ……」 蕩けるような瞳で唇を震わせているが、どうやらまだ意識はあるようだ。 「大丈夫なら続けるぞ」 「ちょっ、まぁぁ!」 震える身体を抑えつけるようにして、ただの縦筋である割れ目を舐め続けた。うわ言のように嬌声を上げ続ける珠衣。 最初は我慢していたが、「もうダメッ!」と叫んだ。 何がダメなんだと思ったら、俺の顔にプシュッと温かいお湯が噴き出してきた。 「なんだ……」 よがりすぎて、ションベンを漏らしたのだ。 「ああっ、ダメっていったのに、いやぁぁ!」 俺は思わず、ゴクゴクと喉を鳴らして珠衣のオシッコを飲んでいた。ちょっとしょっぱいが、小娘のションベンぐらい飲んでもいいぐらいなんだ。 「うそっ、コーチ私のを飲んでる……」 珠衣は顔を真赤にして、小さい手を口に当てている。 「ぷはっ」 飲んで、舐めて、綺麗にしてやったぞ。 「ホントに飲んじゃったんですか」 「なんだ、お前が粗相したから悪いんだぞ。なんか文句あるのか」 「いえっ、あのっ、ありがとう……」 顔を林檎のように真っ赤にしている。恥ずかしがっているのはなかなか面白いが、なんでお礼を言うんだ。 「ありがとうじゃねえだろう」 「あっ、はい、ごめんなさい……」 別に怒っているわけじゃない。 珠衣が可愛いから、ちょっと意地悪してみたくなっただけだ。 「悪い子には罰を与えないとな」 ミノルは、そう言いながら少女のフェロモンがたっぷりつまった潮を飲んだせいで、ガチガチに勃起した赤黒い陰茎を、まだ無垢な割れ目に過ぎない珠衣の穴に押し当てた。 「罰ってふぇ?」 「たっぷり肉棒でお仕置きしてやるよ!」 そのまま体重をかけて、一気に細い穴を貫いた。 「ふぁ!」 「おっとっ」 ……つもりが、あまりにも狭い穴は散々感じさせて濡れさせてやってもまだツルリと滑って、雄の生殖器が入り込むのを阻止した。 「ああっ、何するんですか」 「大人の女にしてやるって言っただろう、すぐ済むからじっとしてろ」 何度かカウパーをドロドロと垂れ流す亀頭を突き上げて、少女のクレバスを滑らせるようにしながら、その深い奥に自らの欲望を差し込もうとする。 「あっ、うそっ、入っちゃってる」 「抵抗した割には、すんなりいったな」 何度目かのトライで、的を当てると、ブチッと抵抗を押し切る。あっけなく十四年間の珠衣のおまんこを守っていた処女膜は断ち切れてしまった。 そのまま、ミノルが男性自身をぐっと奥まで突き入れると、まだ小柄な女の子にしか見えない珠衣の中は出来上がっていた。 膣襞がウネウネと亀頭にからみつき、ぎゅっと包み込んでくれる。体温が高いのか、珠衣の穴の中は驚くほどに暑かった。初めて男を受け入れたにしては上出来。その蕩ける中の気持ちよさに、ミノルは感嘆の声を上げた。 ミノルは若い女の子は好きだが、処女が好きなわけではない。初めては、狭すぎて気持ちよくなかったり痛みに泣き叫ぶ女の子で萎えたりするからだ。 しかし、珠衣の処女膣は悪くなかった。 感じさせて失禁までさせたのが良かったのだろうか、除幕式を終えたばかりの新品マンコが思いの外、能動的な蠢きを持ってミノルの肉を刺激してくれる。 キツキツなのに気持ちいい、最高級品の女の穴だった。 見かけは少女なのに、中を割ってみればしっかりと女。そのギャップに興奮したミノルは、ほとんどない乳房をもんだり乳首を摘んだりしながら、腰を振るった。 「いだっ、いだいっ!」 一方的に楽しんでいるのはミノルだけだ。どれほど濡れさせても処女の膣は、皮の剥け初めた男のちんぽこと一緒で、敏感すぎる粘膜に強すぎる刺激を与えられると痛みを生じる。 そんな苦痛の呻き声ですら、ミノルを興奮させるだけだった。 「珠衣、中に出すぞ!」 ミノルに慈悲があるとすれば、そうやって自らの性感を高めることで、一方的な苦痛を与えるこの開通式を早く終わらせたことであろう。 膣襞の感触を楽しんでいるとはいえ、そこまで乱暴に中を掻き乱したわけではない。 ミノルはただ、おもいっきり自分の形に少女の中を広げて、その一番奥にある女の子の部屋の入口に自らの出口を擦りつけて、射精しただけだ。 ドクドクッと勢い良く精液が飛び散っていく。 それらは全て、珠衣のお腹の中に入っていってしまう。 「中になんか出てるぅ……」 珠衣は悲鳴を上げた、生暖かい感触がじわっとお腹に広がったことで中に出されたと分かったのだろう。 「ふふっ、中に出てるのが分かるのか。せっかくの初めてだ。子種を肚に溜め込んだ感覚をよく覚えておけよ。これが大人の女になったって証だ」 ぬるっと引きぬかれた珠衣のあそこから、血と精液の交じり合った液体が零れた。 「コーチ、本当に中に精子出しちゃったんですかぁ! これじゃ私、妊娠しちゃいますよぉ……」 股から溢れている精液を見て、珠衣は焦っている。 「ほぉ、いっちょ前にそんな知恵が働くんだな」 「赤ちゃんの作り方ぐらい、私だって知ってます」 「だけど安心しろ、ちゃんと心配ないようにしてやったから」 「……本当ですか?」 嘘は吐いていない。 その様子に、ホッとしたようだった。なにせ、ミノルは珠衣の尊敬する大人なのだ。大丈夫なようにしてくれているのだろうと考えた様子。 もちろんミノルの心配ないというのは、妊娠しないという意味ではない。 珠衣が孕んだところで、知ったこっちゃないということ。幸運の星の元に生まれたミノルは、どうともならない自信があるというだけだ。 一度ぐらいなら妊娠しないかもしれないし、そこらへんは知らぬが花というものである。 裸に剥かれて身体中を舐められて、失禁までさせられて処女を奪われた珠衣。今日は散々だった彼女に、満足したミノルはもう帰っていいとそっけなく言った。 「そんなぁ、連絡先を教えて下さい」 このまま別れては、やり捨てである。これからもコーチを頼んで乳輪を小さくしてもらいたい珠衣は、ミノルにすがった。 「うーん、連絡先か。携帯持ってないんだよね」 着の身着のままで生きているミノルには、電話番号どころか特定の住所すらない。 そちらのほうが面倒がなくていい、着の身着のままがミノルの心情だ。 「じゃあ、コーチ。これ私の電話番号です」 メモ用紙に書いて渡された紙を、ミノルは分かったと鷹揚に頷いて、クシャクシャにしてポケットにしまった。 気が向いたら連絡する、そうだなそれぐらいのほうが自分らしいなとミノルは、ほくそ笑んだ。
「これ飲みなよ」 「あっ、ありがとうございます」 喉の渇きを覚えたミノルは、勝手にお店にあるお茶を飲むと、珠衣にも缶ジュースを握らせて帰した。 のんきなもので、珠衣はあれほど酷い目にあったというのに、終わったあとにコーチにもらったオレンジジュースを特別なものに感じながら、味わうようにして飲みながら帰っていった。 等価交換だと考えると、珠衣の処女の価値は百円のジュースと同等ということになるのであろうか。 「本当に客の来ない店だなあ……」 空腹を覚えると、また勝手に店の商品に手を付けるミノル。 何個か置いてあるシャケ弁当を手に持ってバックヤードに入ると、パクパクと食べてゴミ箱に捨てる。 弁当を食べながら、未だに床に寝そべっている西村綾生(にしむらあおい)を眺めていたら、なんかムラムラとしてしまった。 散々犯されて、よく眠っているものだ。 「お金ないから、弁当代も精子払いでいいよね」 返事がないので、了解と取ったミノルは、綾生の大きな胸を揉みながら緩んだ膣中に支払いすることにしたのであった。 二回目のセックスは、一回目よりもこなれていい感じであった。 「うっ、せっかくだから孕んどけよ、綾生ちゃんっ」 無抵抗な子宮を、再び大量の射精が襲う。
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「ううっ……、あれ! いけない寝ちゃった」 雑貨屋『西村商店』の娘、西村綾生(にしむらあおい)は倉庫で眼を覚ました。親から店番を頼まれていたのを二つ返事で引き受けたのだが、BL同人誌を描いている綾生はコミケの追い込みに入っていて、二日ほど寝ていなかった。 起きていなきゃと思って、目を覚ますためにこっそりとカウンターの下でオナニーまでやらかしたのだけれど、あまりにも客が来ないから品出しをしようと思ったところで力尽きて寝てしまったようだ。 「よく眠ってスッキリしたけど、なんか悶々としてたせいでエッチな夢見たなー」 知らないお客さんに犯される夢。 徹夜で同人誌なんか、描いているからだろう。 「あっ、そういえば杏端中学の子が来るって言ってなかったっけ」 もしかしたら居るかと思って、奥の休憩室に入ると机の上に資料が置かれていた。 「あちゃー、来たけど帰っちゃったのね。悪いことしちゃったわ、あとで謝っておかないと」 本当にうっかりとしていた綾生は、ふらつく頭を押さえてカウンターに戻った。 時刻はもう夕刻近い。綾生がカウンターに戻るとほぼ同時に、閑散としていた店内にやけにお客さんが来るようになって忙しく立ち働いた。 おかげで目も冷めたのだが、そのせいで自分の股からこぼれ落ちて足を伝うねっとりとした液体に綾生は気がつかなかった。 濡れやすい体質だから、潮でも噴いたのかと思ったのだ。 同人誌の締め切りも近くてテンパってる綾生は、深く考えず無造作にさっさと拭いて終わりにしてしまった。
彼女が中出しされたことに気がついても、気がつかなくても、綾生の健康な子宮の中にミノルの精虫は泳ぎまわり、一週間生き続ける。 その間にもし、排卵してしまえば、綾生は望まぬ子供を受胎してしまうことになろうだろう。
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第六章「女子中学生 長澤珠衣1」 |
桐宮紗香(きりみや さやか)は体調不良に襲われていた。 突然の眠気や倦怠感、熱っぽい時もある。喉がカラカラになったりやけに唾液がでた、、突然えずくこともある。風邪が治りきらないのかなとも思うし、生理がキツイ時の症状に似ていた。 でも、生理自体は来ない。 もしかすると、生理不順かもしれない。強いストレスがかかると、そうなることがあると家庭の医学で調べていたら載っていた。 紗香はみんなよりも生理が来るのは遅くて中学校に入ってからだったから、そういう形でストレスが出て変調をきたすのはあり得るかもしれない。そう思っていた。 学業をおろそかにはしないようにがんばりながら、クラス委員も生徒会活動もやっている忙しい紗香にとって、ストレスは馴染みの友のようなものだ。 だから、下腹部や足の付根がチクチクと痛み出しても我慢していた。 腰が重くなっても、胸が張っても我慢していた。 そうして、ついに眩暈を起こして倒れてしまった。
「ううんっ……」 保健室のベッドで目を覚ましたときに、紗香の隣には友だち長澤珠衣(ながさわ たまえ)がいた。 珠衣は小柄で紗香に比べると随分と子供なのに、水泳部に所属している少女だ。プールの塩素のせいかツインにくくっているセミロングが茶色い。ほっぺたがふっくらした幼さを残す顔も、制服の白いブラウスから覗くほっそりした手も、よく日焼けして健康的な小麦色の肌をしている。 頭を揺らすと、くくりあげた二つの髪がボンボンのように揺れるのが愛らしい。猫のようなクリっとしたブラウンの瞳が、プールの水面のようにキラキラと澄んでいて、こちらを少し心配そうに覗きこんでいた。 「大丈夫、紗香ちゃん?」 「たまちゃんかあ……」 長澤珠衣は、みんなにたまちゃんと呼ばれている。ちょっとのんびりして抜けた響きが、珠衣の性格をよく表している。 そうこの子は、水泳部なのにぜんぜん運動部らしさがないというか、ちょっとズレた子なのだ。 「まだ寝てないとダメだよ。保健の先生が貧血かもしれないって言ってた」 でも、紗香を気遣う声は優しい。 「そうなの? でも、もう大丈夫……ううっ」 ベッドの上で身を起こそうとしたのだが、やはりふらつく紗香は、また仰向けに枕の上に頭を落としてしまう。 それはいいのだが、珠衣がその隣でコテンとうつむけにベッドに頭を伏せて、「うーうー」と唸っていた。 「たまちゃん、なんのつもりなのそれ。何かのおまじない?」 「ううん、あー。紗香ちゃんにまだ寝てないと……と止めようとしたら、こうなった」 どうなったらそうなるのか。おそらく手をだそうとして、前のめりに転けたのであろう。珠衣は顔を上げてエヘッと笑う。 珠衣の言動が間が抜けているのは、いつものことだから気にもならないけど、少し疲れている紗香は呆れた顔をしてため息をつく。
長澤珠衣は、おっとりとしている。いや、彼女はおっとりどころではなく信じられないぐらいのドジっ子だ。靴と間違えて学校の近くまでスリッパを履いてくるのは序の口で、たまちゃんは水泳部なのだが、パンツの上から水着を着けてくることが何度もあるほどで、水泳部に着替えてきた珠衣を注意して観察する係が設けられたほどだ。 深刻なレベルの天然ボケなのだが、本人はわざとやっているわけではない。お茶のお盆なんかを持たすとすぐコケてこぼすので、水害が起こるから配膳させてはいけない女の子でもある。 そんな周りが気をつけて見ていないと危なっかしいたまちゃんだが、性格はいたって天真爛漫で、優しく気立ての良い娘でみんなに好かれていた。 いまも倒れた紗香を気遣って、ずっと側についていたのだろう。それは分かる。 本人が保健委員だってこともあるが、そこまですることはないと綾香などは思うのだがそれもしょうがない。 たまちゃんは、善意の人なのだ。過剰でも善意でしてることを注意したいとは、綾香には思えなかった。
たまちゃんの小さくて華奢な身体。 運動にとても向いているとは思えないのに、だからこそ苦手を克服しようと水泳部に入って運動を頑張っているのだ。地味で辛い練習に、きちんと付いて行っている。 すごく不器用だが、人との約束を守り、決して諦めない努力家でもある。 とても良い子なのだ。だから、ちょっとダメな子でもみんなから愛されている。 「とにかく寝てなきゃだめだよ」 起き上がろうとする綾香に、珠衣はそう言った。
「そうも言ってられないのよ、午後の授業はもう仕方がないけど、放課後には生徒会の仕事があるから」 「それどんな仕事、代わりに私がやっておいてあげようか」 「えっ、いやあ、それはちょっと……」 ドジっ子の珠衣にできるのか、思案げな顔で珠江を眺める紗香。 珠衣は、ニコニコと笑っている。 「紗香ちゃんには日頃からお世話になってるから、ここは私に任せてよ」 「いやそれが、ちょっと込み入った要件なのよ。駅前の商店街と今度の学校のイベントの打ち合わせをしなきゃいけないの」 綾香がそう言ったのは、珠衣にそういう細やかな仕事がわかるわけがないのだから、諦めさせようとしてのことだ。 それでも珠衣は引かなかった。 具合の悪い紗香の代わりに、「自分がやる!」と言って聞かなかった。あいかわらず、暑苦しいほどの善意だ。 「じゃあ、店の人にこの資料だけ渡して挨拶してきてちょうだいね」 「うん大丈夫だよ、任せてー」 その情熱にほだされて、紗香はやらせてみようと思った。猫の手も借りたいほど忙しいことも事実だったのだ。 顔合わせだけでもしてきてくれれば、時間稼ぎにはなる。 綾香は忙しかった。 近頃、どういうわけか学園の風紀が急速に乱れて、問題を起こす生徒が急増している。生徒会の執行役員がそちらの対応にてんてこ舞いになっているので、庶務がみんな紗香のところに回ってきてしまっている。 たまちゃんを折衝に行かせるのは、少しどころかかなり心配だけど、どうせ今日は行けそうにもないから挨拶だけでも済ませてもらって、後日は自分がフォローしておけばいいと考えた。 取り次いでくれるお店の担当者は、優しい大人の女の人のはずだし、珠衣でも心配はいらない。いくら間の抜けた珠衣でも、資料を渡して挨拶してくるぐらいはできるだろうとも考えた。 この時の綾香は、その選択が珠衣に自分と同じ運命を強いることになるとは思いもしない。
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今日も今日とて、戸隠ミノルは、街を気ままにふらついている。 「あれ、ここのお店の人居ないのかな」 ミノルがフラッと入った店は、商店街の個人商店だった。『西村商店』とある。コンビニというほどの規模もない商店街の雑貨屋である。 いい匂いに誘われて入ったのだ。食べられれば何でも良かったので、立ち寄ったのだがカウンターに店員さんはいない。客も居なかった。あまり流行っている店ではないらしい。 物怖じしない。というか、遠慮することすら考慮にないミノルは、カウンターの蒸し器に入っている肉まんを無造作に二つ掴んで、モグモグと食べながらカウンターの奥の控え室にまで入っていく。 「あっ、いた。お姉さん?」 歳の頃はハタチ過ぎぐらいだろうか。黒髪のロングの真面目そうな顔の店員さんが棚の前に手をついて立っている。エプロンをつけているので、店員さんに間違い無いだろう。 身体は豊満な体型で、スカートがやけに短かった。よくよくと顔を見ると、浅葱色のフレームのメガネをかけているお姉さんは美人だった。ただ化粧ッ気がないのと、目の下に色濃く出た黒いクマのせいでやつれて見える。 こんなところで、立ったまま疲れきって眠るほど雑貨屋の店員とは激務なのだろうか。 「西村綾生(にしむらあおい)さん?」 エプロンの盛り上がった胸についているプレートの名前を呼ぶ。 「スーッ、スーッ」 その綾生さんは、コックリコックリと船を漕ぐように、器用に立ったまま就寝中。 「ふうんっ」 お金を持っていないわけではないので、代金は払おうと思ったミノルであったが、起こすのも可哀想かなと思った。 そうして、そっと後ろに近寄ると、いきなり紺色のスカートをペロリと捲り上げた。 みずみずしいヒップである。かなりの桃尻だった。 一瞬、「パンツ穿いてないのか?」と焦ったが、Tバックだったのだ。紐のような白いエロパンティーを穿いている。 ああこの人は、真面目そうな顔をしてエッチな人だなとミノルは思った。 エッチならミノルも同じである。スカートを腰に挟み込んで捲り上げたまままで、パンティーのゴムに手をかけて、薄い布を膝まで下ろした。 試すようにお尻をさすってみる、モチモチとした弾力。綾生さんは、肌に触れても目を覚ます様子はない。 「大丈夫みたいだな」 ミノルは、ジッと食い入るように、黒くてモジャモジャの毛が生え揃った大人のマンコを眺めた。 「んんっ、なんか濡れてないか?」 膝に引っかかっている紐のようなパンティーは、一見すると白いのだが、股の部分がびっしょりと濡れて濃くなっている。本当に濡れているのかと思って、おもむろに指をピンク色の割れ目に差し込んでみると、中はやはりグッチョグチョだった。 くんくんと匂いを嗅ぐと、メスの強烈な香りが漂う。どうやら、眠りながら濡れているらしい。愛液が乾いていないところを見ると、直前までオナニーしていたのかも。 普通の人なら、なんでそんなと驚くところだが、ミノルはすぐに使えて都合がいいなと思っただけだった。 「じゃあ、さっきの肉まんの代金は、金玉で返すってことで」 そんなバカなことを言いながら、ズボンとパンツを下ろして後ろから抱きしめて、亀頭の尖端をヌメる陰裂に添えた。 クチュっと生々しい感覚があって、腰を軽く動かし、敏感な亀頭の先で綾生の入り口を上下になぞる。艶かしい双臀の谷間を楽しむように、腰を押し付ける。 「綾生さん、本当に入れちゃいますよ?」 「んっ、んふっ……」 入り口を亀頭のさきで何度も往復していると、甘いため息を漏らした。それでもまだ目を覚まさない。 こりゃ入れていいなと思って、ミノルはゆっくりと腰をつき入れて、反り返った一物をズブッと挿入した。 柔らかくほぐれた蜜壷、とろりといた膣内の温かさに腰が蕩けそうになる、ぷりぷりっとした肉襞を押し広げて、いきり勃った肉棒をずっぷりと根本まで差し込んだ。 「ふっ、あっ、あっ……」 ゆっくりと抜き出しすると膣襞が絡み合ってくる。生の粘膜がこすれ合う塩梅がたまらない。綾生の寝息に、甘い響きが混じりだした。これでも不思議と起きない。 もう起きてしまってもいいやと思って、綾生の腰を掴んで気兼ねなく腰を使い始めた、こみ上げてくる衝動を、張りに満ちた臀部に強く打ち付ける、 パンパンパンッと乾いた音が、「あんっ、あんっ、あんっ」倉庫に響き甲高い嬌声が響いた。 「ねえ、綾生さん。起きてるんでしょぉ、起きてないんですかぁ」 後ろから抱きしめていると、綾生の髪から漂う甘い匂いに包まれてミノルは幸せな気持ちになる。 「あっ、んっ、んんっ!」 こりゃ起きてるだろうと思ったが、どっちでもよかった。 ミノルは自分の快楽を追求することだけに必死になり、腰振りのペースをさらにあげた。 突き上げるごとに、膣の締め付けのキツさは増しヒダヒダは絡み付いてくる。形の良い臀部は力がこもって、身体はビクンッビクンッと反応しているのに、まだ目覚めない。 ここまで感じているのに、綾生は棚に手をついた格好のままで、意識を喪失しているからただ突き上げを受け止めるしか無い。 まるで生き人形、体の良いダッチワイフのような気がして、ミノルは面白かった。 強い射精欲を感じるが、まだ出してしまうのは惜しい。腰の動きを少しゆったりすると、ミノルは腰を最も深く挿入したところで止めて、腰でゆっくりと円を描いた。 「こんなのはどうだ」 「んっんっ!」 よっぽど気持ちいのか、綾生は悩ましい牝声を上げる。 膣襞がギュッと締るのを感じながら、子宮口とその周辺の密肉をねちっこく擦り上げる。 「あっ、んんんっ!」 何の前触れもなくいきなり綾生が感極まって、ビシャと潮を噴いて床が汚れた。 おそらく潮だとは思うけど、もしかしたらオシッコを漏らしてしまったのかもしれない。それを見て、ミノルは苦笑した。 「なんだ、もうイッてしまったのか」 後ろから抱きしめているから、身体に伝わる振動で綾生が気をやってしまったのはわかる。 女をイカせたという征服感を感じて、ミノルも射精欲がこらえ切れなくなってきた。 理性の箍が外れたように、ミノルはうぉぉぉっと腰を振るって、抜き差しの快楽を味わう。 「もう俺もダメだ。綾生、中に出すぞ!」 「あっ、ああっ……」 腰使いの激しさが、ラストスパート。肉同士がぶつかる湿った音が高らかに狭い倉庫の中で響き渡り、綾生の艶声も激しさをました。 後ろからギュッと抱きしめて、強烈な腰の打ち付けとともに、ミノルは射精欲を解放した。 濃厚な精液が、ビュルッビュルッと音を立てて、綾生の子宮口へと勢い良く放たれていく。 温かい精液のほとばしりを感じたのか、膣内が一際収縮して、精を搾り取るように陰茎を食い締めた。 締まりの強さだけではない、絡みついた膣のうねりが、最高のエクスタシーをもたらした。腰が蕩けそうな甘美な心地に酔いながら、ミノルは最後の一滴までも綾生の蜜壷の中に白濁液を注ぎ込んだ。 そうして、そこまでしても綾生はやはり目を覚まさなかった。
「なんで起きないんだろうなこの人は……」 さすがに綾生も感極まって、棚に手をついたままでは居られなくなった様子で、ミノルの腕の中でぐったりとしている。 ゆっくりと床に下ろして、大股を開いてマンコからゴポゴポと泡だった精液を垂らしている綾生をもう一度抱こうかと思ったときだった。
「こんにちは~、だれかいませんか~」 お店の入り口から、のんびりした女の子の声が聞こえた。
※※※
見覚えのある濃い藍色のプリーツスカート、近所の中高一貫校の制服。 少し茶色がかったセミロングの髪を小さなお花がついたゴムひもで、ツインにくくりげていて、それがボンボンのようにみえた。 よく日焼けした小麦色の肌をしている。猫のようなクリっとした瞳で、眉が太い、ツルンとした丸顔の可愛らしい顔立ちだった。ほころんだほっぺたが少し上気している、はにかんだ笑顔がとても愛らしい。 背丈は低く、身体はまだ発達途上といった感じの可憐な少女だ。見たことない子供だった。もしかしたら、いつぞや出会った桐宮紗香という美少女かと一瞬思ったが、違ってもがっかりはしない。 少しのんびりおっとりとした雰囲気のこの子も、容姿は悪くない。美人と言うよりは、可愛らしいタイプ。
「あの、あの私、長澤珠衣っていいます。杏端中学の二年生で……」 「はい……」 ズボンとパンツを上げて接客したミノルは、どうしたものかなと頭をかく。どうも要領を得ない。 「生徒会の打合せに、お店の人と、じゃないお店の人に会ってから資料を渡して、えっと代理できたんですけど」 たどたどしい話し方で、封筒に入った資料を渡してくる。 中を確認したが、ミノルにはよくわからない。学校と商工会が共同でやるイベントについての資料だったのだが、そんなものを見せられても興味もなかった。 ミノルが興味があるのは、眼の前の健康そうな小麦色の肌の少女である。 「えっと珠衣ちゃんね。まあ、とりあえず中に入りなよ」 そういいながら、ミノルには中とは何かも分かってないのだが、カウンターの奥に休憩室があったのでそこでいいかと思う。 「あっ、あの~。ここに女の人が倒れてるんですけど」 「寝てるだけだから、気にしないで」 綾生が寝ているのを見つけて、珠衣がそういうのだが、そう言って誤魔化した。大事な部分はスカートで隠れているのだが、よくよく観察すれば乱雑に上げられて落ちかけているパンディーや、太ももにも精液や愛液が垂れていて明らかに異様である。 狭い倉庫にエッチな匂いも立ち込めているのだが、ぼんやり屋の珠衣は気がつかなかったようだ。 「どうぞ、そこにかけて」 「はい」 それほど広い休憩室でもないが、安物の机とソファーぐらいはある。一応は応接室のようになっている。珠江に腰掛けるように進めると、ミノルも着席した。 「なんで隣に座るの?」 「あわわっ、アイタッ!」 普通、こういうものは向かい合わせにに座ると思うのだが、おもむろに隣に座ってきた珠衣に注意したのだが。 それで慌てさせてしまったらしい。 立ち上がろうとした珠衣が、太ももを机に強く打ち付けてしまう。瞳に涙を貯めて、のたうち回る娘に、ミノルも慌てる。 「ちょっと、大丈夫」 「イッ! ツツツ……だいっ、大丈夫です。こういうこと私よくあるんでぇ~」 そう言いながら、痛みに耐えかねてか、ソファーにまた腰掛けるのがいけないと思ったのか、そのまま床に倒れこんでしまう。
仰向けに倒れた拍子に、プリーツスカートがペロンとめくれて真っ白いパンツが見えた。歳の割には、子供っぽい無地のパンツだ。 いっそクマさんでもプリントしてあれば、そっちのほうが似合ったかもしれない。 「どこを打ったの?」 「太ももです、あーでも本当に大丈夫です。これぐらい慣れてるんで、摩ってれば治ります」 「女の子の肌に傷がついちゃ大変だよ、見せてみなさい」 強引に抱きかかえるようにして、ミノルは珠衣が必死に押さえようとしているスカートをたくし上げた。 打ち付けた太ももが少し青あざになっている。 「いやぁ~めくらないで、いやあぁ、あの、ああっ違います。あの、心配していただいてるのはとても嬉しいんですけどぉ、そうじゃなくて」 珠衣はあたふたとするばかりで、何を言っているのやらわからない。 もとより、ミノルは珠江を心配しているわけではなく、女子高生のツルンと滑らかな太ももやパンツを眺めているだけなので、どっちでも良いことだが。 「治療と言っても、薬もないから舐めて直そうかな」 「えっ、ええーっ、舐めちゃうんですかぁ!」 いきなりスカートの中に顔を突っ込まれたので、珠衣はほっそりとした手足をバタバタさせて逃れようとした。 こう見えても、珠衣は水泳部なのだ。 結構な力でバシバシと肩に当たる足が思いの外痛く、ミノルは苦笑した。 「そんなに暴れないでよ、ごめんねー。オジサンの唾液なんか汚くて嫌だったか」 「いやぁ、あのそんなことはないんですけど」 「じゃあ、舐めていいの?」 「待ってください、そういうことではなく~舐めるって、ええっ」 どっちなんだと、ミノルは笑う。もちろん珠衣が困惑して心底嫌がっているのは分かっているし、反応が面白くてわざと無茶苦茶やっているのだが、珠衣は見たとおり押しに弱い。
「おっと失敬」 「あっ」 どさくさに紛れて、スカートからするりと白いパンティーを太ももまで下ろした。 「ん? なぜパンツの下にパンツを履いているんだ」 「ああ、私よく脱げちゃうんで、あらかじめ二枚穿いているんです」 そう珠衣は平然と言うので、ミノルはそうとう天然の子なんだなと呆れた。珠衣はこんなことをしているから、パンツを一枚脱ぎ忘れて、下着の上から水着を着てしまったりするのである。 しかし、簡単に脱げてしまうということは脱がしてもいいということかと、ミノルは思い直す。 白いパンツを穿こうと珠衣が立ち上がった拍子に、ミノルは制服のプリーツスカートのホックに手をかけてさらっと落としてしまう。 そうして、膝辺りに巻きついたパンツを穿こうと、珠衣が手を伸ばして前屈すると同時に、もう一枚のパンツを一気にずり下げた。 ペロンと真っ白いお尻が現れた。日焼けしてると思ったら、中は真っ白。 太ももまでは小麦色に日焼けしているから、お尻とのコントラストが美しい。 「えっ、ええっ、うそぉ~、なんで脱げてるのぉ!」 スカートもパンツもなくなって、桃尻を丸出しにしてしまったことに手でぺたぺたと触れてようやく気がついたらしい。 「ほう、よく脱げちゃうってのは、本当らしいね」 「ああっ、うそぉぉおおお!」 脱げたことに気がついて珠衣が取った行動とは、パンツをずり上げるのではなくその場にまたしゃがみこんでしまうことだった。 だから、ちょうどオシッコをしているみたいにお尻も股も剥き出しになってしまう。まるでミノルに綺麗なお尻と、肛門を見せつけているようだ。
「どうしたの、なんでパンツが脱げちゃったのかなあ」 「わかりませぇ~ん、ごめんなさいぃぃ」 ミノルは楽しんでいるので謝ることはないのだが、珠衣はそう言った。物はついでとばかりに、ミノルは後ろからブラウス越しに珠衣の膨らみかけの小さな胸を揉みしだく。 「珠衣ちゃんは、お股に毛が生えてないんだね」 「あっ、いやああ、ヤダッ! 見ないでっ!」 珠衣は小さい手で股を押さえようとして、そのままゴロンと前転して大開脚してしまう。わざとやってるんじゃないだろうかと思うほどで、ミノルは「ブホッ」と思わず吹き出してしまった。 「笑うなんて酷いですぅ~」 羞恥に耳元まで真っ赤に染めて、ブラウンの瞳に涙を溜めている珠衣。 「ゴメンゴメン、でも珠衣ちゃんって何歳?」 「十四歳ですけど」 「ふうんっ」と、笑うのを止めて真面目そうな顔をするミノル。 「なっ、何なんですか……」 「いや、十四歳ならもう身体は大人になっててもいいのに、ちょっとおかしいなと思って」 「ええっ、私って何かおかしいんですか」 そのまま、床にゴロンと倒れこんで心細気な顔で見上げる。股を手で隠したままなので、身動きが取れないらしい。 「だってパイパンだし、子供みたいなマンコじゃないか」 「ええっ、パイパンって何ですか、マンコって何ですか?」 何も知らないらしい。 「パイパンってのは毛が生えてないことだよ、マンコは君がいま手で隠しているところのことだ」 「ううっ、そうなんですか~。ここをマンコって言うんですね」 「友達のマンコと見比べておかしいと思ったことはないのか。みんなもう毛が生えてるし、こんな赤ちゃんみたいなマンコじゃないだろ」 「そんなっ、こんなところ見比べたりしないですよ」
そう言い募る珠衣に、ミノルは目を伏せてわざとらしくため息をつく。こいつはとんでもないドジっ子で、何を言っても真に受けるみたいだから、どこまで信じるかやってみようと思ったのだ。 「先天性女性器未発達症候群かもな」 ミノルは、適当にでっち上げた病名を口走る。 「えっ、えっ。何ですか、私病気なんですか」 「現時点では病気ってわけではないんだが、このまま未発達だと将来、子供が産めなくなるかもな」 「うぇぇ、困りますよ。ああっ、そういえば私、身体を見られたときに子供だってみんなによく言われます」 「そうだろう、ここまで未発達なのは異常だからな」 「異常なんですかぁ、どうしよう……あの、そういえば私って胸もちょっとおかしいんですよ」 「ほぉ……」 これはこれはと、ミノルは笑いを吹き出すのをこらえた。 あまりにもお約束な展開すぎて、口元がニヤニヤしてしまうのを抑えきれない。確かにミノルは幸運の星の元に生まれた男だが、ここまで好都合なシチュエーションは初めてだった。 このまま見せてみろと言ってもいいが、あんまりにも想像通りに進んでしまうのもどうかと思い、「う~ん」と唸り声を上げながら、その『ちょっとおかしい』という胸を見せようか迷っている珠江を手で押し留めた。 「まあ、待ってよ。とりあえずこっちについてきて。ああ、パンツは穿いていいよ」 ミノルが補助してやると、あれほどあたふたと上げるのに苦労していたパンツをするっと上げることができた。まあ、スカートまでは穿かせないわけだが。
とにかく立ち上がらせて、応接室の外の奥まった倉庫の部屋まで連れていく。狭い倉庫の床に、西村綾生(にしむらあおい)が倒れている。よく耳を澄ますと、いびきをかいているのが聞こえる。よく眠っているようだ。 「あの……」 「大人の身体というのが、どういうものか見せたほうがいいかと思ってさ」 そう言うと、スカートをたくし上げた。紐のようなパンティーはすでに足元まで脱げているので、ポッカリと空いた赤黒いマンコから中出ししたての白濁液をトロトロとこぼして艶々と輝く様がよく見て取れた。 二十一歳の綾生は大人だから、もちろん綺麗に陰毛も生え揃っている。 「きゃぁ」 「ほら眼を伏せてないでよく観察しなよ」 「そんなっ、寝てる女の人のぉ、許されないですよ」 「許されるよ、この子は俺の彼女だし。ボランティアで中学生に身体を見せるぐらいのことは平気だから」 「そっ、そうなんですか~」 そんなわけないだろう。ミノルは、奇妙な感じに顔を顰めた。笑いをこらえるのに必死なのだ。本当に何を言っても信じるので面白い。 許しが出たと信じ込んでいるのか、綾生の大人マンコを食い入るように見つめている。しばらく眺めさせてから、ポンと肩を叩くと珠衣はハッと顔を上げた。 「どうだ、よくわかったか」 「えっと、初めて見たので……確かに毛は生えているなあと。あとなんか」 「あと?」 「こうぐちょっと湿ってて、なんか中から何か出てませんか」 「大人の女はみんな出るんだよ、生理ぐらい知ってるだろう」 「生理って……」 生理の話をされただけで、口淀んでいる。二人で、綾生の痴態を観察しているのだから今更だと思うのだが、珠衣の意識だと別枠なのかもしれない。 「自分のと比べてどうだ」 「知りませんよ~、そんな見ないですし……」 顔を俯けて、ブツクサと文句を言っている。
「なあ珠衣ちゃん、フザケてる場合じゃない。真面目な話をしているんだよ。こうやってマンコを晒してくれている綾生にも失礼だと思わないか」 「そうですね、すみません。お二人は、私の身体のことを心配して言ってくれているんですよね」 お二人はのところで、またミノルは吹き出しそうになった。 グーグーと寝息をかいている綾生は、知ったこっちゃないのに一蓮託生にされているのがおかしかったのだ。 「そ、そうだぞ。だから、そこの鏡に映して自分のをよく観察して見比べてみなさい」 珠衣は言われたとおり素直に、簡素な白パンツを下ろすと鏡に向けてみてみた。おそらく、彼女が生まれて初めて意識する自分のオマンコである。 「全然違いますね、毛が生えてないってこともあるんですけど、ぴったりと閉じてます」 「だろう、本当はそこは男のオチンチンが入るところなんだから開いてないといけないんだ」 「男のっ、そうですよね……。はぁ、そうなのか。私の身体ってやっぱりおかしいんですね」 ポンと肩叩いて、ミノルは耳元で囁いた。 「大丈夫だ、いまから治していけばまともな大人の身体になれるから」 「本当ですか?」 「うん、症候群と言っただろう。幸いなことにまだ中学生だ。いまからよく発達を促してやれば、矯正は十分に可能だ」 「そうなんですか~、よかった。あの胸も私ちょっとおかしいかなって思うんですけどぉ」 「なるほど、オッパイもか」 対比して見比べようと、ミノルは寝ている綾生のエプロンを外して、クリーム色のセーターをスルッと脱がせて、綺麗なレースの入った紫色のブラジャーも外す。形の良い乳房がポロンポロンと転げ落ちた。 いやそれは、ポロンというよりドサリって重さがある。結構なボリューム感だ。Eか、もしかするとFカップかと言ったところだろう。一番適度な大きさかもしれない。 乳房はおわん型で申し分ない形であり、紅い乳輪は小さく、乳首も綺麗な形をしている。処女ではなかったが、それほど使い込んでもいないようだ。
「それで私の……胸なんですけど」 脱ぐのを躊躇しているようなので、「これは真面目なことなんだよ」と声をかけて、決心を促してやる。 珠衣はそれで、ブラウスのボタンを自ら外して脱ぎ、スポーツブラも取り外して裸になった。 まだ膨らみかけで、いいところAカップといったところで発展途上だが、ピンク色の尖端の尖り方に若々しい硬さと初々しさが感じられる。 「日焼けあとがあるね」 真っ白い透けるような肌がスクール水着の形になっていて、日焼けした小麦色の肌とコントラストになっている。 「あっ、私水泳部なんです。見えないですよね」 「いやそんなことないよ。十分スリムだし、女の子にしちゃしっかりと筋肉もあるじゃないか」 「そうですか、えへへ」 珠衣はニヘッと笑った。褒められると気をよくする、単純なのだ。いつもみんなから、運動部らしくないと言われている反動もあるのだろう。 「あの、それで、なんかその……大きいでしょう。いつも恥ずかしくって」 「大きいって、胸はさほど……ああそうか、乳輪のことを言ってるのか」 たしかに、珠衣の丸い乳輪は薄くてピンク色だからそれほど気にならないのだが、標準よりはちょっと大きいかもしれない。胸の膨らみがまだ発達未了なので、余計に目立つ。不格好だと、思春期の少女が気になってもおかしくはないだろう。 ミノルにとっては、これぐらいの形の崩れはむしろ個性であり興奮する要素だと思えるのだが、本人にとっては知らないオジサンに相談してしまうほど深刻な問題なのかもしれない。 だから茶化すことなくミノルは請け負った。
「俺は、乳輪小さくする方法も知ってるよ」 「本当ですか!」 とりあえず広いところに戻ったほうがいいと、ミノルは応接室に珠衣の手を引いて戻った。 頼もしいミノルにすっかり感心してしまった珠衣は、パンツ一丁の姿なのだが特に恥ずかしがってはいないようだった。 あっという間に、見るからに怪しげなミノルのことを信用したらしい。本当に危なっかしい娘である。
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第五章「女子大生 北原亜津沙2」 |
いやーすごかったなと、戸隠ミノルは感嘆の溜息をついた。 先ほど、オナニーしたあげく脱糞ショーまで見せてくれた女子大生は大きなダブルベッドで気持ちよさそうに寝息を立てている。 いろんな家に忍び込んで、様々な痴態を目撃するミノルだが、ここまでの変態お嬢様は初めて見た。 せっかく襲ってくれと言われているのに、襲うのを躊躇したほどだ。 「でもまあ、せっかくだしなあ……」 襲ってくれと言わんばかりの北原亜津沙(きたはらあづさ)の無防備な寝顔に、ミノルもとりあえずベッドで横になってみる。 亜麻色の髪の乙女は、スースーと寝息を立ており、形の良い柔らかいお餅のような大きな胸がゆるやかに上下していた。たまらずそっとオッパイに触れてみると、小さく呻いて身体をもぞもぞとさせて長い髪がさらりと肩から流れる。 亜津沙は、どこからどうみても、完璧な美女だ。 それなのに、形の良いほっそりとした雪のような白いお腹に『危険日中出し孕ませ希望』なんて書いてしまう変態なのである。 美人ではあるが、とても残念なお嬢様だった。 「やるぶんには、いいけどな」 しばらく、もち肌のオッパイを揉みしだいていると、長いまつげが閉じられたまぶたとともに、ふるふると震え始めた。 起きないのかと思ったら覚醒するらしい。 こういう場合、たいていミノルが満足してしまうまで女は眠ったままなので、ミノルは少し焦った。 また叫ばれると怖いから、ベッドの下に隠れようと思って離れようとするミノルの腕を、ほっそりとした指がギュッと掴んだ。 大きな瞳が、パッチリと見開いてミノルを見ている。目尻が下がり口元がやわらかく弧を描く。先ほど、ミノルを見て悲鳴を上げたお嬢様と同一人物とは思えない反応の違いはなぜなのだ。
「うわー」 今度は、ミノルのほうが悲鳴を上げる番だった。 「ウフフッ、やっぱり夢に出てきたのですわね」 このお嬢様の言ってる意味がよくわからない。ミノルは、久しぶりに恐怖を感じた。 「手を離してくれるかな」 「嫌ですわ、せっかく妄想の男が夢に出てきてくれたのに離しません」 どうやら逃げることは許可してくれないらしい。 「わかった、あのさ」 「じゃあまず、その汚らしい服を脱いでください」 有無を言わさず亜津沙は命じる。 人を使うのに慣れているのだ。堂に入ったものだった。気の弱いミノルは、抵抗できずにその場でシャツとスウェットのズボンとパンツを脱ぎ捨てた。 「これでいいのかな」 「人間とはとても思えないブサイクな顔。ずんぐりむっくりの体型、たるんだだらしないお腹に、汚らしい肌。素敵ですわね、私の理想通りです」 とても褒められているとは思えない。 「失礼だな」 自分が決してイケメンではないと知っているさしものミノルも、十歳も年下の女の子にそこまで真正面から罵倒されると渋面になる。 それが当たっていればこそ、いらだちも高まる。 「あらっ、怒ったんですのね。下賎な男が、学歴と職業をお言いなさい」 「高卒の無職だけど……」 そう聞いて、亜津沙は蕩けるような恍惚の笑みを浮かべた。ジュルッと、今にもよだれを垂らしそうな様子だ。 「そ、そうですか。では高卒無職のオジサンに、今日は特別に大学生の私のマンコを舐めさせてあげますわよ」 「そりゃ、舐めろって言われれば舐めてもいいけどさ」 「あーっ、待ってください。そうだ、私もオチンチンを舐めて差し上げますから、一緒に舐め合いましょう」 亜津沙の提案で、シックス・ナインの体勢でお互いに舐めあうことになった。こんな状況は初めてなので困惑するミノルだったが、亜津沙のほうはそれ以上におっかなびっくり、ミノルの勃起した陰茎を細い指先で突付いている。
「舐めないのか」 「舐めます、もちろん舐めますわよ。するまえに夢が覚めてしまったらもったいないですものね」 意を決して、亜津沙はパクツイた。 それはパクツクという表現が、一番相応しい舐め方だった。いきなり喉の奥まで加えたかと思うと、唾液を馴染ませながらジュルジュルと吸いあげたのだ。 ぎこちないくせに、いきなり強烈なバキュームフェラをかましてきたのである。こっちも舐めようと思っていたミノルは、意表をつかれて呻いた。 腰がゾクッとして、ショックで射精してしまうかと思ったぐらいだ。キツすぎるから止めてくれとは言わない。 ミノルは、性的なことに関してだけは自信がある男だった。だから、そんな情けないことを言うつもりはない。それよりもこっちからも攻めてやろうと、柔らかい太ももの中に顔を埋めるようにして、クリトリスを吸い上げた。 「ヒヤッ!」 猛烈なフェラをしていた亜津沙が、口を大きく開いて悲鳴を上げた。その温かい唾液がたっぷりつまった口の中に、陰茎をねじ込みながらミノルはさらに、勃起して皮が剥けた亜津沙のピンク色の陰核を、ザラザラした舌先で擦りながら圧する。 「ああ、気持ちいいですわ。男の人に舐められるのって、こんなに気持ちが良かったんですわね」 いつもオナニーに使っている陰核を男に舐められて、亜津沙は素直に快楽の叫びを上げた。 「ほらほら、しゃべってばかりいないでしゃぶれよ」 「あらごめんなさい」 亜津沙は、ミノルの毛が生えた金玉にキスをしてから、アイスを舐めまわすように舐める。 「上手いじゃないか」 「この玉玉に、女を孕ませる子種がいっぱい詰まってるんですわね」 亜津沙は、陶然と瞳を潤ませながら、舐め続ける。 ミノルのほうも、俄然とやる気になって陰核だけではなく閉じた女陰を舐め回して広げていった。
オナニー狂いのくせに、ピンク色でまるで濡れた唇のような魅惑的な外陰唇だった。これほど造形の整った綺麗なオマンコはなかなかお目にかかれない。陰核は勃起してとてつもなく大きいくせに、陰唇はまるで処女のような初々しさ。オナニーし過ぎるとマンコが色素沈着して黒くなるというのは嘘らしい。 先ほどたっぷりと濡れて乾いた愛液が付着したマンコに唾液を馴染ませると、まるで濃厚なブランデーのような舌にビリビリとくる独特の旨みが広がった。 お嬢様のマンコは、酔わせてくれる味なのだなとミノルは面白く感じた。 「美味しいマンコだな」 「あなたのオチンチンもおいふぃいでふ」 くっさいはずのオチンチンを、亜津沙は喜悦の表情で舐め続けている。さっきから、ミノルを見下していた言動はどこかに行ってしまった。 オチンチン大きい、すごいと、うわ言のようにつぶやきながら舐めている。 「そろそろ射精していいか」 あまりにも舌使いが激しいので、ミノルは射精欲をこらえ切れず音を上げた。 「ああっ、精液が出るんですか。どうぞ私の顔にたっぷりとかけてください」 言われずともそうすると、ミノルは欲望の塊を亀頭の先っぽから吐き出した。 ビュルッビュクッと湯気のたつほどに熱い粘り気のある白濁液が、亜津沙の綺麗な顔を汚してく。 その様子に、亜津沙は歓声をあげた。 「はぁー、なんてすごい濃いんでしょう。こんな濃い子種を中に出されたら、絶対確実に妊娠してしまいますね」 「ハハッ、してしまうかもな。そろそろセックスしとくか」 唾液を舌で塗りたくるようにしてクンニリングスを終えると、ミノルもセックスする準備は完了だなと思ったのだ。 亜津沙は、ぱっと顔を明るくして艶然と微笑んだ。 「是非ともやりましょう、いえっ。コホン、えっともし貴方がやりたいというのならやらせてあげてもかまいませんわよ」 まだ外面を気にしているらしい。
「お腹にセックスして欲しいって書いておいて、なにがやりたいならーだよ。どうせセックスして欲しくてたまらないんだろ」 「それとこれとは話が別ですわ……」 「んっ、なんだこのお尻からぶらさがってるのは」 「あっ、それはひゅんっ!」 ミノルが亜津沙のお尻の穴にぶら下がっている丸い輪っかに触れると、亜津沙は嬌声をあげた。 「なんだよ、お尻の穴だしタンポンじゃないよな。説明してみろ」 「アナルの中に、大人の玩具を入れているんですのよ。抜くんでしたら、ビデオカメラを持ってきてくれませんか」 「なんでビデオカメラ……」 「引き抜くときは、ちゃんとカメラに向かって宣言するんですのよ。儀式みたいなものですから、お願いします」 亜津沙は、頭がおかしい。 若干引きつつも、部屋の角に立てかけられているビデオカメラをベッドに設定してあげると、亜津沙はどうぞと足を開いた。 どうやら、ミノルに引き抜けということらしい。 「この輪っかを引っ張ればいいのか」 「はい、ちゃんとカメラのスイッチ入れてくださいね。貴重な産卵シーンですよ」 変態には付き合いきれないなあと思いつつ、ミノルも嫌いではないのできちんと撮影してあげる。 この手のカメラの扱いはミノルもお手のものだ。用心深い亜津沙は、プライベートな映像を撮影するときもきちんと顔を隠しているのだが、このときは夢だと思っていたので蕩けたアヘ顔のままダブルピースまでしていた。 亜津沙のお尻の穴からぶら下がった輪っかをゆっくりと引っ張ると、ヌププっと紐についたアナルパールが押し出されてきた。 「はぁあああ、私ったらお尻の穴からこんな卑猥なアナルビーズを引きぬかれてる姿を撮られてます、やだぁぁ」 自分で撮れとまで言っておいて、やだぁぁもなにもあったものではない。
しかし、気位の高い亜津沙が顔を赤らめてM字開脚し、大きく広げた肛門から大きなビーズをプツップツッと出産するシーンはなかなか興奮できる。やってみると、本格的なハメ撮りもいいものだなとミノルも思いだしてきた。 「こんなものでお尻の穴までおっぴろげて、亜津沙はいやらしいお嬢様なんだな」 「はい、私はぁ、いやらしくて最低な女の子です」 トロットロに蕩けた顔で舌を出している亜津沙は、小刻みに大きく開いた太ももを震わせながら悦に浸っている。 ここだとばかりに、ミノルは責め立てた。 「なあ、素直に言ってみろよ。オマンコしてほしいんだろう」 「はい、すごくして欲しいです」 「よし!」 ミノルは、そのまま亜津沙の身体に覆いかぶさっていく。 自らの濡れそぼった女陰に、突き立てらようとする立派な男根を見て、亜津沙は悲鳴とも歓声ともつかない高ぶりの声をあげた。 「ああっ、本当に避妊具も付けずに生でやっちゃうんですねぇ」 「当たり前だろ、孕ませて欲しいって言ったのはそっちだ」 「それはそうですけど……」 ミノルは、ようやく亜津沙が言わんとすることがわかった。つまり、強引に責めて欲しいのだろうと思い当たる。 「お前がなんと言おうと、俺は生で中出しする。お前が望まぬ赤ん坊を孕もうがおかまいなしにな」 「ふぁぁい!」 そういうと、亜津沙は瞳を潤ませて喜悦の叫びをあげた。願望通りの言葉をもらえたからだ。 亜津沙の身体から、完全に硬さが取れたのでミノルはそのまま一気にカチカチに勃起した陰茎を挿入した。 一度フェラチオで射精して、敏感になっているミノルの粘膜と何度も何度も生かされて蕩けている亜津沙の膣壁とが絡みあう。 イソギンチャクのような吸い付きを楽しみながら、ミノルは思いっきり腰を回して亜津沙の膣壁のグチョグチョ感を堪能した。 「くはっ、なんていう名器だすごいな」 「あっ、ぁう、そんな事言われたの初めてです」 「奥に叩き込めば子宮口が吸い付いてくるし、引き抜こうとすればねっとりした襞が絡みついてくるぞ。こんなすけべなマンコは初めてだよ」 綺麗だとか可愛いとかは散々言われ慣れている亜津沙であったが、マンコをすけべだと褒められたのは初めてでキュンとする。 その拍子に、亜津沙の女陰は独立した生き物のようにミノルの陰茎に吸い付いて離れなかった。 そこを乱暴に腰を振りながら、ぐじゅぐじゅといやらしい音を立てるミノル。そのたびに、「はぁ」だの「ああっ」だのと亜津沙は色っぽい声をあげまくった。 「ああっ、いきそうだ亜津沙」 「いって、たっぷりと私の子宮に高卒無職のオジサンの精液を叩きこんでください」 「またそれかよ、そんなに大卒が偉いのか」 悪意で言っているのではないとわかっているのだが、定期的にディスりが入るので、ミノルはいきりたつ。 「だって、私の彼氏、医大生ですよー」 「その医大生じゃなくて、俺に犯されてるお前はなんなんだよ」 「だってだって、彼氏のぜんぜん気持ちよくないんですもの。高卒おちんぽのほうがサイコーに気持ちいいんです」 「そうかよ、高卒ちんぽがそんなにいいのか」 優秀らしい彼氏と比べてそう言われると、亜津沙お嬢様を組み敷いているミノルの征服感も満たされる。 「ああっ、オジサンの高卒ちんぽ太くってたくましくってサイコー」 「じゃあ、俺のチンポでいっちまえ」 優越感に浸りつつ、ミノルは亜津沙の腰を掴んで、腰をパンパンと鳴り響かせて、うねらせるように振るいまくった。 なんどもなんども、ヌメる秘裂の中を往復する。その気持ちよさの中で、ミノルは射精欲を解放した。 「ああっ、イクッ高卒ちんぽぉぉイクッ!」 甲高いメスの叫びをあげながら、亜津沙はシーツを握りしめて突き込みに合わせて亜麻色の髪を揺らしながら絶頂に達した。 ぎゅううううううと、愛液に溢れる蜜壷がミノルの硬く勃起した陰茎を締め付ける。 「おおっ、俺もイクッ!」 柔らかくほぐれた蜜壷の奥に力いっぱい突き入れて、奥の子宮口めがけてドピュッと亜津沙のお腹に響くほどの勢いで射精した。 ドピューッドピューッと熱い精液が、亜津沙の子宮の中に飛び込んでくる。 「アツッ!」 下腹部に、彼氏でもない見知らぬオジサンの生殖のためのエキスが注ぎ込まれているのを感じて、亜津沙は絶頂のなかでさらに絶頂を感じた。 頭が馬鹿になりそうだった。 「くっ、キツイな」 ミノルも、亜津沙の絶頂に引きずられるようにオーガズムの深みに達した。 温かくとろりと襞が絡みつく膣内に包まれて、亀頭の先から頭まで全身がとろけそうになる。 女に溺れる感覚というのを久しぶりに味わっていた。
ミノルは形の良いおわん型の乳房を握り締めると、音を立てて勃起した乳首をすすった。赤ん坊のように乳首を舐め回していると、段々とまた亜津沙の中でミノルの男根がまた硬度を増していく。 「あっ、うそぉ~まだできますのぉ?」 「おうとも、お前のマンコが気持ちよすぎてまだいけそうだ」 「すごぉい、一気に二回なんてーっ!」 本当は、フェラチオも含めてこれが三回目なんだが、細かいことは言うまい。 亜津沙の彼氏なのだから若い男はずなのに、よっぽど性的にダメな男らしい。信じられないという顔をしている亜津沙の反応に、ミノルは自尊心をくすぐられてもっと気持ちよくさせてやろうと「おらぁ」と掛け声をかけて腰を突き出す。 そのたびに、亜津沙は気持ちよさ気な嬌声をあげる。 「あっ、ああっ ぬふっ、あんんっ!」 ミノルも気持ちいい。一度中に出してしまったので、それがさらに潤滑油となってスムーズにピストンできる。 快楽のうねりも大きくなり、亜津沙もいつしか自分で腰を使い始めた。男に合わせて腰を持ち上げるなど、亜津沙にとっては初めての経験で、これまで自分は本当のセックスを知らなかったのだと気がついた。 今この瞬間、股間を突き上げてくる愛しい肉棒が快楽電流の波を発生させて、背骨を駆け上がって脳にまで到達して、頭を真っ白に爆発させてくれる。 これはどんな変態オナニーでも感じられなかった官能の新しいステージだ。亜津沙はようやく今日、自分が大人になったと感じた。 むしろ、自分の彼氏は今まで何をしてくれていたのだろう。自分だけで満足して、亜津沙に本当のセックスを教えてくれなかった未熟な男しか知らなかった自分を悔しいと思った。二人で達するセックスは、こんなにすごく気持ち良いものなのに。 「お前は、ここが気持ちいいんだろう」 「ああっ、すごい! 奥まで届いてぇ、頭が変になっちゃいそうです」 なっちゃいそうではなく、変になってしまっていた。
亜津沙は、あくまでミノルを下賤な男と感じて、そんな下衆に犯される自分に興奮していただけだったのに、たった一度生中出しをされただけですっかり好きになってしまっていた。 それぐらい、本当のセックスのファーストインパクトが強かったのだ。自己愛のオナニーなんか比べ物にならないぐらい、本当のセックスはすさまじい。 「あんっ、あんっ、あんっ、あんっ、あんっ、あんっ、あんっ、あんっ、またイクッうぁぁああーっ!」 ボヤッとした顔をした情けないたるんだ腹のオジサンなのに、その陰茎は何度も射精したにもかかわらず萎えることがなく、たくましく屹立して亜津沙の中を裏返るぐらいにかき回して絶頂へと導いてくれる。 何度も何度も、これが最高潮まで昇り詰めたと思ったら、さらにめくるめくエクスタシーの喜びを与えてくれるのだ。 亜津沙の身体を恍惚の光が意識を包み込んだ。異聞を気持ちよくしてくれているミノルが神様に思えてきた。 「ふうっ、いい身体だなお前は」 ミノルも楽しんでいた。亜津沙のほどよい大きさの乳房は、握り締めるのにちょうどよい。女のオッパイを強く掴みながら、腰を振るうのがミノルは好きだった。 オナニーに鍛えられていた亜津沙の身体は、ミノルの激しい責めに耐えられるだけの健やかさを持ちつつも、他の男に開発されてはいない初々しさも兼ね備えている。 眼の前でブルンブルンと揺れる乳房の乳輪は薄ピンク色なのに、開発されている乳首はツンと勃起して指で摘んでやるとヨガるのだ。 まさに遊ぶには持って来いの女だといえる。ミノルも、亜津沙の感じやすい身体に十二分に満足していて、いつまでもセックスしていたいと思った。 しかし、やはり限界がある。 三回目の射精だから、ミノルは最大限にこらえつつ何度も何度も亜津沙を絶頂へと導いたが、そのたびにキュッキュと締りまるでタコのように吸い付いてくる膣壁の滑りと圧力には堪え難い。 「すまんもう」 「あっ、はいどうぞ、ああっ亜津沙のオマンコは肉便器ですから、どうぞお好きなときに」 「そうか、出るぞっ」 「はいっ!」 また再び、ドクドクッと亜津沙のお腹の深い部分で爆発が起こった。たっぷりと粘り気のある温かい生命エキスが、亜津沙の赤ちゃんを育てる器官の中へと注がれる。 それは女としての満足で、亜津沙はその熱を感じるだけでもう一度深いオーガズムへと達した。 覆いかぶさるミノルの身体を離すまいと、両手両足でしっかりと抱きついていた。
「離してくれるか」 「あっ、ごめんなさい……」 まるで緩んだ男性器にまだ吸い付いている膣襞のように、亜津沙の手足がミノルの身体にしっかと絡み付いて離れない。 それで身体が起こせなくて、ミノルは苦笑したのだ。 たとえこのお嬢様に高卒無職と蔑まれようとも、ここまで求められるというのは、男としては嬉しいことである。 罵倒された怒りのようなものは、もう気持ちのよい射精とともに流れていた。 「たっぷり出たな」 腰を引き抜くと、ぽっかりとミノルの形にあいた蜜壷からドロドロと愛液と精液の交じり合った液体が太ももに垂れてベッドのシーツを汚す。 「あっ、そうだ。あのお名前を教えていただいてよろしいですか」 「戸隠ミノルだが、どうしてだ」 何でこの期に及んで名前を聞くのか。 ミノルは最後までわからないお嬢様だなと思いつつ、教えてやる。 「ありがとうございます、それではちょっとどいてもらえますか。カメラのレンズをこっちに合わせていただけると嬉しいのですが」 ミノルは、言われるがままにビデオカメラを合わせる。高性能なカメラだから、ピントは自動的に合う。 そういえば、スイッチを入れっぱなしにしておいたのだ。素人の撮る映像ではあるが、しっかりとハメ撮りできてしまっているかもしれない。 カメラに映る画面を確認していると、亜津沙はレンズに向かってM字開脚をしながら恍惚とした笑みを浮かべた。 「北原亜津沙二十歳です。たったいま、戸隠ミノル様に大量の精液を注いでいただいて種付けしていただきました。今日は危険日ですから、きっと妊娠してると思います。できたら産みたいと思います。はしたない肉便器をご使用いただいて、ありがとうございました!」 何の儀式だと思うが、こうやって撮影しておくことは亜津沙のオナニーの習慣になっているのだろう。股から中出しした精液を垂らしながら、亜津沙が種付けされ宣言をしているのを見ていたら、またミノルはムラムラと興奮してきた。
「もう一回ぐらいしておくか」 「まだできるんですか、すごいっ!」 ミノルの屹立したオチンチンを見て、喜悦の叫びをあげた。 あと一回、今度はバックから挿入して、たっぷりと腰を振るってもちろん中に出したのだった。
※※※
朝、カーテンから差しこむ陽の光を浴びて、目を覚ます。 「ううぅん……はぁ、すごい夢でした」 さすがはレイプドラッグ。これほどの効果とは思いもよらなかった。あまりにもリアルに犯された感覚。 亜津沙は、いつもの習慣でお尻の穴に入れておいたアナルパールの紐を引っ張ろうとお尻の辺りをまさぐる。 しかし、アナルパールをくくりつけている輪っかが存在しない。 「あれっ?」 ちょっと驚いて、股間のあたりをまさぐるとアナルパールが抜けてベッドに転がっていた。 お尻の中に入ったまま抜けなくなっているのではないかと一瞬焦ったけど、そうではないようで安心する。 その代わりに、ベッドがびっしょりとなっていて股からは中出しされた精液がツルッと零れ落ちる。 「なんでこんなにお股がビショビショになってるのかしら」 あれは、夢だったはずだ。 夢でなければ困る。危険日の膣内に、見知らぬ男の精液を受けるなどあってはならない。それなのに、もしかしたら本当に犯されたのかもしれないと思うと、昨晩の余韻に浸ってしまってすごくドキドキして、幸せな気持ちにもなってしまう。 ありえない、見知らぬ男の精液で妊娠なんて、絶対にあってはならない。身の破滅ではないか。 そう思いながら左右を見回すと、極太仕様のバイブが目に入った。 「あっ、これがありましたわね」 手に持ったバイブのスイッチを押すと、ビュッーと擬似精液が激しく吹き出した。これを寝ている間に、自分の股にハメて中出ししてしまったのだと思った。 亜津沙はレイプドラッグで意識が朦朧としていたのだから、夢遊病的にやってしまってもおかしくはない。 安心した亜津沙は、バイブをぽっかり開いた股に挿入してしまう。 「はぁ、でも寂しい。あの人のオチンチンもっと欲しいですわ」 夢だとわかれば、余裕が出てきてそんなセリフすら言ってしまう。
しかし、亜津沙はもっと深く考えて、気づくべきだったのだ。こんなに股にたっぷりと注がれた精液が、バイブの擬似精液だったのなら、量がまったく足りないではないか。 それだけの量を、膣内に何度も注いだとしたら、バイブからこんなに勢い良くタップリと擬似精液が吹き出すはずがないのである。 あるいはもう一つ気づくチャンスがあった。 ミノルとのセックスの様子を撮影したビデオカメラである。それをすぐに確認したら、犯されたことに気がついたはずだ。 そうしたら、すぐに避妊処置ができたはず。 しかしここで、亜津沙はビデオカメラを確認することをしなかった。 なぜそんな不可解な真似をしたのか。 それは亜津沙が、犯されたかもしれないということを未確定のままにしておきたかったのだ。ミノルに犯されたということが妄想でも、確認しなければそれを事実として楽しむこともできる。 理性的な状態では絶対ありえないことだけれど、もしかしたらこのときの亜津沙は本心で、犯されて妊娠することを望んでいたのかもしれない。
そして、それから二ヶ月ほどすぎたのちに、生理が止まった北原亜津沙は自身の妊娠を自覚する。 彼氏とは、逆算してもセックスしていないので、明らかに他の男の子供だった。心当たりと言ったら、あの幻覚のオジサンしか存在しない。 とにかくそんな子供を産むわけにはいかない。自分のお腹のなかで、短足ずんぐりむっくりの醜い見知らぬ男の子供が育っているという事実には興奮を覚えつつも、堕胎を選択することにした。 しかし、ここで亜津沙はまたズルズルと妊娠中絶を先延ばしにする。 周りにも悩んでいる様子を見せて、本人は苦悩して葛藤しているつもりだった。その実のところは、あの男の子供を孕んでいる自分に喜んでいたのだ。 でも理性では、絶対に産むわけにはいかないとわかっているから、堕胎不可能になるギリギリまでその状況を苦しみながら楽しみ、不貞の子を孕む可哀想な自分に酔いながら、妊娠二十一週あたりを見計らって堕胎すると決めていた。 自ら望んでの行為ではなかったとはいえ、お腹に育つ赤ちゃんまでオナニーの材料にするとは、亜津沙の変態もここまで極まったかといった感がある。
そうしてすべての始末をつけようとしたところで、不測の事態が起こる。堕胎の手術を受けようとしたところに医学生の彼氏が現れたのだ。 苦悩している彼氏は、すべてを知っていると言った。 「君が悩んでいたのは聞いたよ、どうして妊娠したこといってくれなかったんだ!」 「浅田君、違うのこれは」 亜津沙は、彼氏に他の男に孕まされたのを気づかれたと思ったから、酷く狼狽して焦った。それが、彼氏には自分の子供を孕んでしまって困っている姿に見えたらしい。 「結婚しよう、俺の子供を産んで欲しい」 カッコイイ彼氏は、性格もカッコ良かった。俺が責任を取るとばかりに、強く抱きしめられた。 亜津沙は違うのになあと思いながら、まさか謎のオッサンの子供を妊娠しているなんて彼氏に言えるわけもない。盛り上がった彼氏は、北原家に挨拶に行き、そのまま両家はトントン拍子で、結婚へとこぎつけてしまう。 彼氏は医者の卵のくせに、避妊具をつけてセックスしても子供ができるわけがないという理屈がわからないらしい。 安全な日に何度か生でやったことはある。けれど、予定日を調べれば彼氏の子供ではありえないのはわかるはずなのに気が付かない。 それは、彼氏が亜津沙が浮気などするはずないと、心から信用してくれているということなのだけど、医大にまで入っておいて、この程度のこともわからない人なのかと、愛が冷めるような心地がした。 彼氏は善良なだけだ。亜津沙の言い分は、とても身勝手なことなのだけど。寝取られて托卵されても気がつかない男なのかと思うのは、素直な気持ちだった。 善良なだけの男はつまらない。 そんな彼氏の勘違いのせいで、どうやら亜津沙は知らないオジサンの子供を出産することになりそうだ。 バレたら身の破滅である。いやもうこの段階で、亜津沙も彼氏も人生が台無しになっている。 そのことに悩みつつも、それでまた酷くワクワクしてしまっていることが亜津沙の悩みだったといえる。
こうして、すっかりお腹が大きくなって堕胎不可能なところまで来てしまった亜津沙は、『レイプドラッグでオナニーしたら妊娠して産むことになった』というスレッドを匿名掲示板に立てることになった。 あのハメ撮り映像をいまさらながら確認した亜津沙は、戸隠ミノルが妄想ではなく現実に存在する男だと知って、気がついて欲しいって気持ちもあったのかもしれない。 ミノルに責任を取って欲しいなんて気持ちはさらさらないけれど、あれが現実の出来事だったのなら、あの最高の愉悦をもう一度だけでいいから味わいたい気持ちが強かったのであった。
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